(1)ゼレンスキー大統領が露のウクライナ軍事侵攻後初めての外国訪問で米国を訪れた。ウクライナ戦争中で露軍の国内発電所インフラ攻撃で厳冬での電力供給が半減しているといわれる中での突然の訪米で驚かされた。
(2)戦争中に大統領が本国を離れるのはそうは聞かないが、かってチャーチル英首相が第2次世界大戦中に同じく米国を訪れて米国に支援を要請(報道)したことがあり、これまでもゼレンスキー大統領は支援各国の歴史、故事にならって巧みに演説に取り入れてきた手法で、当時のチャーチル英首相にならってのウクライナ戦争への米国のさらなる支援強化を訴えたものと受け捉えられる。
(3)共同記者会見では記者から米国は決定的な支援をしたらどうかとの質問(TV報道)に、軍事関与に慎重姿勢のバイデン大統領はそれに一番喜んでいるのはゼレンスキー大統領だろうと笑いを誘ってみせた。
米国はゼレンスキー大統領の決断の訪米に応えて、米国の主力防空システムのパトリオット1基(米国もそうは持ち合わせてはいないといわれる)の供与を発表してウクライナ戦争中の危険を覚悟のゼレンスキー大統領の訪米に応えてみせた。
(4)ウクライナ戦争は年明けにも露がベラルーシ国境沿いに集結した露軍を再びキーウに向けて侵攻させる情報もあり、緊張感も高まっている。日銀の年末の利上げと同じように新年に向けて、年明けからのウクライナ戦争の新展開、打開を目指すゼレンスキー大統領の決意を示す、みせるもので、プーチン大統領がこれにどう動くのか注目される。
(5)こちらは新年を祝っての軍事停戦の動きはみられずに、ゼレンスキー大統領は突如米国を訪問してパトリオットの供与を受けて徹底抗戦(報道)の決意を示してみせた。
ウクライナ戦争も1年近くに及び、露軍もミサイルによる発電所インフラ攻撃で厳冬のウクライナ国内の電力供給停止作戦が主力になって国内都市機能、生活分断、心理戦の様相をみせており、露軍にも物心両面での侵攻疲労感、不足が広がり始めているともいわれている。
(6)中国習主席も最近の露メドベージェフ前大統領との会談で戦闘でない「全面的な対話」によって解決すべきだと述べた(報道)といわれて、年が明けて祝儀相場でもないがウクライナ戦争も2月で1年を迎えて国際社会からもえん戦気分、停戦機運も高まりをみせることに大いに期待したいところだ。