ひびレビ

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電光超人グリッドマン 第18話「竜の伝説」

2019-08-07 07:40:54 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第18話「竜の伝説」(裂刀怪獣メカバギラ登場)

 中国で発見されたミイラが、研究のために日本の研究所に運び込まれた。ゆか、大地、カナの3人は無理を言ってそのミイラを見せてもらえることになったが、突如ミイラが動き出し、研究員を襲い始めた。
 それはミイラに宿った怨念を利用した、武史とカーンデジファーの仕業だった。直人は急ぎグリッドマンと合体し、ミイラと連動するメカバギラを倒しに向かう。
 
 グリッドマンが苦戦を強いられる一方、ゆかを前にしたミイラは、不思議な反応を見せて・・・?

感想
 大地「ねぇねぇ、本当に明日、このミイラ見せてもらえるの?」
 宗一郎「うん。でも強引に頼んだんだから、仕事の邪魔しちゃダメだぞ」

 「無理を言って~」ではなく「強引に」という表現が個人的にツボでした(笑。

 さて今回は竜にまつわる伝説を持つミイラ回。ミイラに宿る強い怨念を利用した武史でしたが、ミイラには怨念だけではなく、生前愛した人への思いも強く残っていた様子。ゆかの言葉で一時的に正気を取り戻したものの、メカバギラが暴れだすことで再びミイラも暴走・・・
 ここら辺、ゆかの説得でミイラが沈静化=メカバギラの機能停止からのドラゴニックキャノンでトドメ!とかでもよかったんじゃないかなーと感じてしまいました。

 それにしても、ミイラが暴れまわる中、撮影を続けるスタッフ・・・まぁ途中で難を逃れた大地とカナを逃がそうとはしていましたが、撮影よりももうちょっと子供たちの身の安全をですね・・・今だったら「カメラ回してないで助けに行けよ」とかネットで騒がれそうな気がしないでもないです(汗。

 それはそれとして、前回アシストウェポンたちのデータが破壊されたため、今回手持ちの武器はバリアシールドのみ。それだけではメカバギラに決定打を与えることは出来ず。そこで登場したのがドラゴニックキャノン!・・・なんですが、トドメ用の武器かと思ったら、まさかグリッドビームまでの繋ぎに使われるとは・・・いや、あれで大ダメージ与えたから、グリッドビームでトドメを刺せたってことなんでしょうけども、折角ならトドメ刺すまでもっていって欲しかったですね。

 また、劇中の描写からすると、ドラゴニックキャノンそのものの構想はミイラ事件発生前に概ね出来上がっていた模様。テレビに映った竜の置物を見て「ドラゴニックキャノンを完成させた」のではなく「ドラゴニックキャノンを使うことを思いついた」ってのは何か不思議な感じでした。
 折角なら「完成間近の武器があるが、あと一歩、何かが足りない」という描写の後に、竜の置物を見て「ドラゴニックキャノン」へと至る・・・みたいな流れがあってもいいかなって。

 ともあれ、新武器が出てきたところで、また次回。話自体は前回の盛り上がりが凄かった分、ちょっと落ち着いた感じだったかなと。でも冒頭、直人の家に一平とカナがいる描写は結構好き。一平が直人の両親に対しては敬語使っているのも含めて好き。


(2021年6月12日追記)
 時折この記事のアクセス数が増えるのが気になっていたのですが…龍の副葬品、5000年前のミイラ、龍を操る青年と姫の悲恋…そして「お姫様もあなたの後を追って死んだのよ」「あなたに会いたくて死んだのよ。あなたにこれを…これを渡そうと…あなたの棺の中に」というゆかの声…ここから始まっていたのか…
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