ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダー剣 第21話

2020-08-24 07:54:37 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第21話

 始の警告により虎太郎を狙うカプリコーンアンデッドを退けることが出来た剣崎。しかし未だカプリコーンアンデッドは健在であり、同じく人間に化けられる上級アンデッドと共に「ブレイドの弱点」を狙う作戦を練っていた。
 一方睦月の強さを求める理由を知った橘は、彼の師として戦い方を教えることとなり…

感想
 何だかんだで21話まで来た「仮面ライダー剣」。ネタにされつつも未だに人気が高い理由が分かってきました。

 さて今回は前回に引き続き上級アンデッドで余裕しゃくしゃくな態度を取っているから、さぞ強いんだろうなぁと思ったら初戦も二戦目も、割とあっさり剣崎に負けていたカプリコーンアンデッドと、もう1体オーキッドアンデッドが登場。「ブレイドの弱点」として虎太郎を狙ったものの、それが剣崎の逆鱗に触れることとなってしまい、特に二戦目は終始圧倒されていたように思えます。彼だけを見ると上級アンデッドとは…?と思ってしまいますが、そもそも何をもってして上級アンデッドと呼ばれているのでしょうね?人間に化けられるというのも特徴の一つですが、それだけが上級の定義かとなると違う気もしますし…
 虎太郎が狙われているとあってか、普段以上に強かった剣崎。初戦ではタックルを回避されたものの、ブレイラウザーを投げてカプリコーンアンデッドの隙を突いたかと思えば、即座に拾い上げてライトニングスラッシュ一閃。この流れ、とてもカッコよかったです。
 確かに虎太郎は「ブレイドの弱点」かもしれませんが、その弱点は同時に剣崎の怒りを買い、融合係数を上げることにもなりかねない諸刃の剣。オーキッドアンデッドもさすがに正体がバレた以上虎太郎に近づくことは無いと思いますが、次は誰のどんな弱点を、というか藪蛇をつついて痛い目を見ることになるのやら…


 そんな始ですが、今回も虎太郎の危機をいち早く察していました。どちらかといえば、アンデッドの気配を感じ取ったら虎太郎も近くにいた、といった感じでしょうか。
 オーキッドアンデッドに捕られた虎太郎に構わず攻撃を繰り出したかと思えば「避けろ!」と声をかけてオーキッドアンデッドの隙を生み出し、その間に助け出すという場面がありました。本当に虎太郎を助けたくないのであれば、彼に構わず攻撃をしていたでしょうし、「避けろ!」なんて声をかけないでしょう。

 「俺はウジウジした奴は嫌いだからな」「お前を助けたわけじゃない!」という発言と併せて考えると、虎太郎のことは嫌ってはいるものの、いなくなれば天音ちゃんや剣崎が悲しむと知っているが故に、始は間接的に天音ちゃんや剣崎の心を助けようと動いていたのかもしれません。
 とはいえ、「~嫌いだからな」の場面ではちょっと微笑んで見せたり、それに対して虎太郎も不満を呟きつつも口論に発展しないあたり、関係性は若干ですが改善されつつあるのかなと。「ウジウジ悩んでないで、自分に対する態度をはっきりさせろ」という意味合いもあったりするんだろうか。

 
 そして橘さんは睦月が過去誘拐か何かでコインロッカーに閉じ込められていたこと、そこから助け出された時の光を覚えており、その光を守りたいという意思を持っていることを知ることに。たびたびコインロッカーの回想がありましたが、相当ハードな過去の持ち主だったんですね、睦月…あれほどまでに幼い時のことを覚えているほどにショックで、助けられた時は嬉しかったのでしょう。
 むやみやたらに力を求めているわけではなく、確固たる理由と意思があるならば、睦月がスパイダーアンデッドの呪縛に負けずにレンゲルに変身できる日も近い!…と思いたいのですが、ニコニコ動画のコメントだと何やら長そうで(汗。
 そんな睦月の特訓第1号として、橘さんが選んだのは「バッティングセンターで打ち出されるボールに書かれた数字を見極める」というもの。曰く動体視力を鍛えるものだそうで。つまり橘さんがピーコックアンデッドの羽根攻撃を全部撃ち落とせたのは、この特訓のおかげ…?

