こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

オオトビモンシャチホコ屋久島以北亜種

2016年04月20日 |  ●シャチホコガ科

オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
2011年9月 北海道

分布[日本各地] 時期[10-11月] 開張[40-50㎜]
ホスト[ブナ科:ミズナラ・コナラ・クヌギ・アベマキ・カシワ・クリなど]
写真の個体は夜間山地の電灯の支柱に止まっていたオオトビモンシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。
沖縄本島に分布するものは琉球亜種となる。
♂の触角は短い櫛歯状で、♀の触角は糸状になっている。
口吻は退化し、色彩は個体によってかなり変異がある。



2012年10月 北海道 オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
夜間山地の外灯付近の壁に静止していたオオトビモンシャチホコを撮影。



2010年10月 北海道 オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
夜間外灯付近の道路にいたオオトビモンシャチホコを撮影、羽を広げ歩く姿が可愛らしい。
後翅は濃い灰色をしている。



2010年10月 北海道 オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
上の画像と同じ個体を正面から撮影。
触角は褐色をしており、短い櫛歯状となる事からこの個体は♂。



2015年10月 北海道 オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
外横線のハッキリとした美しい個体に出会えた。



2015年10月 北海道 オオトビモンシャチホコ Phalerodonta manleyi
この時期ともなれば外灯回りも寒い・・・


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[北海道編] カンムリカイツブリとハジロカイツブリ

2016年04月19日 | 探索日記(野鳥・動物)
2016年3月 

3月の在庫から・・・

Sakura 桜・独唱 森山直太朗 LIVE

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天気は今一つで時折雪も降ってきました。



クロガモ♂が海面を気持ち良さそうに泳いでいます。



こちらはクロガモ♀。
波打ち際の日向ボッコ。



天気が安定しない、風も冷たい日でした。



絵になります。



ハジロカイツブリも波間を泳いでいます。
僕の姿を見て慌てて逃げ出します。









カンムリカイツブリです。
久しぶりに見ました、顔をうずめて海にプカプカ浮かぶ姿が浮き輪が浮いているように見えます。



帰りにシマエナガを見つけました。
小さな群れです、また今回もうまく撮影出来ませんでした。



ダイサギです。
たくさんいました。



ダイサギの横に1羽だけアオサギがいました。





シロハラゴジュウカラです。
お尻の付近が赤い模様が付いている様に見えます。



スズメも寒そうですね!!

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エゾクシヒゲシャチホコ

2016年04月18日 |  ●シャチホコガ科

エゾクシヒゲシャチホコ Ptilophora jezoensis
2013年10月 北海道

分布[日本各地] 時期[10-11月] 開張[35㎜]
ホスト[イタヤカエデなど]
写真の個体は夜間山地の外灯付近の道路で見つけたエゾクシヒゲシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
北海道では平地~山地に分布し、各地で普通に見られるが本州では割と高地で採集されている様です。
晩秋から出始め、11月末位まで見られる。
近似種にクシヒゲシャチホコがいるが、エゾクシヒゲシャチホコは上翅の白い2本のラインが特徴的です。
♂の触角は羽毛状で、♀の触角は糸状。上翅は赤褐色で2本の白い線が特徴。
また2本の白線(稀にこの2本の白い線が薄く消失したように見える個体もいる)に挟まれた部分は赤褐色~白色の個体まで色彩変異が見られる。
後翅は淡い黄白色で、中央に白いぼんやりとした線が走る。



2011年10月 北海道 エゾクシヒゲシャチホコ Ptilophora jezoensis
夜間外灯付近の道路にいたエゾクシヒゲシャチホコを撮影。
後翅は淡い白色で真ん中付近に直線のラインが入る。



2011年10月 北海道 エゾクシヒゲシャチホコ Ptilophora jezoensis
こちらも夜間外灯付近の道路にいたエゾクシヒゲシャチホコ、羽を広げ今にも飛び立ちそうです。



2012年11月 北海道 エゾクシヒゲシャチホコ Ptilophora jezoensis
山地のトイレ内にいたエゾクシヒゲシャチホコの♂、♂の触角は羽毛状に広がっている。



2012年11月 北海道 エゾクシヒゲシャチホコ Ptilophora jezoensis
深夜外灯付近の草地にいたエゾクシヒゲシャチホコ、正面からの♂の触角はとても大きく迫力がある、まるでパラボラアンテナの様だ。


[エゾクシヒゲシャチホコの♂と♀の触角]

 
左:♂のエゾクシヒゲシャチホコ・・・羽毛状
右:♀のエゾクシヒゲシャチホコ・・・糸状


[エゾクシヒゲシャチホコとクシヒゲシャチホコの画像]

