ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマン80 第35話「99年目の竜神祭」

2020-11-27 08:19:45 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第35話「99年目の竜神祭」

 今回は千年竜王ならぬ九十九年竜王の三つ首怪獣ファイヤードラコが登場!

 遠い昔に退治された三つ首竜の伝説と、その時竜の中から現れた竜玉が伝わる村における物語。親兄弟もなく、神主夫妻に育てられた光男少年は周囲からの評判も高かったが、何故か祭が近づくにつれて不審な行動を取るように…てっきり竜玉を管理している際に割ってしまったのかと思っていましたが、哀しい事実が隠されていました。

 光男が自身に課せられた宿命と芽生えた願いの間で葛藤する様が描かれており、なかなか面白い話でした。特にラストは個人的には結構驚かされました。「火を吹く男と怪力の男から、竜玉を持ってこなければ村を襲うと脅されていた」などと如何様にも理由はこじつけられそうな気がしましたが、それをしないあたり、光男の誠実さが描かれていたと感じます。
 残された村の人々、特に神主夫妻が可哀想にも思えましたが、幼い子供を助け、これまでも甲斐甲斐しく働いていた彼のことは村人たちも良く知っているでしょうから、彼を非難する声が少なければ良いなと願うばかりです。

 そしてファイヤードラコ。ここ最近は船!子供の工作!でっかい魚!と奇抜な怪獣が続いていたので、如何にもな怪獣は久々な感じがしました。三つ首竜というと、どうしても金星を滅ぼしたり、しょっちゅう操られたり、たまに操ったりといった金色の三つ首竜の方を連想しますが、こちらもなかなかにカッコいい怪獣ですね。
 光男を通して猛の正体に感づいていたのか、執拗に猛の変身を妨害する様も描かれていました。ちょうどこの前にグレートを見ていたので、変身に時間を要するグレートだと分が悪そうだなぁとも感じました。シュシュッ!っという動作が必要なのかともいう気がしないでも無いですが、カッコいいので必要です(笑。

 哀しくも、それでいて力強く生きていこうとする少年が描かれたところで、次回は!
 「子供たちは昆虫が大好きです」
 「でも、昆虫と言えば何となく夏のものだって感じがしますが、決してそんなことはありません」
 「果たして、どんな方法でクワガタに冬を越させるのでしょうか」
 「冬を越すクワガタに大きな事件が待っています」 
 …えーっと、Eテレの昆虫番組か何かで?(汗。
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ウルトラマンG 第11話「第47格納庫」

2020-11-27 07:32:30 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第11話「第47格納庫」

 今回登場したのは円盤生物UF-0。UMA全滅!円盤は生物だった!…ということにはなりませんでしたが、割と近しい状況に追い込まれていたのが何とも(汗。
 元々意思のある宇宙船だったUF-0。ジーンの見立てでは地球には壊れた個所を修理するためにやって来たのでは?とのことでしたから、あのまま放っておいたら自分で宇宙に帰っていた可能性もあったと…ただ、劇中では洗脳状態の人物を拒絶し、洗脳した張本人である過激な環境保護主義者・ノルバーグを迎え入れたところを見ると、自分に乗せる人間を選んでいたようにも思えます。壊れた個所の修理という見立てが間違いだったとまでは言い切れませんが、人間の知識を習得しようという企みもあったのかなと考えてしまいます。

 ノルバーグを吸収し、攻撃的な生物へと進化したUF-0。速いわ固いわと、思いのほか強敵だったUF-0ですが、UMAの協力もあり、グレートの渾身の一撃で宇宙へと飛び去っていきました。ノルバーグが「アーサー隊長さえ従わせれば、誰も自分に逆らわなくなる」と言っていたことからすると、UMAやグレートらの反撃を受けたUF-0が「アーサー隊長を従わせるのは無理だ」と判断した可能性もあるのかな。
 結局トドメはさせずじまいでしたが、UF-0が善なのか悪なのかも判断はつかないまま。色んな推測が出来る分、面白い怪獣だったなと。

 
 また、洗脳状態にある人物に関しての調査を巡っての会話が印象的でした。ジャックの「調べてもムダさ」に対して「激励の言葉かい」と返すチャールズのセンスよ。ラストの「隊長は何をしていたのか」に関するシーンも一件落着感漂うほのぼのとしたシーンでしたね。
 そういえばアーサー隊長が色々と緊迫した状況下においてゲームに興じていたのは…何でですかね?「もう待てん」と言っていたのは、ジャックたちの到着を待ってから指示を出そうと考えていて、それまで下手に動くわけにもいかないから敢えてゲームで気晴らししてた、ってとこでしょうか。

 そんなこんなでゴーデス撃破以降、環境に関するあれこれが話題に挙がってきていましたが、それらを踏まえて次回からいよいよ最終章!
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