 また、冒頭では久々に始と再会を果たした橘さん。橘さんに戦う意思はなく、睦月もレンゲルに変身させられこそすれ、力を扱いきれずに戦闘は中断。ここでちゃんと睦月の事情を聴いて始が矛を収めるのを見ていると、やはり報連相って大事なんだなと感じました(笑。


 そんなこんなでまた次回。
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魔進戦隊キラメイジャー 第20話「あぶないペア」

2020-08-23 10:06:55 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第20話「あぶないペア」

 充瑠のクラスメイト柿原瑞希は表と裏の顔を使い分ける仮面優等生。瑞希は一緒に補修を受けていた充瑠が出動要請を受けて学校を飛び出していくを見て、彼にも裏の顔があるのではと考え後をつけていく。
 が、そこで充瑠はキラメイジャーとなって、自称恋のキューピッドであるセッチャクザイ邪面と戦っている最中だった。正体がバレたらまずいと隠れた充瑠だったが、彼女のピンチに思わず飛び出してしまった際、うっかり彼女と手がくっついてしまい…


感想
 柿原さんは裏表のない素敵な人です!というわけで今回はエピソードZEROに登場して充瑠に変な絵(本人曰く瑞希のイメージ)を描かれた柿原瑞希が再登場。絵を見せる前まではちょっとだけ良い雰囲気になっていたので、再登場は嬉しいですね。

 そんな瑞希とセッチャクザイ邪面によりくっついてしまった充瑠。最初は正体を隠していましたが、事情を知らない宝路によりあっさりとバラされてしまうことに。他の面々も有名人なので知っているけど、てっきり為朝だけ知らない!というオチかと思いましたが、何と兄貴がゲーマーなので為朝のことも知っていました。為朝も知らないんかい!というツッコミを用意していたのか、自分のことを知っていることに相当ビックリしていましたね。
 ところで正体はご内密にと念押ししていた時雨ですが、その割にみんな平然と街中で変身していますよね…?

 セッチャクザイ邪面との再戦では右手が使えない分、瑞希の手とベチャットの体を使ってキラメイレッドに変身!敵の剣を使ったボウケンジャーを思い出しますね。
 そしてここで、充瑠が瑞希の絵をあんな風に書いた理由、そしてそれを魅力的だと言った理由が明らかに。ずる賢くてパワフル、ズルパワフルは瑞希が結果を出すために必要な武器。先生を騙すのは良くないけど、自分が持っていない武器を充瑠は魅力的だと感じていたそうで。

 充瑠の裏の顔ではなく、もう一つの顔を知った瑞希も変わりたいと思うようになり、邪面師や邪面獣の撃破に大いに貢献。「こんなズルい作戦、俺には思いつかなよ!」と充瑠が褒めるほどの見事な作戦でセッチャクザイ邪面を撃破し、更には巨大戦で現時点でスーパー合体が存在しないキラメイジンとギガントドリラーを合体させるきっかけを生み出してくれました。
 名付けてキラメイ・ドリラーですが、接着剤が必要な合体はさすがに今後披露される機会は無いようです(苦笑。にしても、本当にスーパー合体が出てきませんね、キラメイジャー。次なる魔進のおもちゃ情報は公式で公開されていますが、あれも合体というか武装に近いですし…このままスーパー合体無しで1年を乗り切るのかな。
 
 今回の一件を通して仮面を脱ぎ捨てた瑞希。冒頭でも先生がいないところでは仮面を脱いでいましたが、その時よりもだいぶ生き生きと、キラキラしていたように思います。優等生ぶっている時よりも魅力が溢れていました。
 そんな彼女の充瑠を見る目もだいぶ変わったようで、セッチャクザイ邪面を倒した後も「何故か」くっついて離れない手が超エモい。瑞希から握りしめるのが更にエモい。充瑠は全く気付いていないようですが、時雨や為朝、小夜はその理由に気づいていました。が、宝路と瀬奈は気づかず。以前アレだけマシュマロで恋愛トークをしたというのに、この2人意外と鈍いですね…(汗。