 
左:エゾクシヒゲシャチホコ [上翅は赤褐色で、中央付近には2本の白線が見られる]
右:クシヒゲシャチホコ [上翅は茶褐色で、短い白黄色の線が見られる]


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ウスキシャチホコ

2016年04月17日 |  ●シャチホコガ科

ウスキシャチホコ Mimopydna pallida
2012年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-8月] 開張[40-46㎜]
ホスト[イネ科:ススキ ササ類など]
写真の個体は夜間見つけたウスキシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
平地~山地に分布し、各地で普通に見られる。
♂の触角は鋸歯状で一個の節に上下2つずつの束毛が見られる。
♀の触角は糸状、。雌雄共に腹部が長い為、静止する際には翅端から腹部末端が飛び出ている。
成虫の口吻は退化し餌を取ることがない。
似た様な種にキシャチホコ・トリゲキシャチホコがいるが、外見だけで区別は容易。
キシャチホコの上翅は全体的に淡い黄色で、前縁・内縁付近は淡茶色~濃茶色が見られる。
外縁付近には黒い点列が目立つ。頭部は赤褐色をしており、その回りは白毛で覆われる。



2011年6月 北海道 ウスキシャチホコ Mimopydna pallida
夜間灯りに飛来したウスキシャチホコ。



2011年6月 北海道 ウスキシャチホコ Mimopydna pallida
夜間灯りに飛来したウスキシャチホコ



2014年7月 北海道 ウスキシャチホコ Mimopydna pallida
山地の外灯付近にいたかなり擦れたウスキシャチホコ。


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[北海道編] カササギ

2016年04月16日 | 探索日記(野鳥・動物)
2016年3月 

3月の在庫から・・・

カササギの鳴き声

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またまたカササギを撮影しに行って来ました



なかなか飛んでる姿が写せません。。。難しい

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ギンシャチホコ

2016年04月15日 |  ●シャチホコガ科

ギンシャチホコ Harpyia umbrosa
2012年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-7月] 開張[45-49㎜]
ホスト[ブナ科:コナラ・クリ・コナラ・カシワなど]
写真の個体は山地の外灯付近にいたギンシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は普通。
上翅は白く銀色に見える、外縁付近が濃い灰色で、頭部・胸部にも濃い灰色の縦状が目立つ。
雌雄ともに触角は櫛歯状で、先端の約1/4弱は急に細くなる。
口吻は退化し短い、雌雄の色彩・斑紋は同様。



2011年6月 北海道 ギンシャチホコ Harpyia umbrosa
夜間平地外灯下の道路にいたギンシャチホコを撮影。



2015年6月 北海道 ギンシャチホコ Harpyia umbrosa
ギンシャチホコ、やはり6月が見頃の様です。



2011年7月 北海道 ギンシャチホコ Harpyia umbrosa
夜間外灯付近に壁に静止していたギンシャチホコを正面から撮影、蜘蛛みたいにモフモフしている。
胸部には黒褐色お2本縦状が目立つ。


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キバネハサミムシ

2016年04月14日 | ■ハサミムシ目

キバネハサミムシ Forficula mikado
2009年10月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-10月] 体長[11-18㎜]
ホスト[蛾の幼虫や小昆虫や植物質など]
写真の個体は石の裏にいたキバネハサミムシを撮影。

ハサミムシ目のクギヌキハサミムシ科に属する中型のハサミムシの仲間。
ハサミムシの中では中型の部類に入り、成虫は山地の花上や草下、石などの下で見つかる事が多い。
♂のハサミには長型と短型があるようだ。
体色は暗赤褐色で艶があり、前翅が黄褐色をしている。


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[北海道編] オジロワシVSオオワシ+ヘリウスハナカミキリ

2016年04月13日 | 探索日記(野鳥・動物)
2016年3月 

3月の在庫から・・・

オオワシとオジロワシ バトル

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オオハクチョウです。
1羽だけいました。



ヒシクイも1羽いました。



オジロワシが湖面の雪の上で餌を陣取りました。



もう1羽がやってきてケンカを始めたようです。



まわりには数羽のオジロワシがいました。
かなり大きい獲物を取り合っています。なんでしょうか?



オオワシが後からやってきました。
オジロワシ達は餌から離れオオワシに占領されてしまいました。



オオワシ1羽にオジロワシ3羽です。



オジロワシも負けておりません、応戦しますがオオワシは陣取ったまま。



オジロワシ同士でもケンカをしています。



オオワシがもう1羽やってきました。
後からカラスも来ましたが、カラスは中に入って来ません。



結局最後はオオワシに圧勝に終わりました。


友達のKen爺さんから先日ヘリウスハナカミキリが届きました!!!




