ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

仮面ライダーガヴ 第6話「変身はビターチョコ」

2024-10-06 17:17:23 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第6話「変身はビターチョコ」

 本格的に人間を守ることを決意したショウマが眷属・ゴチゾウたちに町のパトロールを、デンテに協力を依頼する一方、絆斗は師匠であり恩人である塩谷を真っ二つに割られた姿で発見。
 それは今回のグラニュート・オタケの仕業であり、彼に依頼をした張本人は、塩谷の下半身らしきものを手にしていたニエルブでしょう。ですが、スパイスにするのであればそのまま渡した方が良いはず。現時点では何が出来るか彼自身も考え中のようですが、わざわざ真っ二つにした人間を手元に残しているということは、人間を圧縮する技術、人間に化ける技術に続いて、人間を再生・生産する技術を開発するつもりなのでしょうか。今ストマック社が作り出しているのが天然もののスパイスだとすれば、人間を生産することで養殖もののスパイスの生産が可能とも考えられます。天然との差があったとしても、闇菓子を広く普及させるには適した方法ではないかと。

 復讐に燃える絆斗に提示されたのは、グラニュート特有の器官を埋め込み、戦う力を得ること。何でそんなもんまで持っているのかは不思議ですが、絆斗の決断によって、デンテによってガヴを改造されたショウマ、改造手術によってグラニュートの力を得た絆斗の両者は「改造人間」になりました。まさかお菓子モチーフで久々に「改造人間」が出てくるとは思わなんだ。

 フラフラながらも抜群のセンスを発揮し、グラニュートを初陣で撃破した絆斗=仮面ライダーヴァレン。グラニュートへの憎しみを募らせていることからして、ガヴと敵対関係に陥ることは無さそうです。が、その憎しみが師匠殺しの元凶っぽいニエルブに向けられる時、ヴァレンの暴走フォームが出てくるのかもしれません。
 また、体内にグラニュートの器官が埋め込まれていることから、ロードバロンやウィールマルガムよろしくグラニュート・ヴァレンに変貌する可能性も捨てきれず……仮にグラニュートに変貌した場合は、ショウマの体の構造と絆斗の構造を見比べて、同じになるようにデンテが再手術したりするのかな?何にせよ、色々と動きを見せてくれそうなので楽しみです。

 そんなこんなでまた次回。
コメント (2)

仮面ライダーガヴ 第5話「思い出がヒリヒリ」

2024-09-29 09:30:11 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第5話「思い出がヒリヒリ」

 今回ショウマを拾ったのはストマック家のデンテ・ストマック。ショウマから見て大叔父の関係にある彼によって幼いショウマのガヴは強化手術されたため、ある意味恩人的な立ち位置かと思いきや、一方で人間をスパイスにする技術を開発したとのことで、一概に善人とは言い難い模様。
 
 ショウマの父・ブーシュはデンテに依頼し、ショウマに生きる力を与えようとする、鍛えようとするなど愛情はあったものの、時に辛くあたることもあり、ショウマの母・みちるはブーシュを恨んでいたとのこと。長兄ランゴたちが快く思っていなかった、うっかり幸せにしてしまえばスパイスにされるという理由があったにせよ、不幸であったことには変わりなく。全てはグラニュートの勝手な都合。
 にしても、あの環境であれば憎いブーシュの子・ショウマを憎んでもおかしくないでしょうに、愛情をもって接していたあたり、優しいお母さんだったんだなと改めて感じさせられます。

 「うっかり幸せにしてしまえばスパイスになってしまう」。それでもショウマは泣いている子を放ってはおけない。そもそも人間をスパイスにする方が悪い。今回描かれた親子とのやり取り、ショウマの「人間と一緒に幸せになる」という信念をはっきりとさせる良いシーンでした。

 そんな時にショウマは再びエージェントとの戦いに身を投じることに。辛いポテトチップスを食べたことで、ヒリヒリチップスのゴチゾウが誕生。炎を纏った斬撃や広範囲攻撃。更に四方を囲んで炎の檻を作り出したり、敵にガヴのハンドルを回させたりと面白い戦いを見せてくれましたね。
 そしてその場に居合わせた絆斗によって、人々の間にも「仮面ライダー」の正しい認識が少しは広まったことでしょう。人々を助け出しいる様をみて何故驚く?と思いましたが、そもそもいつの間にかスパイスにされかけていたわけですし、さらわれた人々にしてみれば「気づいたら見知らぬ場所に連れ込まれていた」という状況ですからねぇ……動揺するのも無理はないか。
 にしても、結構な数の人間がさらわれていましたね。結構な社会的問題になっていそうなものですが、もしや人間社会にも闇菓子が浸透し、それで情報操作がされていたり……?

