(1)安倍政権、政治への信任投票となった今回の参院選は投票率が50%を割った(国民有権者の過半数がかかわらない選挙判断、審判)ことで戦後2番目に低い結果となり、ただでさえ政権与党に批判的な無党派層頼みの弱小野党にとっては厳しい結果となった。
自民党は11議席を減らしながら連立公明党が議席をのばして改選過半数を維持したが、維持していた改憲勢力3分の2に届かず安倍自民党としては勝利に程遠い結果となった。
(2)安倍自民党が11議席を減らしたことは、昨年から続く安倍政権、政府機関の疑惑、不祥事続きに対して国民からの手厳しい批判の審判であり、その分が野党の立憲民主党(+8)、維新(+3)に向かったということで、立憲民主党、日本維新の会は低レベルながらも立憲民主党は野党第1党を揺るぎなく確保して、維新は大阪以外にも東京、神奈川で議席を確保して存在感を増す結果となった。
(3)国民判断には当時の希望の党と民進党の合流話での失敗による排除された枝野幸男議員がひとり立憲民主党を立ち上げた立党精神が国民から支持されたことのトラウマが根強く残って、当時民進党から希望の党に合流し国民から批判を受けて離党して新党を結成した国民民主党にさらに手厳しい判断、審判が向けらて、投票率の低さともども国民の中に政治不信、そこから抜け出せない政治疎外感をあらわすものだった。
(4)立憲民主党の枝野代表としては党勢を拡大して野党第1党を揺るぎないものとして確実にして、これまで国会審議、対応で政府追求に期待外れ、不満もあり、政党支持率も10%台から5~6%に半減低迷している展開にリーダーシップを発揮できるのか、これまでも立党精神を評価する国民の期待を裏切らない、民主党政権にかかわり失敗した経験をもとに慎重な国会対応、野党共闘政治活動に終始してきたが政党支持率の低下をみるようにこのままでは国民の政治への不満にこたえることはできずに、今回の8議席増の勢力拡大を受けて方針に変化をみせれるのか正念場でもある。
(5)日本維新の会は大阪での党勢力増強の余勢をかって東京、神奈川にも議席を確保して大阪都構想の実現を後押しするものであり、2025年大阪万博開催を控えて一定のターニングポイントを手に入れた。
野党として独自の立場、理念、方針を発揮できるのか、与党の補完勢力に甘んじれば国民、市民からの反発、失望を覚悟しなければならない重い教訓もある。
)6)国民民主党は希望の党との合流への国民の不信のトラウマから抜け切れずに党勢は沈滞して党の存在意義にもかかわる低迷不信だ。
安倍首相は参院で崩れた改憲勢力3分の2の再編に国民民主党を視野にまだまだ任期中の改憲発議を目指す意欲を示しており、パラドックス(paradox)として低迷国民民主党の動向(離党、解党)が注目される。
自民党は11議席を減らしながら連立公明党が議席をのばして改選過半数を維持したが、維持していた改憲勢力3分の2に届かず安倍自民党としては勝利に程遠い結果となった。
(2)安倍自民党が11議席を減らしたことは、昨年から続く安倍政権、政府機関の疑惑、不祥事続きに対して国民からの手厳しい批判の審判であり、その分が野党の立憲民主党(+8)、維新(+3)に向かったということで、立憲民主党、日本維新の会は低レベルながらも立憲民主党は野党第1党を揺るぎなく確保して、維新は大阪以外にも東京、神奈川で議席を確保して存在感を増す結果となった。
(3)国民判断には当時の希望の党と民進党の合流話での失敗による排除された枝野幸男議員がひとり立憲民主党を立ち上げた立党精神が国民から支持されたことのトラウマが根強く残って、当時民進党から希望の党に合流し国民から批判を受けて離党して新党を結成した国民民主党にさらに手厳しい判断、審判が向けらて、投票率の低さともども国民の中に政治不信、そこから抜け出せない政治疎外感をあらわすものだった。
(4)立憲民主党の枝野代表としては党勢を拡大して野党第1党を揺るぎないものとして確実にして、これまで国会審議、対応で政府追求に期待外れ、不満もあり、政党支持率も10%台から5~6%に半減低迷している展開にリーダーシップを発揮できるのか、これまでも立党精神を評価する国民の期待を裏切らない、民主党政権にかかわり失敗した経験をもとに慎重な国会対応、野党共闘政治活動に終始してきたが政党支持率の低下をみるようにこのままでは国民の政治への不満にこたえることはできずに、今回の8議席増の勢力拡大を受けて方針に変化をみせれるのか正念場でもある。
(5)日本維新の会は大阪での党勢力増強の余勢をかって東京、神奈川にも議席を確保して大阪都構想の実現を後押しするものであり、2025年大阪万博開催を控えて一定のターニングポイントを手に入れた。
野党として独自の立場、理念、方針を発揮できるのか、与党の補完勢力に甘んじれば国民、市民からの反発、失望を覚悟しなければならない重い教訓もある。
)6)国民民主党は希望の党との合流への国民の不信のトラウマから抜け切れずに党勢は沈滞して党の存在意義にもかかわる低迷不信だ。
安倍首相は参院で崩れた改憲勢力3分の2の再編に国民民主党を視野にまだまだ任期中の改憲発議を目指す意欲を示しており、パラドックス(paradox)として低迷国民民主党の動向(離党、解党)が注目される。