ウルトラマンG 第2話「凍てついた龍(the hibernator)」
原題の意味を検索したら「冬眠動物」って出てきたんですけど、それを「凍てついた龍」って訳すんだなぁ…と。翻訳って難しそうだと感じた第2話は、古代怪獣ギガザウルスを巡る物語。
第1話ではジーンの前にしか姿を見せなかったジャックですが、今回はアーサー隊長たちの前にも姿を現し、ゴーデスとその細胞について様々な情報提供をしてくれました。が、UMAの基地内ではウルトラマン共々ジャックもあまり信用されていない模様。
考えてみれば「どうやって火星から帰ってきたか分からない」「何故かゴーデス細胞についてめっちゃ詳しい」「態度があまりよろしくない」となると、おいそれと信用するに値する人物とは言えないというか、疑って当然という気もしますね。
そんなジャックがグレートに愚痴をこぼす一幕も描かれていました。
グレートの「我々には使命がある」に対して「それは君の使命だろ」と返したり、「戦う前に人間でいたい」というジャックに対し「いつもは人間だろ」と返すグレート…今でこそウルトラマンと会話することはよくあることですが、まだ平成ウルトラシリーズが始まっていない当時は珍しい光景だったのかなーと。帰マンで会話シーンはあった気がしますが、そこまで多くは無かったような。
会話の最後でジャックは人間よりもギガザウルスを身近に感じる時があると発言。冬眠から覚めたら一人ぼっちで、しかも自分にとっては暮らしにくい環境になっていたギガザウルスと、なかなか自分の言うことを聞き入れてもらえず結果的に一人になってしまったジャック。言われてみれば似ていますね。そんなジャックの発言に「うーむ」といった感じで唸るグレートを見て、「いつもは人間だろ」の言葉と併せて、想っていたよりも人間との距離が近いウルトラマンだと感じました。
今回蘇った古代怪獣ギガザウルス。前述したとおりの状況であるため、どこか可哀想にも思えます。日中は暑さに耐え切れず口から冷凍ガスをまき散らしながら歩き、気温が下がる夜になったら落ち着く様を見ていると、ゴーデス細胞に操られて破壊活動をしているというよりは、ただただ必死に生きようとしているように感じました。
最後は凍らせてどこかに運んで終わり!かなーと思っていたら、グレートの手によって消滅させられることに。仮に氷漬けにしてもいつまた人間に発見されるとも限らず、蘇った時にギガザウルスにとって心地いい世界であるとも限らない。そう考えるとグレートの判断は優しさ故からなのかなとも感じましたが、現在放送中の「ウルトラマンZ」だったらギガザウルスを倒しても良いのかどうか、ハルキは迷っていたんだろうなと。
ともあれジャックはUMAに力を貸すこととなりましたが、隊員全員からの信用は得られていない模様。前途多難なところで、また次回。
原題の意味を検索したら「冬眠動物」って出てきたんですけど、それを「凍てついた龍」って訳すんだなぁ…と。翻訳って難しそうだと感じた第2話は、古代怪獣ギガザウルスを巡る物語。
第1話ではジーンの前にしか姿を見せなかったジャックですが、今回はアーサー隊長たちの前にも姿を現し、ゴーデスとその細胞について様々な情報提供をしてくれました。が、UMAの基地内ではウルトラマン共々ジャックもあまり信用されていない模様。
考えてみれば「どうやって火星から帰ってきたか分からない」「何故かゴーデス細胞についてめっちゃ詳しい」「態度があまりよろしくない」となると、おいそれと信用するに値する人物とは言えないというか、疑って当然という気もしますね。
そんなジャックがグレートに愚痴をこぼす一幕も描かれていました。
グレートの「我々には使命がある」に対して「それは君の使命だろ」と返したり、「戦う前に人間でいたい」というジャックに対し「いつもは人間だろ」と返すグレート…今でこそウルトラマンと会話することはよくあることですが、まだ平成ウルトラシリーズが始まっていない当時は珍しい光景だったのかなーと。帰マンで会話シーンはあった気がしますが、そこまで多くは無かったような。
会話の最後でジャックは人間よりもギガザウルスを身近に感じる時があると発言。冬眠から覚めたら一人ぼっちで、しかも自分にとっては暮らしにくい環境になっていたギガザウルスと、なかなか自分の言うことを聞き入れてもらえず結果的に一人になってしまったジャック。言われてみれば似ていますね。そんなジャックの発言に「うーむ」といった感じで唸るグレートを見て、「いつもは人間だろ」の言葉と併せて、想っていたよりも人間との距離が近いウルトラマンだと感じました。
今回蘇った古代怪獣ギガザウルス。前述したとおりの状況であるため、どこか可哀想にも思えます。日中は暑さに耐え切れず口から冷凍ガスをまき散らしながら歩き、気温が下がる夜になったら落ち着く様を見ていると、ゴーデス細胞に操られて破壊活動をしているというよりは、ただただ必死に生きようとしているように感じました。
最後は凍らせてどこかに運んで終わり!かなーと思っていたら、グレートの手によって消滅させられることに。仮に氷漬けにしてもいつまた人間に発見されるとも限らず、蘇った時にギガザウルスにとって心地いい世界であるとも限らない。そう考えるとグレートの判断は優しさ故からなのかなとも感じましたが、現在放送中の「ウルトラマンZ」だったらギガザウルスを倒しても良いのかどうか、ハルキは迷っていたんだろうなと。
ともあれジャックはUMAに力を貸すこととなりましたが、隊員全員からの信用は得られていない模様。前途多難なところで、また次回。