 ショウマが幸果のもとを再度訪れるのは、偶然彼女と再会した時かな?と思っていただけに、今回の展開は少々意外でした。次回はゴチゾウの存在もバレるっぽいですが、好意的に受け止められそうで何よりです。

 次回は絆斗が仮面ライダーヴァレンに変身!
コメント

仮面ライダーガヴ 第4話「マシュマロおかわり!」

2024-09-22 09:56:34 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第4話「マシュマロおかわり!」

 今更ですけどオープニングで「ショウマ・ストマック」表記だったんすね…

 さて今回はショウマの過去が明らかに。父に母共々「保護」されていたものの、その父が亡くなったのをきっかけにストマック家のランゴを筆頭に兄弟たちから狙われる身になったと。
 母は既にスパイスになり、見知らぬグラニュートの腹の中とのことで…いずれそのグラニュートと戦う機会も来るのでしょうか。流石に母のスパイスが振りかけられた闇菓子で変身!みたいなことはやらないでしょうし…

 で、気になったのが絆斗の「母親」を「さらった」のも赤ガヴ。酢賀は、さらったのは人間圧縮技術が開発されたのは最近だからと考えていましたが、もしや「さらった」のではなくショウマの父が「保護」のために連れ去ったのでは?絆斗とショウマの母は同じ、彼らは兄弟なのでは?
 ただ、数多いる人間の中でみちるだけを保護する理由がわかりません。彼女の口に合わない食べ物しか無い世界に連れ去ることに何の意味があったのか。彼女が特別なスパイスとして扱われた描写もありませんでしたし…一体どういう存在なんでしょうね。

 また赤ガヴは特別ではあるものの「赤ガヴのくせにえらそうに」と言われていたため、特別ではあるが通常のガヴの上位互換というわけではなさそうですね。
 そんな赤ガヴの持ち主ショウマ=仮面ライダーガヴ。今回は敢えてのアーマー破壊による目潰しやマシュマロの弾力性を生かした戦いを披露してくれました。壊れることに意味を持たせる一方で、壊れない硬さの魅力も伝えるいい戦いでした。

 ショウマに良くしてくれた一家もいましたが、ショウマがいることで幸せになるということは良いスパイスになるということ。だから一緒にいないことで、スパイスとしての価値を失わせるってのは辛いですね…居場所を作ろうとすればするほどスパイスの材料として狙われる危険性を増やしてしまう。あてのないショウマの旅はどこへ続くのか…

 そんなこんなでまた次回。
コメント

仮面ライダーガヴ 第3話「ソーダパンチは罪な味」

2024-09-15 09:30:13 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第3話「ソーダパンチは罪な味」

 「光るそばマン」って本当に何だったんだろうな……(ライフネット生命のCMを見つつ)

 さて、またも行き倒れたショウマを助けたのは筋元。彼がお菓子ばかり食べていると知った筋元はお米などの食事の大切さや、お菓子を食べるタイミングをショウマに説いていました。前回の歯磨きといい、食べ物系は気を遣うことが多いなと改めて感じさせられます。「仮面ライダーの影響でお菓子しか食べなくなった」なんて言われたくありませんしね。
 筋元もまた「親父」に救われた身。お金が必要なのは筋元もショウマも同じ。そんな彼に「泥棒をさせるためにご飯をくれたのか」というショウマの言葉が突き刺さります。「親父」も筋元に泥棒をさせるために助けたわけではないでしょうからね。そして、筋元も最初からショウマの力に目をつけていたわけではなく、たまたま目にしたから片棒を担がせようとしたわけで。大事なものの危機を前に、大切にしなければならないことが見えなくなっていたのだろうなと。
 また、泥棒についても「何も盗まなかったからセーフ」ではなく、きちんと謝りに行く様を入れたのも好印象です。
 
 そんな筋元はグラニュートに狙われ、彼を助けるためにショウマはガヴに変身。パンチで攻めてくるグラニュートを前に、シュワっとはじけるソーダパンチで対抗!水が弾ける演出を見るとビルド・ラビットタンクスパークリングを思い出しますねぇ……何かの機会で共演してくれないかなぁ。
 戦闘後には絆斗のみならず、グラニュート研究科を名乗る男・酢賀が登場。ゴチゾウを手にしていましたが、彼がきっかけで2号ライダーが誕生するのでしょうか?

