やがて君になる 第10話「私未満/昼の星/逃げ水」
今回は原作4巻から3話分がアニメ化されました。このペースだと12月末でも5巻に入るかどうかぐらいだけど、劇の練習真っ只中で色々変化も出てくるそこで終わるのかどうか・・・合宿で終わらせるのがキリ良い感じですかね?
それはそれとして、まずはAパートの「私未満/昼の星」から。前回リレーの最中燈子にしか意識がいっていなかった侑。そのこともあってか、今までなら「・・・近い」と文句の一つでも呟いていたであろう場面においても、自分から距離を置こうとしていました。それを燈子は「この間(体育倉庫でのキス)はやりすぎた」と反省し、嫌われないようにと自分に言い聞かせていたものの、嫌われるどころか・・・ねぇ・・・ほんとに。
そしてこよみによる劇の脚本も一応の完成をみることに。登場人物の配役、特に「記憶喪失であり、周りが語ってくれる自分の人物像が人によって異なることに戸惑いながらも、誰かにならなければならないと思う少女」を燈子が演じるというのが的を射すぎていて怖いくらいですね(汗。良く分からない人物像、ということだけでここまで広げられるとは。
で、そんな少女の彼女役が沙弥香。これに関して沙弥香は嬉しいやら恥ずかしいやら微妙な照れの入った表情を見せており、これまた可愛い。そしてそんな沙弥香の反応を見て「おや?」とか「どう出る?」と思ってそうな槙くんがまた印象に残ってしまいました(笑。何だろう、今回特に目立った行動をしているわけではないのに印象に残るこの感じ。すげぇよ槙くん・・・
燈子は侑を好き勝手振り回すけれども、侑からは何もできない。「燈子先輩」と名前で呼ぶことすら躊躇われる。短冊はあっても、願い事は奥の方につっかえて出てこない。書けたとしても言えるわけがない・・・どんどん侑の思いが募り、詰まっていく様が何とも切ないですね・・・
その切なさが詰まっているシーンは後半の「逃げ水」のラストでも描かれていました。燈子は燈子で侑に嫌われないようにと距離を置こうと我慢し、侑は侑で自分から燈子に連絡を取ってはいけないと自分を抑える。
けれどもいざ燈子から侑に電話した際、燈子は侑がどうでもよさそうに話を聴いている、本当のところで興味が無いと感じていたようですが、どうでも良くて興味がない相手と電話するときに、クッションを抱きしめたり足をバタバタさせるわけないじゃないですかー!
このシーンの侑、とても可愛いんですけど、とても心がキュッとなるんですよ・・・「どうでもよくなんかないよ」がまたね・・・近づきたいけど、近づいたら離れていってしまう。だから「逃げ水」。侑が近づけば「誰のことも特別に思わない侑」を好きになった燈子は侑から離れていく。一方で燈子が侑に近づくと「誰のことも特別に思わない侑」という幻が消えて、本当の侑が現れることに繋がりかねません。
これから合宿、そして劇を経て・・・という展開が待っているのですが、それを思うと今からもう・・・はやく続きが読みたいし見たいなぁ・・・といったところでまた次回。
今回は原作4巻から3話分がアニメ化されました。このペースだと12月末でも5巻に入るかどうかぐらいだけど、劇の練習真っ只中で色々変化も出てくるそこで終わるのかどうか・・・合宿で終わらせるのがキリ良い感じですかね?
それはそれとして、まずはAパートの「私未満/昼の星」から。前回リレーの最中燈子にしか意識がいっていなかった侑。そのこともあってか、今までなら「・・・近い」と文句の一つでも呟いていたであろう場面においても、自分から距離を置こうとしていました。それを燈子は「この間(体育倉庫でのキス)はやりすぎた」と反省し、嫌われないようにと自分に言い聞かせていたものの、嫌われるどころか・・・ねぇ・・・ほんとに。
そしてこよみによる劇の脚本も一応の完成をみることに。登場人物の配役、特に「記憶喪失であり、周りが語ってくれる自分の人物像が人によって異なることに戸惑いながらも、誰かにならなければならないと思う少女」を燈子が演じるというのが的を射すぎていて怖いくらいですね(汗。良く分からない人物像、ということだけでここまで広げられるとは。
で、そんな少女の彼女役が沙弥香。これに関して沙弥香は嬉しいやら恥ずかしいやら微妙な照れの入った表情を見せており、これまた可愛い。そしてそんな沙弥香の反応を見て「おや?」とか「どう出る?」と思ってそうな槙くんがまた印象に残ってしまいました(笑。何だろう、今回特に目立った行動をしているわけではないのに印象に残るこの感じ。すげぇよ槙くん・・・
燈子は侑を好き勝手振り回すけれども、侑からは何もできない。「燈子先輩」と名前で呼ぶことすら躊躇われる。短冊はあっても、願い事は奥の方につっかえて出てこない。書けたとしても言えるわけがない・・・どんどん侑の思いが募り、詰まっていく様が何とも切ないですね・・・
その切なさが詰まっているシーンは後半の「逃げ水」のラストでも描かれていました。燈子は燈子で侑に嫌われないようにと距離を置こうと我慢し、侑は侑で自分から燈子に連絡を取ってはいけないと自分を抑える。
けれどもいざ燈子から侑に電話した際、燈子は侑がどうでもよさそうに話を聴いている、本当のところで興味が無いと感じていたようですが、どうでも良くて興味がない相手と電話するときに、クッションを抱きしめたり足をバタバタさせるわけないじゃないですかー!
このシーンの侑、とても可愛いんですけど、とても心がキュッとなるんですよ・・・「どうでもよくなんかないよ」がまたね・・・近づきたいけど、近づいたら離れていってしまう。だから「逃げ水」。侑が近づけば「誰のことも特別に思わない侑」を好きになった燈子は侑から離れていく。一方で燈子が侑に近づくと「誰のことも特別に思わない侑」という幻が消えて、本当の侑が現れることに繋がりかねません。
これから合宿、そして劇を経て・・・という展開が待っているのですが、それを思うと今からもう・・・はやく続きが読みたいし見たいなぁ・・・といったところでまた次回。