 充瑠が褒めてくれた自分の魅力を、思う存分に発揮するようになった瑞希には、充瑠との今後の展開も含めて再登場して欲しいですね。いつか「熱田」じゃなくて「充瑠」って呼んで欲しいなぁ…

 ともあれ次回はツリザオ邪面。呪いの発動が思ったよりも早い…!
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仮面ライダーゼロワン 第44話「オマエを止められるのはただひとり」

2020-08-23 09:30:19 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第44話「オマエを止められるのはただひとり」

 滅は飛電或人を、全ての人間を滅ぼすと宣言し、各地でヒューマギアたちによるストライキやデモが勃発。与多垣はヒューマギアを破壊しようとするが、それではますます人類との全面戦争は避けられない。
 それを避けるべく諫と亡が或人を、雷が滅をそれぞれ止めようと試み、唯阿もまたヒューマギアのデモの現場に現れて…

感想
 今回のアイちゃんの役割、シェスタが担っても良かったと思うんですけど…というか、誰よりも福添さんの近くにいたヒューマギアであるシェスタが言うべき言葉だったと思うんですけど…今更ですけど、アイちゃんに人間関係全部任せるのやめよう…?まぁ、その後活躍の機会があったから良いですけど…

 さて今回は人類とヒューマギアの全面戦争一歩手前まで来てしまいました。或人はアズを呪いつつ「もう元には戻れない」「放っておいてくれ」と諫や亡を突き放していました。そんな或人の心をこじ開けるべく、亡の意志を受け取った諫は仮面ライダーオルトロスバルカンに変身!オルトロスは双頭の犬だそうですから、諫と亡の意志が込められた変身に相応しい名前ですね。アサルトバルカン以上に無理のある変身だったようで、ボロボロになりながらも、それでもゼロツーの予測を一瞬でも上回り喰らいつく様はカッコよかったです。

 諫「たち」にヒューマギアを信じさせてくれたのは他でもない或人。唯阿もまたヒューマギアを道具ではないと思うようになり、体を張ってヒューマギアのデモを食い止めていました。福添副社長もヒューマギアに命令するのではなく、信じて欲しいと懇願し、その想いにシェスタも共感して土下座するあたり、彼女もシンギュラリティに達したのかな…

 ヒューマギアは人類の夢であり、ヒューマギアは人類から心を学んだ。そのことは理解している。しかしそれでも或人と滅の歩みは止まらない。或人はアークワンに、滅はゼツメツドライバーとアークスコーピオンキーを用いて変身…さてここからどうなるのか…次回予告にゼロワンが登場しているところを見ると、最後は「仮面ライダーゼロワン」で締めるのかな。
 或人が言った「俺たちは仮面ライダー」というのは、どういう意味を持つのか。其雄さんがゼアの中に出てきたということは、人類とヒューマギアが共に笑顔になれる未来のために戦うのが仮面ライダーだと、或人に思い出させてくれたのでしょうか。
もしくは「仮面」を被り続けていくことを選ぶとか。互いに互いを許せないけど、その感情を仮面の下に押し込めて平気な顔をして過ごしていくとか…

 次回遂に仮面ライダーゼロワン最終回。人類とヒューマギアは共存の道を歩めるのか…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第21話「はじめまして!わたくし、風鈴アスミです」

2020-08-23 09:00:12 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第21話「はじめまして!わたくし、風鈴アスミです」

 一日に二度のお手当てをした一行は帰路に着いたが、そこでアスミに帰る家が無いこと、壊滅的に人間界の常識が無いことを知る。のどかはアスミはラテの飼い主でありバックパッカーだと誤魔化したものの、それ以外でも色々な困難が待ち受けていた。
 それでものどかはアスミをサポートし続け、その様子を見たアスミは「のどかはそういう風に生まれたのか」と問い…

