Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ディネッセンのパワーアンプ#ANTARES について

2021年10月19日 | ピュアオーディオ


ディネッセンのパワーアンプ#ANTARES は某オクで入手したもの。ディネッセンはジョン・カール氏が設立した会社。マークレビンソンでML-1やJC-2のプリアンプを設計した人でもある。SS誌でディネッセンのプリアンプは写真で見た事が有ったが、パワーアンプはこのANTARESで初めて見た。アクリル製のフロントと天板で奇麗だなと思った。入手時はひどい「ノイズ」でまともに使えなかった。出品者が自前で改造して、本来75W/chのアンプを150W/chにまでパワーアップさせたとの事だった。それでいてヒューズは3Aで良いとの事だった。「ノイズ」は「ゴッドハンド」にお願いして、完全に無くなった。ワイヤリングの問題であったとの事。出品者には2回も返送して直させたが治らずじまい。


入手してまず驚いたのがサイズと重量。JC-2とペアに出来るほどコンパクトに出来ている。マランツ#7と変わらない奥行きやサイズだ。製造はUSA マサチューセッツ製。(裏面のラベルに書いてあった)1982年頃の製品です。


先月、「ゴッドハンド」にお願いして、SP端子とRCAソケットを音質重視の「フルテック製」に交換していただいた。更に性能アップしたと感じている。このアンプを自宅システムの低域に使っている。多分、日本には正規代理店を通じては輸入されていないのでは?珍しいパワーアンプです。