いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

コロナの本質論。 essencial theory of corona

2022-01-15 20:25:22 | 日記
 (1)オミクロン感染、12日に全国1日1万人を超えて2日で2万人超と急拡大した。倍々ゲームというのがあるが、異常なコロナ感染の拡がりの高さ、速さだ。オミクロン株の感染力の高さ、脅威が強調されているが、オミクロン株もそれ自体では感染力はなく人間などの体内に侵入して感染力を増強していくウイルスであり、当然のようにオミクロン株の感染を増やして拡げているのは媒体としての人間だ。

 (2)政府はオミクロン株感染情報に対して、早くから外国人の原則入国禁止対策をとったが、その後国内感染者は急増して冒頭のように倍々ゲームのように急拡大している。オミクロン株感染を水際規制しても効果がないことはコロナ・パンデミックで実証されており、媒体の人間行動の自覚が問題の核心だ。

 (3)極端にいえば人間が他人と接する機会をなくして閉じこもっていれば、さすがのオミクロン株も自然消滅することになる。しかし、人間は社会生活共同体で生きていく存在体であり、食事もしなければならず、そのための費用、収入も必要であり労働、就労が求められて、閉じこもってばかりはいられない。

 そのために感染予防のワクチン接種をして防衛をするのだが、オミクロン株はワクチン接種者でも感染しており安全とはいえない。

 (4)オミクロン株はそれ自体では感染力はないと書いたのは、政府はワクチン接種が感染予防の決め手だと強調してまるでワクチン神話のように接種を進めているが必ずしも決め手にはなりえずに、やはりオミクロン株感染の科学的、物理的感染源情報、仕組みについてていねいに説明し「守るべき」ことを徹底することが肝要だ。

 (5)マスク、手洗い、うがい、3密回避、大声をださないなどの日ごろの感染防止対策はくり返し伝えられているが、オミクロン株が人間を媒体にして感染力を強めている、拡げている当たり前のことを強調して、人間の責任、自覚、理解、社会共同性、本質(essence)を高め、深めていく「思考」対策がもっと必要だ。

 (6)外国の首相、大統領でもコロナ感染する人はまれにいるが、バイデン米大統領、習近平中国国家主席、岸田首相など多くの政治指導者は感染しておらずにこれを恵まれた環境と考えずにリーダーとしての責任、自覚、理解、社会共同性、本質と考えるべきだ。ここにコロナ感染防止の本質がある。

 (7)感染症というのはインフルエンザのようにくり返すもので、英国ではコロナ規制は効果はなく社会経済活動との「共生」を目指す姿勢を示しており、日本でも昨年末にかけて一時ワクチン効果が波及して感染者が急減した(本当の原因はわからない)といわれたが、現在は1日1万人感染が2日で2万人超という異常な急拡大となっており専門家も2~3年はマスク(必要)社会が続く見通しを示しており、コロナ予防「対決」から社会経済活動、生活との「共生」も考えながらの日本としてやるべき日常的予防対策を実行していく心構え、気概も考えなければならないだろう。

 
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