感想
 「ラテさま」と「テアティーヌ」呼びなんですね、アスミ…

 さてOPにアスミ(キュアアース)加入&バテテモーダ退場となった第21話は、お決まり?の「人間界の無い追加戦士のドタバタ劇」が描かれることとなりました。生まれたばかりということもあって、これまでの追加戦士以上に知らないこと、覚えなければならないことがかなり多い模様。
 食事はのどかの見様見真似で何とかなったものの、「泊まっていって」と言ってくれたのどかの両親に対しても「ありがとうございます」とお礼を言っていませんでした。親切にされたらお礼を言う、ことも知らないのでしょう。加えて「ラテ」と呼ぶようにはなったものの「お怪我」「ご無事」と敬語を使っていることからしても、のどかたちに言われたとおり呼び方だけを変えたことが分かります。

 のどかが色々尽くしてくれるのは、自分がラテを助けるために生まれたように、そういう風に生まれたからか、と問うアスミ。対するのどかは経験して変わったと答えていました。アスミがラテを助けるために生まれたとしても、ラテとの触れ合いで気持ちが変わったように、経験を積むことでこれから変わっていく。実際、ラテだけではなくのどかを守るように、親切にされたお返しをしたいと立ち振る舞うようになったのも、大切な変化ですね。
 また、今回から日常生活では髪をまとめるようになったため、変身シーンでも髪をほどくシーンが追加されるようになりました。髪をまとめると、だいぶ前の先輩に似ているなーという印象。

 一同の活躍によってメガビョーゲンは浄化出来たものの、メガビョーゲンのパーツ、略して「メガパーツ」を埋め込んで強化されたメガビョーゲンから更にメガパーツを採取するという方法をダルイゼンが発案。これによりメガビョーゲンを早々に浄化するだけではなく、ダルイゼンたちがメガパーツを採取する前に倒す必要も出てきました。現時点ではメガパーツの存在も把握していませんし、これは今後も苦戦が続きそうな…しかもメガパーツ1個でアレほどの力を発揮するわけですから、複数個使えばどうなるのか…この感じ、デジモンアドベンチャー02のダークタワーデジモンを思い出すなぁ…

 アスミとの交流でのどかも自分がどう変わっていくのか楽しみな様子。しかし次回はそのアスミが消滅の危機?ラテと心が離れると消えてしまのでしょうか…
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ウルトラマンZ 第10話「宇宙海賊登場!」

2020-08-22 10:28:01 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第10話「宇宙海賊登場!」

 キングジョーを取り返すべく、宇宙海賊バロッサ星人がストレイジの基地内に潜入してきた。人間を操り惑わすバロッサ星人を相手に迂闊に手が出せないハルキたちは、果たして仲間を、基地を守り抜くことが出来るのか…

感想
 「ウルトラマンジャック」のロゴに強烈な違和感を覚えた第10話。

 さて今回は宇宙海賊バロッサ星人が登場!様々な宇宙人の武器やメカを奪い取る手癖の悪さを表してか、手を使って人間を操ったり、ゼットさんを混乱させたりしていたバロッサ星人。「下等生物の言語は使わない」とのことでわざわざ人間を介して会話していましたが、戦いにおいて「抜けない…」と口走っていたところを見ると、言語自体は習得、もしくは人間から「奪った」感じでしょうか。
 ヨーコを操って「私がどうなってもいいの!?」とユカを脅す様はまさしく外道。命がけでペギラと戦い、自身の心配よりもバロッサ星人の追跡を優先させたヨーコが言うセリフとは思えませんから、恐らくバロッサ星人が言わせたのでしょう。

 行動時にはサータンの毛を用いた透明マントを、戦闘時には様々な武器を用いてはいたものの、結局本来の使い手ではないためにゼットさん・ガンマフューチャーにはあっさりとあしらわれていました。ゼットさんもペースを乱されたり混乱させられていなければ、割とあっさり倒せたっぽいですね。強いというよりは面倒くさい宇宙人といった印象。にしても令和の時代に「サータン」の名前を聞くことになるとは思いもしませんでした。

