Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オープンデッキ再生モニターシステム

2015年10月07日 | ピュアオーディオ


オープンデッキを「復活」させる為にモニターシステムを有り合わせのSPやアンプで作りました。リスニングポジションはメインシステムの位置に有りますので、同じ所でモニタリング出来る様にしました。現在の問題点は「2台のデッキが録音不具合」である事です。AKAI:GX-230DとTEAC:A-7030GSL。どちらも「ルーズコンタクトモード」で良かったり悪かったりと安定しません。本来は修理屋さんに出して治すのが筋でしょうが、この「ルーズコンタクト」モードは「使ううちに治る」可能性も持っています。既にこの方法でGX-230Dは復活した様です。後はA-7030GSLのみ。・・・安定化させるためにも時間が必要です。



そこで、椅子に座って腰を落ち着けて対処できる様に、メインシステムのラインにサブシステムを築いて出来る様にしました。プリアンプには2系統の出力が出来ますので、XLR系はメインシステムへ、RCA系からサブシステムを鳴らす様にしました。単純にメインシステムのマルチアンプでは電気を食い過ぎますし、サウンドも大きくなります。もっと小音量で軽い使い回しが出来る様にしました。



パワーアンプはサトリのミニアンプです。置き場所が小さくて済みます。



SPはサブシステムの部屋で眠っているJBL:A820ヴェッキオを使います。現在このラインで録音や再生のチェックをしています。



おかげで、A-7030GSLの「録音」復活の道筋が見えてきました。このA-7030GSLは1年前に入手以来、「安定した録音」を実現したことはありません。再生や、巻き戻し・早送り・録音までは正常に行えるのですが、最後の再生で、Rchは正常なのですが、LchはRchの1/10ぐらいの音量しか出てこない不具合でした。ようやく「復活」へのヒントを掴みました。試しにトライして見ましたらものの見事に両chの音量が揃いました。もしイメージ通りなら今週中には正常化できるのではないかと推測しています。