1994年の映画「スピード」と、その続編である1997年の映画「スピード2」を見ました。
第1作目の「スピード」は爆弾魔との対決。ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられた事件の被害を最小限に食い止めたかと思いきや、爆弾魔はその復讐とばかりに今度はバスに爆弾を設置。決められたスピードを下回れば爆発するという。主人公である警官のジャックは何とかバスに乗り込み、爆弾の解除や犯人の目をかいくぐって乗客の避難が出来ないかなど、あれこれ思考を巡らせる・・・という、終わるまで気が抜けない、息もつかせぬアクション映画です。
こちらは何度か視聴しているのですが、いつ見ても面白いですね。如何にしてバスのスピードを落とさずに乗り込むか?バスのスピードを一定以上に保つにはどのコースが最適か?どうやって爆弾を解除するか?爆弾魔は誰なのか?車内カメラの目をかいくぐって乗客を逃がす方法は無いのか?など、様々な問題をバスに乗ったジャックと、外にいる相棒や仲間の警察が解決していく様がとても見ごたえがあります。
しかも、ようやくバスの一件を解決した!と思ったら、今度は犯人との最終決戦が待っている。一難去ってまた一難。本当に最後の最後まで気を緩められない映画です。
個人的には高速道路上の出来事が印象深いですね。次々に警察が駆けつけてくれて一瞬安心できるものの、迂闊に乗客を救助するわけにはいかず、加えて高速道路は未完成。そして乗客の1人が・・・という、安心と不安、絶望が入り混じっており、見ごたえのある場面が続いていると思います。
で、続く第2作目の「スピード2」ですが、こちらの舞台は豪華客船。1作目のヒロインであるアニーが続投し、1作目ラストで良い雰囲気になったジャックも・・・といきたいところですが、なんと冒頭で2人が別れていたことが明らかに。「異常な状況で生まれたロマンスは続かないのよ」というのは、そうなのかもしれませんが、1作目であれだけの苦難を共に乗り越えてきたんだから、もうちょっと夢見させてくれても・・・と思いました。
最初に見たのは結構前で、その時は「船のスピードって言われても、よく分からない」という感想を抱いていたのですが、改めてみると・・・これ、別に「スピード」ってタイトルじゃなくても良くない?
今回の敵は観光客船のシステムエンジニア。病気を理由に会社からクビにされたことを恨み、船を手元の機器でコントロールし、タンカーにぶつけて大惨事を引き起こし、更に船に保管されていた宝石類を盗み出そうと計画。その船にたまたま乗り合わせたアニーと、新しい恋人でありSWATのアレックスが、船員や逃げ遅れた乗客と共に事態の解決を図る・・・という物語です。
1作目が「止められない」のに対して、2作目が「止まらない」という違いは面白いと思います。ただ1作目の「スピード」を見た後にこれを見ると「スピード・・・?」と首をかしげてしまう映画かなーと。
基本的に夜間の船の中での出来事が描かれているため、外の状況が分かり辛いというのが影響していると思います。1作目は人や車を回避しつつ、途中で途切れた道路を如何に攻略するかという壁にぶち当たっていましたが、こちらは海の上。しかも犯人の目的は大分先のタンカーにぶつけること。なのでそこまでは暴走しているとはいえ、普通に進んでいきます。「船が止まらない」「船のスピードを如何に落とすか」という努力は描かれていますが、やはり船内での出来事が多いので、所々「沈没しかけの船からの脱出劇」に見えなくないんですよね・・・
終盤になると夜が明けてタンカーは目の前。そこから再度スピードを落とそうとあれこれ試し始めるのですが、ここら辺の距離感やスピードが、私には良く分かりませんでした。
身近な車なら距離感やスピードが掴めますが、船におけるそれらがイマイチ把握できません。そのため、時間があるんだか無いんだか、理解し辛かったんですよね・・・
とはいえ、「スピード」の2作目ではなく単品で見れば結構良い感じの映画だったように思えます。以前までに抱いていた印象から、多少良い方向に変わりました。
ただ、終盤で1作目のあの人が出てくるのは嬉しいんだけど、そうすると1作目を見ないとこのシーンの良さがわかり辛いし、でも1作目を見ると2作目に疑問符がつくし・・・続編って難しいんですね・・・そう考えると「天使にラブソングを・・・」って本当に凄いんだなと思う。