 終盤はマグマサーベルと思しき武器を用いてはいたものの、ヨーコから受け取った新たなウルトラメダル、ジャック、ゾフィー、そして「father of ultra」のメダルにより「M78流・竜巻閃光斬」を発動し、ゼットライザーから光剣が出現!ゼットライザーの展開時の形状が弓っぽかったので、その内矢とか撃つんじゃないかとは思ってましたが、光剣が出現するとは!竜巻で動きを封じてからの巨大光輪で切断!あの形状の光輪は「八つ裂き光輪」を彷彿とさせますが、その名に相応しい滅多切りっぷりでした。

 序盤の大物っぷりから一転、後半の手段を選ばない小物っぷりの落差が激しかったバロッサ星人。ですが彼にはまだ弟がいる…あの数で攻め込まれたらさすがに…しかもあの弟たちからも増えるとなると…よし、マックス先輩呼んで来よう!多分あれくらいに分身出来るか、マクシウムソード増やして何とかしてくれるから!(笑。
 そんなバロッサ星人について、ボイスドラマ第10回でも触れられています。前回のネタ多めだったジャンナイン回に比べると、割と本編とリンクしている感じの話でした。恐らくこの時にバロッサ星人の生態についても教えてもらったんでしょうね。何だかんだでゼットさんのことを気に入っているっぽいゼロとそんなゼロに振り回されるゼットさんが微笑ましい第10回でした。


 また、今回は整備班の面々も漢を見せてくれましたね。バコさんのみならず、他の皆さんもギリギリまでキングジョーの再起動を止めようと奮闘している様が印象的でした。
 そしてユカを助けるためにヘビクラ隊長もトゲトゲ星人…もといジャグラスジャグラーとして活躍。本人としては敵か味方かはっきりさせないまま退場していったようですが、当のユカからは「解剖したい」と妙な憧れを抱かれることに。ジャグラーといえばガイさんにつきまとっているイメージが強かったですが、そんなジャグラーが今度はつきまとわれる側になるというのは何とも…(笑。
 にしても、ジャグラーは何がどうして盆栽の手入れに凝っていたんですかね…かつて「ウルトラマンマックス」でも長官が盆栽の手入れをしていて、物音にびっくりして失敗してしまうというシーンがありましたが、それのオマージュでしょうか。

 新たなメダルの入手に、キングジョーの入手と改修と、どんどんパワーアップしていくゼットさんとストレイジ。しかしバコさんが危惧したように、キングジョーの技術はまだ人間の手に余るものかもしれない。使い方によってはゼットさんさえ苦しめるほどの戦力になることは実証済みですから、間違いの無いよう取り扱って欲しいところですが、果たして…


 次回は特別編・特空機シークレットファイル。本家本元ウインダムの活躍も紹介されるっぽいですね。
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9年越しの「コクリコ坂から」

2020-08-22 08:17:56 | テレビ・映画・ドラマ
 言われてみればそれぐらい経っているような気もするけど、考えてみればゲド戦記やハウル以降のジブリ映画の公開順を把握していないことに気がついた「コクリコ坂から」の視聴となった今回。2011年の映画だったんだなぁ…まぁ、それを考え出すと、私の場合リアルタイムで見たものの感想より、数年前の作品の感想のが多い気もしますが(汗。

 過去にも同じ金曜ロードショー内で放送されていたことがあったそうですが、その際は見ていなかったので今回が初見となります。
 正直最近のジブリ映画に対しては「見てないけど、何かイマイチな気がする」という偏見を抱いていたのですが、この「コクリコ坂から」は思いのほか楽しめました。主人公の海が可愛い、というのも大きいです(笑。

 松崎海は下宿を切り盛りする高校生。ある日文化部が集まる建物「カルチェラタン」の存続を要求する風間俊らと知り合う。風間のカルチェラタン存続に賭ける熱意を知り、次第に魅かれあっていく2人。しかし2人の前には数奇な運命が立ちはだかり…という物語。
 海と俊の青春物語とカルチェラタン存続運動とが絡み合いながら進んでいく本作。手伝ってくれる人がいるとはいえ、若くして下宿の様々な仕事をこなす海はしっかり者のように見える一方、俊の態度の変化に思い悩んだり、とある事実を知って寂しさからか切ない夢を見てしまったり、母親の前では涙を流したり…と、年ごろの女の子らしい一面も描かれていたのが印象的です。

