ミヤルリ、これで卒業か…、
実に無念じゃ!!へ(:大粒涙;)ノ
いやー、ぶっちゃけ書いて本当に申し訳ないですが、役者層が実に弱い!!これでは専科を投入しないと間が保たないぞ!チャピとスーさんがいないだけでこんなに組が弱くなるとは…。実にもったいない…。
齊藤先生のお芝居は嫌いじゃないんだけど…、今回はダメでした。役が多くて若手が経験を積む作品としては申し分ないんだけど、齊藤先生が望む仕上がりではなかったと思う。全体的に地味。
プロローグも、
おー!エル・アルコンやん!?
と興奮する演出になってるはずなのに、いかんせん役者層が弱いから印象に残らない…。流れてしまう。実にもったいない…。
この作品に関しては、役者で化ける作品だと思うよ。大劇場でどう演じたらてっぺんのお客さんにまで印象を残せるか、研究の必要がいると思う。大劇場でアピール出来たら、東宝なんて目じゃない!せっかく名前も見せ場もある役をもらってるんだから、アピールせな意味ない。頑張れ!
これがミヤルリの最後だと思ったら、本当に残念でならない…
な、お芝居でした。
m(_ _)m
ということで、1月ぶりの宝塚。あー、結局花組観れなかった…。ゆきちゃん、東宝千秋楽の日まで有終の美を飾って下さい!!
齊藤先生が大好きな宮本武蔵。ラスト、武蔵が学びへの旅に出る…で幕は好き!(笑)
武蔵が学ぶことは、まさに「るろうに剣心」だと思う。メッセージとしてはいいと思います。だから余計にもったいないんよねー。頑張って作品を盛り上げて欲しい!
ミヤルリの小次郎も隠れキリシタン的な、みりおの「メサイア」のような役柄で、実に麗しい!!キリシタン的なBGMが素敵でした!
最後の武蔵との対決の時の、武蔵を待つ台詞はいらないと思う。流れ的には、舞台上では待っている時間は短いから、そこは史実に忠実でなくても良かったんじゃない?なんか、せっかくのミヤルリの見せ場なのに、小次郎の死が寒くなる。
東宝までに修正の余地があると思うのでご検討を!
個々の役がもっと個性が出れば、生徒の力量だけで十分に化ける作品だと思うから、この人のこの役がいい!!って言われるように頑張って欲しい。
ショーも、地味だった。大介先生らしからぬというのではなく、生徒の存在感が薄い!「BADDY 」の勢いはどうした??と言いたい。やっぱりチャピありきだと思ったら無念でしかない。
でも、齊藤先生もそうだけど、大介先生のミヤルリへの愛はビシバシ伝わってきましたよ!フィナーレの銀橋ソロからの燕尾。スッポンから迫り下がりからの迫り上がり、大介先生グッジョブ!!
歌詞もスピだし、パレードの衣装も瑠璃色だし、素晴らしい餞だと思いました!
だから、だから、ミヤルリのためにも、自分たちのためにも大劇場での見せ方&魅せ方を研究して欲しい!!これでは、正直全然泣けませんから!!
頑張れ、月組!!!
ひさびさの今日のまとめ:
すっかり春ですな~。大劇場のサクラも今が一番の見所じゃないですかね。アマテラス様も微笑まれていて気持ち良かったです。
ということで記念にパシャリ!↓
↑麗しい!!(笑)
↑スミレがカワイイ!
↑ミヤルリー!!!(涙)
↑一三翁様、お久しぶりでございます!m(_ _)m
追記:今日、身体障害者の方が客席でご覧になっていたんですが、客席への出入りを当日券のお兄さん(と勝手に呼ばせて頂いてます)がされていて素晴らしい対応だと思って拝見してました。
普通なら通路に車椅子用の場所があるからそこで観られたらいいんですが、色々諸事情があって客席でご覧になられていたと思います。色々思うところはありましたが、客席でも観られるようスタッフが配慮されていることは本当に素晴らしいことだと思います。抱きかかえながら階段の上り下りはめちゃ危険なんだよ!
当日券のお兄さん、マジ、カッコ良かったです!!