いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

5月になれば道路も裁判も大変

2009-04-18 15:40:04 | 日記
 5月になればゴールデンウイーク、今年は5連休ということで、
楽しみですが、5月に始まるもの、もうひとつ、裁判員制度です。
 裁判官の判決が専門的すぎて(当たり前)わかりにくく、もっ
と国民に理解しやすく裁判を身近なものと感じてもらうこと、ま
た世界的に見ても裁判員制度は普及しているとして、日本にもこ
の制度を導入した趣旨(建前です)のようです。
 この説明も分かりにくいですよ。と、同時に当時、裁判事件が
増加していくつもの裁判を受け持つ裁判官の負担も大きくなった
ことを聞いた気がします。
 裁判員制度では、3人の裁判官と6人の裁判員で構成しますの
で、裁判官の負担は軽減されます。
 
 全国の基準をクリアーした大学に法科大学院を設置して、裁判
官、弁護士を育てようとスタートした。あまり入学定員を多くし
たので(いかに量産しようとしたか)、学業の評価方法や司法試
験(裁判官、弁護士への登竜門)への合格率の低さが目立ってき
て、来年度から入学定員の削減が実施されて、質の維持をはかる
そうだ。
 
 裁判を国民にわかりやすく身近なものといいますが、人が人を
裁くのですから、専門的な領域に達した人が責任をもって実行す
る極めて特殊な分野です。そういう専門家が法律に基づいて合議
制で判決するのですから、国民にとって難解であっても基本的に
はその正当性を理解している(たまに、えっ!てことあるけど)。
 
 なんでそうなるの、といっても、法令に忠実に準拠すればそう
なるということで、その専門的な判断は尊重されて法律の見直し
のほうが必要ということでしょう。
 だから、あなたも、こちら(裁判の合議)にはいれば、理解で
きます、というほど簡単なもんじゃない。
 庶民感情、国民感情も反映した(情状酌量の範囲か)大岡裁き
でも期待しているのなら、それこそ負担が重すぎますよ。

 ちょっとおおげさに言えば、なんでも裁判で決着しようという
風潮(裁判事例が多い)の欧米や、護身のための拳銃の保持を認
めて(最近は抑制論も強い)自分は自分で守るという歴史認識の
米国と日本とは、培(つちか)ってきた準拠すべき歴史感に違い
がある。

 裁判は、専門家(裁判官)に委(ゆだ)ねましょう。そのため
に法科大学院まで立ち上げて裁判官の育成をはかって、負担を公
正なものにしようとしているのだし、専門家を増やして、公正な
判決をその方達に委ねるのが適性です。そのために存在するんで
すから。

 とはいえ、裁判員に選ばれた方(非公開です)は国民の義務と
か言われてほんと大変なプレッシャーでしょうが、追い詰められ
ることなく、すべてを同じく構成する3人の裁判官にまかせてお
過ごしください。


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