 そんな海は毎日亡き父を想い、旗をあげていました。海の祖母はそれを見るたびに切なくなっており、素敵な人が出来て、旗をあげなくて済むようになれば…と望んでいました。そんな「旗をあげる」というのが終盤では違う意味を持ってくるのが良いですね。亡き父のみならず、祖母のいう「素敵な人」や、そんな「素敵な人」と自分をめぐり合わせてくれた人、自分たちの成長を我が子のように喜んでくれている人、様々な人へのメッセージのように感じられました。
 …なので、ラストシーンはあの余韻に浸るのが良いと思うんですけど、それをいきなりぶった切って特別企画とか入れなくて良いから…余韻って大事だから…金曜ロードショーだからと言われたらそれまでだけどさ…

 また、俊は存続運動の討論中に「古いものを壊すことは、過去の記憶を捨てることと同じことじゃないのか!人が生きて死んでいった記憶をないがしろにするということじゃないのか!」などと熱弁します。海にしてみれば、旗をあげるのをやめてしまえば、それは父親のことを忘れてしまうのと同じことだったのかもしれません。そんな海だからこそ、俊の演説が心に響いたのかもしれませんね。
 加えて、海と俊の関係性は言ってしまえば「黙っていれば分からないこと」だったと思います。「気づかなかった」「知らなかった」で通すことも出来たはずです。しかしそれをせず、キッチリと自分たちの過去について区切りをつけ、その真相を明らかにするために行動した2人は立派だったなと。特に俊にとっては「黙っている」「知らぬ存ぜぬで押し通す」ことは「人が生きて死んでいった記憶をないがしろにする」ことに等しいでしょうから、より一層真相を明らかにしたかったのでしょうね。例えそれがどんな結果であったとしても、その記憶を受け継ぎ、存続させていこうとする意志を感じました。

 といった感じで「映画館で見ておけば!」とまではなりませんでしたが、思いのほか楽しめた本作。しかし個人的にちょっとだけ気になったのがBGMでした。要所要所で盛り上がるBGMが流れるのですが、それが微妙にマッチしていないような、しているような…といった本当に微妙な違和感を覚えまして。
 特に終盤、海と俊が駆け出す時のBGMがね…あの時代の音楽ってああいのうかもしれませんが、変に新しい感じがしたというか、何というか…

 そんな感じの「コクリコ坂から」でした。
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ウルトラマン80 第21話「永遠に輝け!!宇宙Gメン85」

2020-08-21 08:01:24 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第21話「永遠に輝け!!宇宙Gメン85」

 一夜にして町も人も壊滅的な被害を受ける事件が続発。現場で撮られた写真に写っていたのは、善良な宇宙人であるはずのL85星人だった。唯一そのことを知る猛は山でL85星人・ザッカルと遭遇した際、警戒しつつも彼の居場所をイトウチーフに告げることはしなかった。
 しかし事件の真犯人である残酷怪獣ガモスが街に現れた際、ザッカルはテレパシーで猛に攻撃を中止するよう要請してきて…

感想
 Gメンという言葉は今でも使われているんでしょうけども、それでも何故か無性に昭和感を覚える第21話。今回のサブタイトルと似たタイトルのドラマの影響でしょうか。

 さて今回は残酷怪獣バモス、L85星人にして宇宙Gメンのザッカルが登場。バモスは宇宙指名手配の№2であり、ザッカルの妻と子の命を奪った宿敵。口からコンクリートのビルや人間を跡形もなく溶かしてしまう溶解液を放ち、尻尾のトゲは飛ばすことができ、着弾すると爆発。更に目からも怪光線…といった多彩な能力を用いて、数々の極悪非道な行いをしてきた様子。残酷怪獣の名が相応しい怪獣ですが、こいつでも指名手配の№2って、№1はどれだけ凶悪なんですかね…まさか№1はベムラーだったりするんだろうか…