ヘリウスハナカミキリ ♂


ヘリウスハナカミキリ ♀
初めて見るカミキリムシで名前も頂くまで全く知りませんでした。
♂と♀の体のフォルムが全く違い、綺麗で上品な雰囲気を持ったカミキリムシでした。
貴重なカミキリを頂きましてどうもありがとうございます!!

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エゾハスジゾウムシ(ハスジゾウムシ北海道亜種)

2016年04月12日 |  ●ゾウムシ科


エゾハスジゾウムシ(ハスジゾウムシ北海道亜種) Cleonis japonicus hasujizo (北海道)

[分 布] 北海道
[食 樹] アザミ・ゴボウなど
[時 期] 4月~9月
※ 体長は約10㎜~13㎜前後のゾウムシ科カツオゾウムシ亜科に属する甲虫。

北海道のみに分布し、平地~低山地まで幅広く見られるが局地的で個体数は少ない。
成虫はアザミやゴボウなどの葉や茎で見られる。
かなりレアなゾウムシで、詳細は良く分かりませんでした。
どうやら本州・九州に生息するハスジゾウムシの北海道亜種の様です。
1枚目の写真は海岸付近の山の斜面にあった枯れ枝に付いていた個体を撮影。
その後何回か追加個体を探したがここのポイントでは一度も見る事が出来なかった。



2010年 北海道 エゾハスジゾウムシ Cleonis japonicus hasujizo
大きくてなかなか格好良いものでした、いつかまた出会って見たい虫の一つです。



2010年 北海道 エゾハスジゾウムシ Cleonis japonicus hasujizo
海をバックに撮影して見たが写真がぼけてしまった。









10年以上振りの再開をする事が出来たエゾハスジゾウムシ


[エゾハスジゾウムシ(ハスジゾウムシ北海道亜種)の体の写真]

 
左:触角の先端は棍棒状・手足は灰色の毛で覆われる
右:体には不明瞭な灰色の模様が見られる。



上翅の翅端付近は丸く2対の突起の様なものが見られる


[エゾハスジゾウムシとコマダラハスジゾウムシ比較写真]

 
左:エゾハスジゾウムシ
右:コマダラハスジゾウムシ


[近似種のゾウムシの標本写真での比較]


左から:カツオゾウムシ・オオカツオゾウムシ・オナガカツオゾウムシ・ナガカツオゾウムシ


左から:アイノカツオゾウムシ・エゾハスジゾウムシ・ハスジカツオゾウムシ・コマダラハスジゾウムシ


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シナカミキリ

2016年04月11日 |  ●カミキリムシ科


シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata (北海道)

[分 布] 北海道・本州・四国
[食 樹] シナノキ・ケヤマハンノキ・カツラなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約13㎜~20㎜前後のカミキリムシ科フトカミキリ亜科に属する甲虫。

北海道・本州・四国に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は日中にホスト生葉のスウィーピングや伐採木などで得られる。
本州以南では山地性が強く、低山地~山地で得られている。
日中はシナノキ・カツラなどの伐採木に集まるが♀の個体が多く、♂は灯火などで採集される事が多い。
人気のサペルディーニ族[トホシカミキリ族]の一種で、この仲間は羽化した後に後食の為にホスト植物の葉を囓る習性がある。
ホスト植物で葉の脈に沿って食痕が見られれば、狙った種をGETする事が出来るわけです。(種によって様々な食痕のパターンがあります)
上翅は黄土色で、黒紋(8個)が時計の文字盤の様に丸く円を描く、文字盤の下にも6個の黒紋が見られる。
また新鮮な個体は黄土色が濃くオレンジ色の様に見える個体もいる。
※ 九州産のものはキュウシュウシナカミキリと言い亜種にあたります。



2014年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
山地の小規模の広葉樹の土場に飛来したシナカミキリ。



2011年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
日中山地の林道で見つけたシナカミキリ、横から撮影すると体中に毛が見られる。



2012年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
日中に葉を囓る、シナカミキリの♂。



2013年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
夜間自販機の灯りに飛来したシナカミキリの♂、触角が長く尻つぼみになっていて格好良い。



2010年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
日中に山地の麓にある古い広葉樹の薪に飛来したシナカミキリ。上翅の模様は教科書通りの基本型。





2022年 北海道 シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
市内の森で見られたシナカミキリ


[北海道のシナカミキリ]

 
 


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