いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

パンデミックを伝える。 hand down the pandemic of corona virus

2021-02-18 20:13:15 | 日記
 (1)われわれ人類は現在起きていることに責任を持つととともに、後世、未来社会に対して歴史的記録として残し、伝承していく責任も併せ持つ。世界で1億1千万人が感染して、死亡者240万人という新型コロナウイルス感染流行(pandemic)については中国武漢市から発生したことがわかっており、20年1月の世界感染拡大前の19年12月には武漢の中国人医師が感染警告を鳴らしたが、行政側が流言をしたとして拘束されて同医師は感染して死亡した。

 (2)その後の経過、結果をみて中国政府は同医師拘束の誤りを認めて、拘束した武漢市関係者を処分した経緯がある。それでも報道によると新型コロナウイルスは外部から米軍が持ち込んだとの中国側の情報もあり、真相は中国情報統制の中で不明のままだ。

 (3)WHOは21年になって調査団を武漢などに派遣して米国などが新型コロナウイルス発生源と指摘する同市研究所などを調査した模様だ。報道によると武漢では19年12月時点で1000人を超える感染者が出た可能性がみられる症例があるとの調査員の話として紹介している。

 指摘の有力な証拠は発見できなかった模様で、真相は闇の中というところだ。本ブログでも書いたが、当時トランプ大統領は新型コロナウイルス発生源として中国の対応を痛烈に批判していたがウイルス感染はどこでも起こりうることで、どこが感染源かは問題ではなくどうして感染流行拡大を早い段階で阻止できなかったのかが問題であり、世界が協力してそういう動きにならなかったのがその後の世界的な感染流行拡大につながる要因になっている。

 (4)WHO調査員の話のように19年12月に1000人を超える感染者が武漢で発生していたとすれば感染初期対応に情報発信、共有に問題があったことになり、後世、未来社会への教訓として伝承されなければならないことだ。

 WHOにも問題はあった。感染拡大に対してWHOの主導、指導に問題があり、責任機関としてどういう指示、対応、活動をしているのかわからずに、緊急事態宣言の発出も遅れたといわれて米国などから国連負担金の多い中国に配慮、遠慮があったのではないかの批判もみられ、これがパンデミックにつながったとの見方もある。

 (5)新型コロナ感染流行拡大は起こるべきして起きたとの感はあり、国益保護ではなく後世、未来社会への歴史的記録の伝承、教訓として真実、真相を解明していくことが大事だ。WHO調査団の報告により国連でも原因問題が協議、検証されて、世界的コロナ感染流行拡大の歴史的記録として後世、未来社会に伝承していかなければならない現世代、人類の責任だ。

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