ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマン80 第32話「暗黒の海のモンスターシップ」

2020-11-06 08:14:57 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第32話「暗黒の海のモンスターシップ」

 こういう展開を続けるのならば教師編を続けても良かったんじゃないかと思わなくもない第32話は、前回に引き続き子供がメインとなるお話。

 今回登場したのはすくらっぷ幽霊船バラックシップ。かつて氷山にぶつかって沈没した無人のコンピューター制御船・クイーンズ号が、氷山に負けない体を作るために積み荷の磁石を利用して強化を図ったなれの果て…と推測されていました。船をモチーフにした怪獣といえば「ウルトラセブン」のアイアンロックスを思い出しますが、こちらは基本こそ船ですが、最早船と砲門がくっついた巨大な鉄の塊というかなんというか。

 磁力でUGMの戦闘機も吸い寄せつつ、これ以上吸い寄せたら重くて沈んでしまうから砲門からの攻撃に切り替えるという、頭が良いんだろうけどもなんとなくお茶目というか抜けている感じがしなくもないバラックシップ。てっきり80が接近戦を仕掛けて、ひっついた船をはがしていったりするんだろうかと思ってましたが、そんなことはなく。終始空中からの攻撃で思いのほかあっけなく沈没していきました。サクシウム光線って左腕でも撃てるのね…あと、珍しく戦闘中に主題歌(歌入り)がかかっていましたが、歌いだしの「ウルトラマン80~♪」のところで80が海に落下したのにはちょっと笑ってしまいました(笑。

 そんなバラックシップに吸い寄せられた船の一隻に、猛の友人であるアキラ少年の父が船長として乗っていました。バラックシップによる事件を聴いて不安がるアキラに対し、大丈夫だと太鼓判を押した猛でしたが、あわや友人を失う危機に。UGMに乗り込んできたアキラ少年の剣幕はなかなかに怖いものがありましたね。その後猛に泣きつく姿を見ていると、頭では猛が悪いわけじゃないとは分かっていても、やりきれない怒りがあったんだろうなぁ…と。

 ということで今回も子供がメインに据えられていましたが、次回もそんな感じになる模様。
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ウルトラマンG 第8話「姿なき復讐-昆虫の叫び-(bitter harbest)」

2020-11-06 07:23:25 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第8話「姿なき復讐-昆虫の叫び-(bitter harbest)」

 今回は使用を禁止されている農薬の影響で誕生した昆虫怪獣マジャバと、その真実を話すか否か迷っている男性・サンドマンを中心とした物語。
 全体的に会話のテンポがとてもよく、「標本を発見した」という良い知らせの後に「運べない」という悪い知らせ、即ち敵が車では運べないほどに成長しているということを暗に説明する様など、会話の内容も秀逸でした。
 また、UMAの面々も和気あいあいとしており、ジャックとロイドが、ジーンがハマーを修理している最中にトランプ?をしている様子なんかは、前半の彼らの関係を見ていると信じがたいほど打ち解けています。ジャック自身、ゴーデスとの決着がついて精神的に落ち着いたのか、以前よりも表情が晴れやかになっているようにも感じます。

 今回登場したマジャバは2体。最初に撃墜された方が雄で、卵を守っていた方が雌とのこと。彼らもまた人間の被害者ですから、必死に卵を守ろうとする様を見ているとどこか可哀想だという気持ちも湧いてきます。とはいえ共生できるわけでもないでしょうから、排除せざるを得なかったんでしょうね…中和剤だけでもこうかはばつぐんだ!ったようですが、そこからのグレートの追い打ちは必要だったんだろうか…それこそ、跡形も無く消滅させて、大地に影響が無いように配慮したんですかね。

 サンドマンが真実を話してくれたこともあって、事態は一応の決着を見ることに。しかしガゼボ、マジャバとゴーデスとは関係なく人間の身勝手さによって暴れだしたり、誕生する怪獣が続いています。仮にゴーデスが地球に来なかったとしても、怪獣たちは次々に出現していたのかもしれませんね。

 そんなこんなでまた次回。
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