 一時はバモスを操っているのでは、事件の主犯格ではと疑われたザッカルですが、実際には家族の仇をその手で討つために猛の妨害をしていたとのこと。焦っていたのは宇宙Gメンを辞めなければならない時が近づいていたため。それだけ必死で、しかもバモスの弱点まで知っていながら、何故その弱点を発生させる機械とかを持ってこなかったのか…宇宙船に仕込んではいたけど、使う前に瀕死の状態に追い込まれたのでしょうか。
 ザッカルから弱点を教わった80は、ウルトラシリーズ恒例の「回れば何とかなる」で付着した溶解液を吹き飛ばし、更には高周波も発生させて、弱ったところへバックルビーム!やっぱ回転は最強だな!(笑。

 最後は息絶えたザッカルを宇宙に運び、永遠に宇宙を旅するのを見送ることに。例え命は消えても、己が信念を貫き通したザッカルの姿は、猛の中でも輝きを放ち続けることでしょう。
 当初ザッカルを疑っていたUGMに、バモスと戦っていたザッカルはどう映ったのでしょうか。80が彼の手を取っていた様子を見て、味方だったのではないかと考え直してくれると良いですね。仮に誤解されたままだったとしても、他の誰が信じてくれなくても、猛だけでもその真相を知っているだけで十分かもしれませんが。

 また、今回中学校にいたノンちゃん!…によく似た小坂ユリ子なる人物が初登場。ユリ子も最近のセラみたいにちょくちょく出てくるんですかね。あるいは、セラに代わるムードメーカー的な存在になったり…?


 次回はゴモラⅡ登場!2代目じゃなくてⅡ!再生でもなくてⅡ!割と多彩らしいゴモラⅡ、楽しみです。
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「少女地獄のドクムス〆」を遊ぶ

2020-08-20 08:12:38 | アニメ・ゲーム
 先日「少女地獄のドクムス〆」というゲームをクリアしまして。たまたまPVを見かけて気に入ったので購入に至ったにしても、私にしては珍しいジャンルのゲーム購入となりました。基本ポケモンですからね…

 主人公は少女たちの妄念で作られた「少女地獄」を、謎の少女「毒娘」と共に各所に広がる毒沼を浄化しつつ、立ちはだかる妄者を毒を用いた狙撃で倒し、時には毒娘と交流を深めたりしていく…というもの。様々な少女の嫉妬や執着といった「妄念」に触れていくというストーリーそのものは悪くないですし、パートナーである毒娘がとても可愛いのも高評価です。が、肝心のゲーム部分がちょっと単調だったかなと。

 基本は射撃で戦い、弾が無くなったら毒沼を浄化したりアイテムを取ったり、弾丸の種類によってはチャージされるのを待って補充、というのが基本的な流れ。しかし毒沼を浄化して補充できるのは残弾が0の時に限られるのが微妙に面倒くさかったです。ボス戦はまだしも、雑魚戦後に微妙に残った弾を持って次のエリアに進むよりも、撃ち尽くして再度チャージしなおした方がマシ…という場面が多かったですね。戦闘中にわざわざ毒娘が弾の補充を勧めてくれるんだから、浄化による補充は常にさせて欲しかったところです。

 あと、これは単なるプレイの問題ですが、少女地獄に隠されたメダルを3枚集めると新たな種類の弾(毒)を使えるようになります。様々な種類の弾を使い分けたり、道中入手したお金を使って強化することが出来るのですが、結局私は最初の頃に入手した弾しか使いませんでした。
 そもそも強化できるが故に初期に入手した弾だけでもさほど問題なく進められますし、様々な弾を全て強化が出来るほどお金も普通にプレイしていただけでは貯まりませんでしたし…詰まる要素があるわけでもなく…あぁ、でも終盤の剣と盾を装備した妄者は面倒でしたね…

 振り返ってみると、私の遊び方次第でもう少し幅を持たせられそうなところもあったかとは思いますが、それでも基本やることが変わらず、出てくる敵もあまり代わり映えしないので、少し単調に感じてしまったところもあったゲームでした。でも毒娘は可愛い。
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第14話「ベリーダンスはツヨイ!?」

2020-08-19 07:57:23 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第14話「ベリーダンスはツヨイ!?」

 レッスンを終えて休憩中の神崎蘭子と南条光。一方、ダンスが得意なナターリアはまだまだ元気いっぱいで…

感想
 しんげきEx1話でナターリアがりあむに教えていたのは「サンバ」で、ナターリアが得意なのは「ベリーダンス」。2つの踊りに似通っているところがあったりするんですかね…?

