長引くコロナに心がざわついている間に、いろいろなことがすっかりと変わろうとしています。
変えてきたと言った方がいいかもしれません。
感染防止を名目に、大切な住民説明会が行われなかったり、審議会が書面の持ち回りで行われたりしています。
書面は行政が作りますから、行政のシナリオ通りに進むことになるでしょう。
議会は開催されていますが、一人会派の発言時間が、1日程5分になりました。
少数の意見は、十分聞かないことに決めたのです。
これまで、自由に発言できていた大田区議会の歴史的な積み重ねが、一時の議会構成の多数決で決められてしまいました。
コロナ以降の大田区議会でみると、コロナが長引くかどうかもわからない2020年2月に、大田区議会は、災害を名目に、議員に行政との連絡を禁じた「災害本部構想」を出しています。
災害時だけ、かと思ったら、その後、災害時が「災害のおそれがある時期から復興期まで」になったので、いつ始まりいつ終わりになるかもわかりません。
ブログもご参照
大田区地域防災計画(素案)の体制は、憲法改正による緊急事態条項を入れた状況に似ていないか? - 大田区議会議員 奈須りえ フェアな民主主義を大田区から! (goo.ne.jp)
当時の、こうした動きに対し、私は、「火事場に乗じる政府がコロナという火事場を迎えた今」という投稿もしています。
・特別定額金給付はじめ、増えた「区長の独断」=専決処分
・議員と執行機関の連絡を禁じた災害本部構想
・地域防災計画
コロナに加え、ロシアウクライナの紛争。安倍晋三元首相の殺害。その後、国葬の是非や統一教会の問題など、様々な論調がシャワーのように降り注いで、ゆっくりと考えるいとまもない今、政治が私たちの暮らしをすっかり変えてしまわないよう、しっかりとチェックしていきたいと思います。
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