「30th Anniversary Concert」

2015-11-09 00:29:47 | ライヴ
斉藤由貴さんのコンサートに行ってきました!



周りを見渡す限りもう、オッサンだらけ!!!

むさ苦しいねんっ!

開演前にトイレに行っとけ!

携帯は鳴らないようにしとけ!さっさと音を消せっ!



ま、ワタクシもそのむさ苦しいオッサンの一人ではございますが(汗)にしても、ただでなくてもピロティホールの客席の前後の幅が狭いちゅうのに、図体のデカイおっさんが途中で退席して戻ってきて、一人だけじゃなく、何人もいたよ。迷惑極まりないわ!開演前にトイレに行っとけ!

劇場内のマナーの悪さは、買い物袋をガサガサしたり会話するおばちゃんたちだけでなく、オッサン共も相当酷いで!

ということで、愚痴から入って申し訳ありませんm(_ _)mあまりにも、今までに味わったことのない空気感だったもので…。ずっと女性が多い空間に慣れてしまっていたので、あまりのむさ苦しい野郎どもの多さについつい吠えてしまいました(笑)m(_ _)m

えっ、お前、斉藤由貴のファン???明菜ファンじゃなかったのか!?

とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、はい、由貴さんのファンでもありました(笑)レコードは1枚も持ってないけど…(汗)

邦画を観にわざわざ映画館に行くことはほとんどなかった時代に観た映画の一つが由貴さん主演の「恋する女たち」でした。野田さんの「から騒ぎ」をNHKで観た時からナマ由貴さんの舞台を観たい!と思って実現したのがパルコ劇場で観た「人間風車」の初演でした。そして、ついこの前、数カ月前だけど、滅多に行かないカラオケで由貴さんの曲で大好きな♪卒業♪と♪悲しみよこんにちは♪を歌ったばかりでした(笑)←ちなみに、同世代の女友達と明菜を歌う会という名目でカラオケに行って、明菜さんで歌える曲がなくなったので由貴さんの曲を歌った…。

今日のコンサートは神様のお導きとしか思えないくらい、いや、月の女神様のお導きやな、としか思えないくらい、


ぶっちゃけ書くと、由貴さんのコンサートがあること知ったのは先月中旬でした!ラジオのオールナイトニッポンMUSIC10のパーソナリティーをやってるのを知ったのもその時だったので、しかも、今回のコンサートは大阪のみ(東京は3月にされた)だったから、無条件&条件反射でチケット購入してしまいました。

まさか、デビューして30年が経った由貴さんの記念すべきコンサートに自分が参加してるなんて、ついこないだまで想像すらしてなかった。ホンマ、偶然って不思議!いや、必然!(笑)

今回のコンサートは、第一部のプチストーリー仕立ての英語曲に始まり、第二部の往年のヒットソング集、そして第三部の語り部&歌、そしてそしてアンコール♪夢の中へ♪で締めくくられた2時間半弱ぶっ通しの内容でございました。

素の由貴さんて、正直全く知らなかったけど、ラジオとコンサートのトークを聴く限りでは、しのぶさんにソックリ!話が上手いのか下手なのか分からない天然さ。きっと、由貴さんも食わず嫌い王決定戦ではすぐ負けてしまうんやろな~と思わすくらいの正直さに、めちゃくちゃ好感を持ちました(笑)

昔の由貴さんの魅力は、音楽番組とかのトークでは舌ったらずな口調なのに、女優スイッチが入った時の滑舌の良さ。そのギャップが魅力だったね(笑)今でも「から騒ぎ」の時のスピード感のある台詞回しは忘れられない。あ、野田作品だけあって動きもスピーディーだったね。

それはさておき、歌唱力に関しては、ぶっちゃけ今も昔も変わりませんがm(_ _)m、朗読してる時の由貴さんや台詞を言ってる由貴さんは、やはり女優さんやな~と思わすくらい気持ちがストレートに伝わってきました。

由貴さんもトークで話されてましたが、由貴さんも私も客席の皆さんも、あれから30年の月日が経ったけど、確かに見た目は変わっても中身は何も変わってない。若い頃に描いていた30年後の自分がまさか昔のまんまなんて想像もしてなかったと思う。でも、由貴さんの朗読を聴いて、この30年間はただの30年間ではないと思った。中身は変わってないかもしれないけど、出会いと別れの数は歳相応にあるから、感じ方や表現は昔と全然違う。

若い頃は、無意識に言葉を発したり使っていたと思うけど、歳を重ねれば言葉を選ぶことを学ぶし、伝え方も考えるよね。役者さんなら誰もが分かると思うけど、言葉の大切さは歳を取った方がより実感すると思う。

