あの事件以降、東横インが、バリアフリーにあまりに無知だったことから、障がい者設備に対する認識を変えようということで「ユニバーサルデザイン対応化委員会」を発足させ、頑張っているらしいです。
「シティーホテルとビジネスホテルを同じくくりにして高いバリアフリーの水準を求めるのはいかがなものか」的な感想もありますが、障がい者は、安くてお手軽なビジネスホテルには泊まれないというのもおかしな話です。
だいたい、高級そうに見えるシティーホテルは、バリアフリーの基準が守れるだけの利益をあげていて、廉価なビジネスホテルはそうではないというのも短絡的なみかたですね。
ただ、この件で気付かされるのは、基準を守っていないのは、東横インだけでは無いのではないかということ。
東横インの認識の低さは問題でしたが、では、東横インは、例外中の例外だったのでしょうか・・・?
もう一つは、自治体のチェックが甘かったということ。 そして、自治体ごとのバリアフリーの基準に差があるということ。
勿論、条例で定めているわけですから自治体ごとの特徴がでて当然ですが、バリアフリーと、土地の価格なんていうのも係っていたりしそうで興味深いです。
バリアフリーの後発組が、先頭を切れる位に改善できたなら、それはそれで、評価していいのかも知れません。
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これからは高齢化社会。気軽に旅に出たい誰もが利用できる宿泊施設が増えるといいですね。
バリアフリーの建物を作るため、通路の幅や、公道からのアクセス(段差の解消)、トイレ、障害者用の駐車場などの法的規制をするのが建築基準法であり、自治体の条例です。
一定面積以上の建物にこれらの法令の網がかかります。
東横インはそれを守っていなかったことが問題になりました。
法規制は自治体によって異なります。すんでいる町が誰にもやさしい基準を持っているのか気になりますね。
もっときちんとした法的規制が必要なんではないでしょうか?