 そんなわけで今回はナターリア回。レッスン後にも関わらずまだまだ踊れると言わんばかりに特技のベリーダンスを披露するナターリアを見て、絶賛中学二年生の蘭子と、ヒーロー大好きな光が抱いた感想は「カッコいい!絶対強い!」でした(笑。その気持ち、よく分かります。踊りながら手にした布で剣や弾丸を弾いたり、攻撃の回避、風を巻き起こして一網打尽、味方の回復や再行動、敵の魅了…と、「踊り」と一見戦闘に結びつかなさそうなものでも、いざ戦闘となれば大活躍!なんてこともありますからねぇ…実際サンバのリズムで変身するスーパー戦隊もいましたし。

 ナターリアのダンスへの感想が一致した蘭子と光ですが、ゲーム内で公開されている劇場第901話「進化していく…!」においても、上田鈴帆が持つ「原始人の武器」に関して、三好紗南を交えて3人で設定を付与して盛り上がっている様が描かれていました。紗南はゲーム、光はヒーロー、蘭子は中二的な側面と、色んな側面からあれこれ設定を考えるのが楽しそうで何よりです。今回の劇場と展開が似ているところがありますね。
 また、デレステでは光と小関麗奈のイベントが近々開かれるとのことですが、そこに紗南も加えてみる気は…ありませんか…?

 そんな蘭子と光からの、レアな感想を聞けたナターリアが嬉しそうで何よりだったしんげきEx第14話でした。
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時代が迷子

2020-08-18 07:39:21 | 日々の生活
 ウルトラマン80(1980年)、ケイゾク(1999年)、仮面ライダー剣(2004年)、帰ってきた時効警察(2007年)、ストライクウィッチーズ2(2010年)、モンスター娘のお医者さんほか2020年夏アニメ(2020年)、ウルトラマンZ(2020年)、ニチアサ、ボウリングの番組、録画がどんどん溜まっていく「鬼平犯科帳」に、その他刑事ドラマの再放送あれこれ…

 …とまぁ、そんなわけで現在2020年の夏真っ盛りなわけですが、視聴状況的には40年前、20年前、15年前、10年前に遡ったり現代に戻ってきたりと、時代が迷子になっております(苦笑。手元で最近のゲームをやりながら視聴していると、ますますよく分からないことになりますね。
 「ウルトラマン80」や「鬼平犯科帳」のように、そもそも産まれていない頃の作品を見る分には懐かしさは覚えないのですが、「ケイゾク」や「帰ってきた時効警察」のように物心ついた頃の作品や感想を書いていた作品なんかを見ていると、「多分この描写が怖くて見れなかったんだろうなー」とか「こんな話あったなー」などとあれこれ懐かしくなってきます。

 「ケイゾク」は確か親が見ていたのですが、私自身は当時から先週まで「すげぇ怖いドラマ」という印象を抱いており、ちゃんと見たことはありませんでした。恐らくあの独特なOPの雰囲気を「怖い」と感じたのだと思います。実際、今見てもちょっと怖いです(汗。それにプラスしてカタカナのタイトルで「リング」を思い出してしまい「ホラーだ!逃げろ!」と感じてしまったのかなぁ…と。
 あ、作品自体はとても面白く、視聴を続けられています。「ケイゾク」というタイトルの由来も1話冒頭で分かって怖くなくなりました(笑。「お宮入り」という別のドラマで聞き覚えのある言葉が使われたのも、恐怖を和らげる一因になったと思います。

 作品自体の面白さもありますが、再放送を見ていると「この役者さん、この頃から活躍されていたんだなー」と思うことがしばしばあります。十津川警部を渡瀬恒彦さんが演じられていたとは知らなんだ…

 そんなこんなで時代を行き来しつつ、あれこれ色んなことに気づける今日この頃でした。
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