(1)将棋の女流王将タイトル予選で、アマチュアの小学校6年生が女流棋士2名に勝利し
て本選出場を決めた。天才少女の出現と注目が集まっている。
(2)プロゴルフ界では、宮里藍さんが数年前から拠点を米国に移して、今年は米国メジャー
(major)大会で初優勝して、その後連勝して好調をキープしている。ゴルファーとしては小柄
な体躯のハンディ(handicap)ながら、米国生活でのチャレンジシップ(challenge ship)溢れる
向上心が支えている。
(3)フィギュアスケートの日本女子のスケーター。近年は、高い技術(skill)と表現力でいつも
ワールドワイド(world wide)に上位を占めて、今年のバンクーバーオリンピックでも国別最多の
3名のスケーターを送り込んで、浅田真央さんは銀メダルを獲得した。
(4)女子マラソンの日本アスリート。シドニー、アテネオリンピックと2連勝して、体躯(physical
construction)のハンディを、科学的環境トレーニングで機能向上して、高いレースレベルを維
持している。
最近の日本女性の突出した躍進の一端を見てると、ワールドワイドに環境の変化にも果敢
にチャレンジして、適正に対応する勝負強さと適応能力、天才性がすばらしい。
政府は、「男女平等社会実現は進んでいない」として、実効性のある取り組みを進める。
上記の例のように天才性のある分野での女性の躍進はすでに男性を凌(しの)ぐものもある
中、GDP世界2位(今年中には中国に抜かれる予測)の一般社会では、女性の平均給与は男
性の70%、国会議員、企業の管理職に占める女性の比率は109か国中57番目(国連デー
タ)。
そこで、政府は①国政選挙に占める女性候補者比率を一定の割合で定める(もちろん、そ
の中で選ばれるのは国民の裁量)制度、②女性を活用する企業への税制優遇処置、③専業
主婦世帯への税制見直しを進める。
男女の比率は不明だが、今年の大学卒業生の内80万人の雇用がなく、若年層の200万
人がいまだ安定した雇用がない不況社会。生活保護世帯も増え続ける中での、強力なライバ
ルへの支援策となる。
男女機会均等の法律も整備されて、しかし各種データを見れば、たとえば従来は男性専門
の職種に女性が進出することがいまだに話題になったりと、まだ「男女平等社会実現」は進
んでいない社会環境だ。
男女平等化の果実は、優遇制度よりは環境整備だ。
それは、長く続いた家庭中心(封建制度というのか)主義の社会制度、重厚長大型産業構
造(建設、機械、製鉄、電機他)への適性への問題もあって、必ずしも女性進出には適した
社会環境にはならなかった。
近年は、産業構造も第3次産業へ移行し、サービス、情報産業が中心の社会基盤となって、
女性の能力開発の機会も増えている。人口比率の過半数を占める女性の社会参加は、社会
活性化には当然。
そこで問題のひとつは、たとえばひとつの家庭で男女とも働き、男女とも育児をすること
が制度上あっても、その万能型が適材なのか。それがあたらしい男女の生き方だとしても、
能力の限定、果実として反映されるものは何か。
社会資本(施設、設備)がたとえ整備されても、雇用も育児も二極分散化、不安定のままだ。
雇用の形態は多様化して、社会の多様なニーズに応えるものになっているかのように見え
るが、働く意思、意欲の持続と将来設計へのグランドデザイン(grand design)につながってい
ない。
不況は今だけのものではない。男女と言わずに、環境の変化に果敢に自らチャレンジし、
拓く意欲、パートナーシップ(partner ship)が求められる。
時によっては、生活に見合った収入ではなく、収入に見合った生活に向けてだ。
て本選出場を決めた。天才少女の出現と注目が集まっている。
(2)プロゴルフ界では、宮里藍さんが数年前から拠点を米国に移して、今年は米国メジャー
(major)大会で初優勝して、その後連勝して好調をキープしている。ゴルファーとしては小柄
な体躯のハンディ(handicap)ながら、米国生活でのチャレンジシップ(challenge ship)溢れる
向上心が支えている。
(3)フィギュアスケートの日本女子のスケーター。近年は、高い技術(skill)と表現力でいつも
ワールドワイド(world wide)に上位を占めて、今年のバンクーバーオリンピックでも国別最多の
3名のスケーターを送り込んで、浅田真央さんは銀メダルを獲得した。
(4)女子マラソンの日本アスリート。シドニー、アテネオリンピックと2連勝して、体躯(physical
construction)のハンディを、科学的環境トレーニングで機能向上して、高いレースレベルを維
持している。
最近の日本女性の突出した躍進の一端を見てると、ワールドワイドに環境の変化にも果敢
にチャレンジして、適正に対応する勝負強さと適応能力、天才性がすばらしい。
政府は、「男女平等社会実現は進んでいない」として、実効性のある取り組みを進める。
上記の例のように天才性のある分野での女性の躍進はすでに男性を凌(しの)ぐものもある
中、GDP世界2位(今年中には中国に抜かれる予測)の一般社会では、女性の平均給与は男
性の70%、国会議員、企業の管理職に占める女性の比率は109か国中57番目(国連デー
タ)。
そこで、政府は①国政選挙に占める女性候補者比率を一定の割合で定める(もちろん、そ
の中で選ばれるのは国民の裁量)制度、②女性を活用する企業への税制優遇処置、③専業
主婦世帯への税制見直しを進める。
男女の比率は不明だが、今年の大学卒業生の内80万人の雇用がなく、若年層の200万
人がいまだ安定した雇用がない不況社会。生活保護世帯も増え続ける中での、強力なライバ
ルへの支援策となる。
男女機会均等の法律も整備されて、しかし各種データを見れば、たとえば従来は男性専門
の職種に女性が進出することがいまだに話題になったりと、まだ「男女平等社会実現」は進
んでいない社会環境だ。
男女平等化の果実は、優遇制度よりは環境整備だ。
それは、長く続いた家庭中心(封建制度というのか)主義の社会制度、重厚長大型産業構
造(建設、機械、製鉄、電機他)への適性への問題もあって、必ずしも女性進出には適した
社会環境にはならなかった。
近年は、産業構造も第3次産業へ移行し、サービス、情報産業が中心の社会基盤となって、
女性の能力開発の機会も増えている。人口比率の過半数を占める女性の社会参加は、社会
活性化には当然。
そこで問題のひとつは、たとえばひとつの家庭で男女とも働き、男女とも育児をすること
が制度上あっても、その万能型が適材なのか。それがあたらしい男女の生き方だとしても、
能力の限定、果実として反映されるものは何か。
社会資本(施設、設備)がたとえ整備されても、雇用も育児も二極分散化、不安定のままだ。
雇用の形態は多様化して、社会の多様なニーズに応えるものになっているかのように見え
るが、働く意思、意欲の持続と将来設計へのグランドデザイン(grand design)につながってい
ない。
不況は今だけのものではない。男女と言わずに、環境の変化に果敢に自らチャレンジし、
拓く意欲、パートナーシップ(partner ship)が求められる。
時によっては、生活に見合った収入ではなく、収入に見合った生活に向けてだ。