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リニア中央新幹線(東京都・名古屋市間)大深度地下に係る説明会@東京都・神奈川県・愛知県

2014年03月27日 | ├.まちづくり・都市計画

地下100mを走行するリニア中央新幹線の大深度地下使用に係る説明会が、4月21日、22日に東京、神奈川、愛知で開催されます。

地上が過密なうえに、地下も過密になってきているから、「公共の利益となる事業だったら」使ってよいことにしようと法律にしたのが、大深度地下法です。

その大深度地下法を使って走行するのがリニア中央新幹線。

大深度に関り、電磁波、ヒ素、地下水脈、ガス田などの問題について、専門家から指摘されています。

環境影響評価準備書への都道府県知事の意見が提出されましたが、多くの知事がこの準備書では、不十分であるとしているこの時期に、大深度地下についての説明をするというのはどうなのでしょうか。

「公共の利益となる事業だったら」使ってよいとされているのが大深度地下法ですが、公共の利益をどう判断すればよいのでしょうか。

私たちとしては、本当に公共の利益なのかの判断の出来る材料がほしいわけですが、現在の環境影響評価準備書さえ十分でないうえ、今後の、経済的、財政的フレームさえ示されていません。
この、公共の利益かどうかという根拠は、誰(国?事業者?)が示し、誰(国?国会?国民?)が判断するのでしょうか。少なくとも、現在時点の情報だけでは判断しかねるところです。

100m地下の見えないところのため、目立ちにくく、掘り始めて、非常口など土砂党廃棄物搬出や地下水処理で、リニアが走行して初めて、自宅周辺の地下を走行していることに気付いた、などということが起きる可能性があるのが、この大深度地下です。

今、一度、ご自宅の場所と走行地域と照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、東京都内で走行するのは、品川区、大田区、世田谷区です。


http://company.jr-central.co.jp/company/others/prestatement/tokyo/_pdf/tokyos03.pdf


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大深度地下利用についての国土交通省のHP
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/crd_daisei_tk_000007.html
 
地下が過密な状況についての国交省の説明(国交省HPより)



使ってよい地下のイメージ(国土交通省HPより
 (基礎杭が2,500kN/㎡以上の許容支持力を有する地盤)


大深度地下法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO087.html



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中央新幹線(東京都・名古屋市間)大深度地下の公共的使用に係る事業概要書に関する説明会の開催について

http://company.jr-central.co.jp/company/others/jigyokanchosei/_pdf/03.pdf




◆東京都  :日 時 平成26年4月21日(月)14時30分~15時30分(14時開場)
          場 所 大田区民プラザ 大ホール(東京都大田区下丸子3丁目1番3号)
               定員509席(報道機関席も含む)
          問合せ JR東海 環境保全事務所(東 京) ℡ 03-5462-2781

◆神奈川県:日 時 平成26年4月22日(火)15時~16時(14時30分開場)
          場 所 川崎市民プラザ ふるさと劇場(川崎市高津区新作1丁目19番1号)
               定員489席(報道機関席も含む)
          問合せ JR東海 環境保全事務所(神奈川) ℡ 042-756-7261

◆愛知県  :日 時 平成26年4月22日(火)14時~15時(13時30分開場)
          場 所 名古屋市芸術創造センター ホール(名古屋市東区葵1丁目3番27号)
               定員640席(報道機関席も含む)
          問合せ JR東海 環境保全事務所(愛 知) ℡ 052-563-5216

 ※来場多数の場合、会場の都合により、入場をお断りすることがあります。予めご了承ください。

2.参考(「事前の事業間調整」の手続きについて)
  ・「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」第12条において、事業区域の概要等を記載した
   事業概要書を作成し、国土交通大臣に送付するとともに、公告・縦覧等することとされています。
  ・平成26年3月17日に事業概要書を官報に公告し、平成26年4月15日までの間、当社環境保全事務所
   や市区役所にて縦覧に供しています。なお、事業概要書は当社ホームページにも掲載しています。
   (http://company.jr-central.co.jp/company/others/jigyokanchosei/_pdf/03.pdf
  ・この事業概要書に示す事業区域又はこれに近接する地下において、事業の共同化、事業区域の
   調整その他事業の施行に関し必要な調整について、大深度地下を使用できる他事業者からの申出
   を募集しています。


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