ショルダー式の持ち運び家庭電話(携帯電話)だって、今は画面に触れるだけで操作できるスマホの時代に変わり、言葉も新しい単語が増え、確かに時代は変わったけど、今の時代の方がより言葉は大切になってきていると思う。

今の時代の方がコミュニケーション下手になってると思う。意味不明な犯罪が多すぎやん。気持ちをちゃんと言葉で伝える努力をすれば、相手にちゃんと伝わると思うし、感情を露わにして怒りをぶつける必要はないと思うんよね。そもそも通じない相手なら放っといたら…って思う。人間は言葉を操る動物だから、ちゃんと言葉を使ってコミュニケーションをしないといけないと思う。私も言葉下手だけど、伝える努力はしてます。ブログで頑張ってますが、一向に上達しないけど…(汗)

あ、全くコンサートに関係ないことばかり書いて申し訳ありませんm(_ _)m由貴さんのコンサートは、歌うだけのコンサートではなかったので、由貴さんのトークで感じたことをついつい書いてしまいましたm(_ _)m

歌ってくれた曲の中には、由貴さんも大好きだという“月”をタイトルに使ったご自身の作詞の曲を歌ってくれたりと、オープニング曲もそうでしたが、“月”関連の曲を選ばれていて、“月”は私の人生のキーワードでもあるので、バッククリーンに巨大な月を投影された時は、マジ導かれてるわ~と思ってしまいました(笑)そうそう、由貴さんは三人のお子さんがいるんよね~。いや~見えない見えない!若い若い!

確か「恋する女たち」の主題歌だった♪MAY♪も懐かしかったし、「スケバン刑事」の♪白い炎♪も超懐かしかった!リズミカルな曲は苦手で過去のコンサートでは1回しか歌ったことがないという(音楽は基本、リズミカルなんですけど…と心の中でツッコンじゃいましたが)今回の大阪公演のみ歌ってくれた♪砂の城♪も聞き覚えある。

♪悲しみよこんにちは♪の時は、客席は大盛り上がりでした!大ヒット曲の三曲はラスト近くだったから、盛り上がり方がオープニングと全然違った(笑)

そうそう、デビュー曲の♪卒業♪を歌われている時の由貴さんの涙ぐまれた表情が印象的でした。デビューの頃から歌にドラマに映画と大忙しだったし、色んなこともあっただろうから、この曲には相当個人的な思い入れがあったんだろうな~と想像しました。

アンコールの♪夢の中へ♪はファンにとっては定番中の定番ですが、ヒット曲があると何十年も色褪せないね!

由貴さんの懐かしソングを聴いてたら、明菜さんもコンサートが出来るくらい体力が回復したら絶対に行くからね!と決心しました。

明菜さんの時は、きっと客層は由貴さんの時とは全く違う空気感が漂ってると思うけどね…。オッサンだらけでもなく、かといって女性だらけでもなく…じゃあ…(笑)

そうそう、客席には、作詞家の松本隆さんが来られていたそうで、由貴さんがLINEでお誘いしたそうです。松本隆さんの作詞の曲を歌うから凄く緊張されてました、本人曰く…。確かに前半はカミカミトークでしたが、後半は饒舌トークでしたよ。

由貴さんのトークは、本当に、ボケっぷりやツッコミぶり、そして天然ぶりがしのぶさんにソックリなので、これから毎週木曜日のラジオが楽しみです。蛇足ですが、10月から二回由貴さんのラジオを聴きましたが、二回とも途中で寝ちゃいました(笑)m(_ _)mしのぶさんでも寝なかったのに…。

そうそう、トークでもう一つ。今回30周年を記念して製作されたCDの選曲は、こ自身が率先してではなく、長年由貴さんと携わってこられた方の意見を基に選曲されたそうです。由貴さん的には、それもいいなぁ~と思われたそうです。30周年の記念コンサートもCDも本人的にはどうでもいいというか、周りが熱狂的な印象でした。本人も自分で言っちゃいましたが、“人徳”のお蔭でCDもコンサートも上手く行ったって感じでしたね(笑)やはり、そこはイメージ通りのノホホンタイプというか、のんびり屋さんさんな由貴さんでした(笑)←これこそ蛇足でしたm(_ _)m

最後に、客席から携帯の着信音が鳴り響いた時に、出なくて大丈夫?と心配されてましたが、その後、その次鳴ったら退場ね!と言った一言が客席から大拍手でした(笑)さすが、由貴さん!!!

当然や!劇場に入ったら劇場を出るまでは俗世と縁を断ち切れ!携帯電源オフに出来ない心配事があるなら劇場に入るな!

と言いたい(笑)

今日のまとめ:もう1回花組を観ると前回書きましたが、色々あって観れなくなりました(涙)ついでに、今月のブログ更新は後1回です。あ、二回かも…。心配して下さる方はいないとは思いますが、病気でもなんでもないので一応前以て書いておきます。
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