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日本の主権に関る!【羽田新飛行ルートに係るパブコメ12/18まで】特別管制空域の指定から見る心配

2019年12月13日 | 羽田空港

羽田空港飛行ルート変更に係り、新たな「特別管制空域」の指定についてパブリックコメントが行われています。


このことについて、よくわからなかったので、福島みずほ事務所を通じて、国交省から説明をうけました。

一部の疑問が解消されたと同時に、新たな疑問も見つかりました。みなさんは、どうお考えになりますか?

 


羽田空港の飛行ルート変更に伴い、内陸飛行が始まります。

そこで、下記のピンクの部分を新たに「特別管制空域」に指定して、新飛行ルートを採用する15時から19時までの間は、ヘリコプターやセスナなどのVFR(有視界飛行)する航空機を、ピンクの空域で飛べないようにするため、パブリックコメントを募集しています。

https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155191237&Mode=0

 

ピンクの区域を特別管制空域に指定して、15時から19時に飛行する、VFR(有視界飛行)の航空機に対し、管制官と通信設定する義務を課すのだそうです。

 

https://blog.goo.ne.jp/nasrie/preview20?4&t=6535532775df1e15aca418?0.8297966774360945

 

 

 

そこで気になったのが、特別管制空域と横田の空域との関係です。
今回、特別管制空域に指定されるのはピンクの部分です。新飛行ルートは赤い線。黄色い点線より西が横田の管制の部分です。

新飛行ルートの管制は、羽田➡米軍(横田)➡羽田になりますが、今回、特別管制空域は、羽田の管制部分しか指定されていません。

横田の管制空域を含めた新飛行ルートを飛ぶためには、羽田空港に米軍の管制官が入る可能性があります。

そうなれば、首都東京の管制権を手放すことになります。
(那覇空港では、米軍の管制官が業務を行っています)


本来、羽田(日本)、横田(米軍)、二つの管制権を飛ぶ場合の
管制権がどうなるか、運用をどうするか、について示したうえで、
この特別管制空域の指定案を示し、パブブリックコメントを
求めるべきなのです。

そこが曖昧なままのパブリックコメントだったので、この間、
何を求められているのか、本当に悩みました。

私は、こんな風に考えたのですが、みなさんは、どう思われますか?

私は、ここを指摘して、
●日本の空の主権を奪う特別管制空域に反対。

●新飛行ルートのためにはこの特別管制空域が前提であることから
主権を奪う新飛行ルートにも反対
であるという主張を

しようかと思っています。

 

主権を手放す新飛行ルートを認めていいですか。

 

パブコメの締め切りは12月18日です。





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1 コメント

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主権を奪う (南濱龍次郎)
2019-12-15 21:15:12
あなたのおっしゃっている事は余りにも日本の空域についての理解に欠けています。
歴史的に見ると、戦後日本の空は全て米国の物でした。
それが少しずつ日本に返還されましたが、現在も沖縄、横田、三沢など一部空域は未だに米軍が管轄しています。
日本の空の主権を奪う特別管制空域ではなく、現状でもそこは主権はアメリカにあります。
奪うのではなく、元々アメリカの空域なのです。
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