2022年の映画「大怪獣のあとしまつ」を見ました。
本作はその名のとおり、怪獣の死骸の後始末を巡る物語。公開当時は見に行けなかったので、今回は割と期待しての視聴だったのですが……正直映画館で見ていたら途中からイライラしていたのではないかと思えるほど、残念な出来栄えでした。
別段「シン・ゴジラ」のように真面目でリアルでなければならないというわけでは無いです。「くだらねーw」と笑いながら見られる映画もあるでしょう。ですが、本作に関しては如何せん、笑い所と思しき台詞の数々が大抵下品なのがどうにも受け付けられませんでした。
怪獣の死骸から発せられた臭いはどの排泄物の臭いだとか、鼻毛を抜いた時の涙との区別云々、怪獣の死骸処理の方法の例え……子供にすら受けるかどうか分からんようなセリフの数々は私には全く響きませんでした。あれは「事態が深刻なのに、当事者たちはくだらないことで言い争っている」という皮肉と受け取れば良いのでしょうか……?
シリアスさと笑いの温度差がひどいうえに、恋愛についてはあっても無くても話に対して影響を及ぼさない。SF要素は便利な道具でしかない。各種要素の全てが中途半端に終わった印象を受けました。
極めつけはあのオチですよね……あれも「怪獣映画を終わらせるのはいつだって……」という皮肉と取れなくも無いですが……結局この映画は何を伝えたかったのか、最後までイマイチ分かりませんでした……私には早すぎたのかもしれない。
本作はその名のとおり、怪獣の死骸の後始末を巡る物語。公開当時は見に行けなかったので、今回は割と期待しての視聴だったのですが……正直映画館で見ていたら途中からイライラしていたのではないかと思えるほど、残念な出来栄えでした。
別段「シン・ゴジラ」のように真面目でリアルでなければならないというわけでは無いです。「くだらねーw」と笑いながら見られる映画もあるでしょう。ですが、本作に関しては如何せん、笑い所と思しき台詞の数々が大抵下品なのがどうにも受け付けられませんでした。
怪獣の死骸から発せられた臭いはどの排泄物の臭いだとか、鼻毛を抜いた時の涙との区別云々、怪獣の死骸処理の方法の例え……子供にすら受けるかどうか分からんようなセリフの数々は私には全く響きませんでした。あれは「事態が深刻なのに、当事者たちはくだらないことで言い争っている」という皮肉と受け取れば良いのでしょうか……?
シリアスさと笑いの温度差がひどいうえに、恋愛についてはあっても無くても話に対して影響を及ぼさない。SF要素は便利な道具でしかない。各種要素の全てが中途半端に終わった印象を受けました。
極めつけはあのオチですよね……あれも「怪獣映画を終わらせるのはいつだって……」という皮肉と取れなくも無いですが……結局この映画は何を伝えたかったのか、最後までイマイチ分かりませんでした……私には早すぎたのかもしれない。