第1作目の「スピード」は爆弾魔との対決。ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられた事件の被害を最小限に食い止めたかと思いきや、爆弾魔はその復讐とばかりに今度はバスに爆弾を設置。決められたスピードを下回れば爆発するという。主人公である警官のジャックは何とかバスに乗り込み、爆弾の解除や犯人の目をかいくぐって乗客の避難が出来ないかなど、あれこれ思考を巡らせる・・・という、終わるまで気が抜けない、息もつかせぬアクション映画です。
こちらは何度か視聴しているのですが、いつ見ても面白いですね。如何にしてバスのスピードを落とさずに乗り込むか?バスのスピードを一定以上に保つにはどのコースが最適か?どうやって爆弾を解除するか?爆弾魔は誰なのか?車内カメラの目をかいくぐって乗客を逃がす方法は無いのか?など、様々な問題をバスに乗ったジャックと、外にいる相棒や仲間の警察が解決していく様がとても見ごたえがあります。
しかも、ようやくバスの一件を解決した!と思ったら、今度は犯人との最終決戦が待っている。一難去ってまた一難。本当に最後の最後まで気を緩められない映画です。
個人的には高速道路上の出来事が印象深いですね。次々に警察が駆けつけてくれて一瞬安心できるものの、迂闊に乗客を救助するわけにはいかず、加えて高速道路は未完成。そして乗客の1人が・・・という、安心と不安、絶望が入り混じっており、見ごたえのある場面が続いていると思います。
で、続く第2作目の「スピード2」ですが、こちらの舞台は豪華客船。1作目のヒロインであるアニーが続投し、1作目ラストで良い雰囲気になったジャックも・・・といきたいところですが、なんと冒頭で2人が別れていたことが明らかに。「異常な状況で生まれたロマンスは続かないのよ」というのは、そうなのかもしれませんが、1作目であれだけの苦難を共に乗り越えてきたんだから、もうちょっと夢見させてくれても・・・と思いました。
最初に見たのは結構前で、その時は「船のスピードって言われても、よく分からない」という感想を抱いていたのですが、改めてみると・・・これ、別に「スピード」ってタイトルじゃなくても良くない?
今回の敵は観光客船のシステムエンジニア。病気を理由に会社からクビにされたことを恨み、船を手元の機器でコントロールし、タンカーにぶつけて大惨事を引き起こし、更に船に保管されていた宝石類を盗み出そうと計画。その船にたまたま乗り合わせたアニーと、新しい恋人でありSWATのアレックスが、船員や逃げ遅れた乗客と共に事態の解決を図る・・・という物語です。
1作目が「止められない」のに対して、2作目が「止まらない」という違いは面白いと思います。ただ1作目の「スピード」を見た後にこれを見ると「スピード・・・?」と首をかしげてしまう映画かなーと。
基本的に夜間の船の中での出来事が描かれているため、外の状況が分かり辛いというのが影響していると思います。1作目は人や車を回避しつつ、途中で途切れた道路を如何に攻略するかという壁にぶち当たっていましたが、こちらは海の上。しかも犯人の目的は大分先のタンカーにぶつけること。なのでそこまでは暴走しているとはいえ、普通に進んでいきます。「船が止まらない」「船のスピードを如何に落とすか」という努力は描かれていますが、やはり船内での出来事が多いので、所々「沈没しかけの船からの脱出劇」に見えなくないんですよね・・・
終盤になると夜が明けてタンカーは目の前。そこから再度スピードを落とそうとあれこれ試し始めるのですが、ここら辺の距離感やスピードが、私には良く分かりませんでした。
身近な車なら距離感やスピードが掴めますが、船におけるそれらがイマイチ把握できません。そのため、時間があるんだか無いんだか、理解し辛かったんですよね・・・
とはいえ、「スピード」の2作目ではなく単品で見れば結構良い感じの映画だったように思えます。以前までに抱いていた印象から、多少良い方向に変わりました。
ただ、終盤で1作目のあの人が出てくるのは嬉しいんだけど、そうすると1作目を見ないとこのシーンの良さがわかり辛いし、でも1作目を見ると2作目に疑問符がつくし・・・続編って難しいんですね・・・そう考えると「天使にラブソングを・・・」って本当に凄いんだなと思う。