統計学から見た一呼吸

　ある新聞の全国世論調査で、定額給付金を評価するひとが３９％と
支給開始前の２０％から倍増した。もらって当然です（そうでなけれ
ば、そんなこと言う政府こそいらない）から、まだまだだね。この数字。
　回答率６０％と出ていたが、一時の突出した情緒に流されから、そ
れこそ一呼吸おいて、ちょっとは見えてきたものがあるのかと思う。
国民に。
　８０％がそれもいいんじゃないの、できるのなら、ってとこまでい
けば、（つまり、支給前の賛成、反対の正反対）これが良識かな。統
計学というのは、きちんと段取り踏んでやれば、不確定なものじゃな
い学問だから。（選挙で、万が一に、出口調査で大逆転という結果見
たことあるけど、統計の取り方に問題あったんだろう。それが統計学）

　ああだ、こうだと、多方面から器量に話すだけが、説得力があるの
ではなく、話上手ではなくても、流されずにじっくり考えてから、相
手の話も整理して、自分の言葉で話すひとこそ尊敬される。