羽田空港に視察に行きました。
国交省東京航空局東京空港事務所で、羽田空港の概要について説明を受けました。
特に印象に残ったのが、羽田空港の旅客数の推移です。
コロナでいったん落ち込んだ旅客数は、いま、コロナ前に戻っているそうですが、その落ち込み方が気になったのです。
羽田空港の旅客数は、コロナ前に、4~5位でしたが、コロナで32位に落ち込み、いま、5位に戻っていると言うのです。
2020年の世界の空港別旅客数を調べてみたら、こんなデータがありました。
2020年世界の旅客数ベスト10に中国から7空港 羽田は圏外に | FlyTeam ニュース
コロナで落ち込むなら、同じように落ち込むかと思ったのに、日本の落ち込み方が非常に大きくて驚きました。
なぜなのか、コロナでも落ち込まなかったのはどこか、伺ったら、コロナ対策を日本は他国に比べてやったから、落ち込んだと言うことだそうです。
そして、
コロナでもさほど落ち込まなかったのは、アメリカだったとうかがいましたが、
ネットで調べたら、上位10空港の中に中国の空港も7空港入っていました。
アメリカが落ち込まなかった理由には、国内線が多いのもある、とおっしゃっていました。
人口で考えると、中国が入るのもわかりますね。
でも、同じ割合で減るなら、順位は変わらないと思うのですが、
日本が大きく落ち込んだのが気になります。
日本のコロナ対策は、効果を出すことができたのでしょうか。
逆に、マイナス面は無かったでしょうか。
貨物はあまり変わらないのではないかと伺いましたが、
貨物便は成田が多いため、羽田は、旅客の落ち込みがより大きく影響したため、順位を下げたのではないかということでした。
経済優先をいう日本が、今回、人名や健康を最優先にしたコロナ対策をしたのは、
意外といいところがあると見るべきか
それも=他国に比べ、人と人との動きを止めすぎたことも含めて、「経済対策」だったと見るべきか
コロナ後、中小企業などの廃業や倒産やM&Aが目立ったことを見ても
どうも、後者の気がするのは、私だけでしょうか。