 まだまだあちこちを巡り続けるショウマ。次回はマシュマロ由来のフォーム登場!
コメント

仮面ライダーガヴ 第2話「幸せザクザクチップス」

2024-09-08 09:35:46 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第2話「幸せザクザクチップス」

 「行くなら歯みがいて」お菓子が題材なだけに、気を遣うよねぇ……

 さて行き倒れたショウマを救ってくれたのは、「なんでも屋 はぴぱれ」のギャル社長・甘根幸果。「みんなが幸せになって欲しい」という甘い根っこから、誰かの幸せという果実が実る。名前の由来はそんな感じでしょうか?纏う雰囲気は優しくふんわりしてますが、しっかりと芯がある人物ですね。ショウマに自身の行いを称賛された時の照れくさそうな感じも可愛かったです。

 そんな彼女と自己紹介しあった際、ショウマは「ショウマ・ス……」と名乗りかけていたところからして、今回闇菓子を製造していたストマック家の一員なんでしょう。それでも「井上翔真」と名乗るあたり、ストマック家に良い思い出は無いんだろうなと。
 食事中に「ポテトチップ食べたい」と不満を口にしていたみちるも、望まぬ形でショウマたちの世界に連れてこられたのでしょう。で、ショウマの父はストマック家の元当主で、その威光が無くなったから邪魔者のみちるとショウマの排除に乗り出したって流れでしょうか。ストマック家の後継者としてみちる、ないしショウマが選ばれていたのかもしれませんね。

 幸せを食らうグラニュートと、幸せを作り出す幸果、そして幸せを守ろうとするショウマ。今回初登場となるザクザクチップスは、脆さと鋭利さが表裏一体となったフォームでしたね。「ザクザク」という効果音から斬撃主体のフォームという発想、大好き。
 しかし助けたところでショウマは「バケモノ」扱い。ヒーローとして、仮面ライダーとして認識されるには、怪物の調査にあたっているフリーライターの辛木田絆斗が一枚絡んできそうです。もしくは、幸果も一緒になって「なんでも屋」の一員としてガヴが活躍するとか、そういう流れもあるのかな?
 また、1話に登場した始くんが再登場。絶対一緒にいると良い感じのキャラな気がするんだけどなぁ。
 
 そんなこんなでまた次回。しかし「おいしいものノート」とは、またプリキュアっぽいアイテムだなぁ……
コメント

仮面ライダーガヴ 第1話「おカシな仮面ライダー!?」

2024-09-01 09:35:19 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第1話「おカシな仮面ライダー!?」

 始くんからそこはかとなくゴセイジャーの望くんっぽさを感じる。この感じからすると今回だけのゲストっぽいんですが、出来れば一緒にいて欲しかったなぁ……

 さて始まりました仮面ライダーガヴ。本作の主人公・ショウマは異世界人ですが、母親・井上みちるはこちらの世界の人間とのこと。元々二つの世界に交流があった、誘拐、保護のため……と色々考えられますが、敵にみちるが狙われていたところを見ると、鍵を握る人物を匿っていた的な感じなのかな?また、「うちのお菓子は絶対に食べちゃダメ」と忠告されていたのは、今回のように眷属が生まれてしまう、戦いに巻き込まれてしまうのを避けるためとか?
 そんなショウマは今回対峙したグラニュート・ハウンドと同じく、お腹にも「ガヴ」という口を持つ種族・グラニュート。とにかく頑丈であり、更にお菓子を食べることで眷属「ゴチゾウ」が生まれるとのこと。そしてショウマのガヴは赤い特別性の模様。ここら辺もみちるやショウマが狙われていた理由でしょうか?

 そしてグラニュート・ハウンドに対抗するべく、ショウマはゴチゾウをガヴに食べさせることで、仮面ライダーガヴに変身!最近は「○○ドライバー」という名前が多かったですが、今回は「変身ベルト ガヴ」。お腹の口そのものを「ガヴ」と呼ぶため「ドライバー」がつかないんでしょうね。
 お菓子の袋の中での変身、ダメージを受けてもお菓子を食べてアーマー等を修復、グミの個性を生かした弾力性のあるバトル……なかなかいい感じの第1話だったなと。

 にしても、ポップな感じも漂わせつつ、グラニュートの「ガヴ」がとにかく不気味ですね(汗。「バケモノ」感がより一層増していると思います。
 また、お菓子をモチーフにしつつ「お腹に口」をつけたのは、顔にある口でゴチゾウを食べないよう、誤飲を防ぐための配慮なんだろうなと。同じ食べ物系だと鎧武のフルーツ、ロックシードがありましたが、あちらも戦極ドライバーに装着したロックシードで栄養を補給していたことを考えると、ある意味似た者ドライバーなのかもしれません。

 なかなかいい感じで、また次回。
コメント