Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅2階のシステムが大幅音質アップ

2023年07月07日 | ピュアオーディオ

昨日、4つのSPを一つの駆動アンプでドライブする様にしました。中域や高域を複数ユニットで駆動するのは、オリンパスシステムや自宅メインシステムで、実践しメリット・デメリットを確認しています。同じ事を本当は「低域」でもやりたかったがスペースが無くて出来なかった。それを今回実施しています。メインのLE8TとD208ユニットの高さはほぼ同じくらいです。ですので「定位」はしっかりしています。


サトリアンプの裏側のRCAケーブルの接続やSP端子とその接続状態です。ブルースーナーケーブルは良く見えますが、シルバースターはYラグ仕様なのでSP端子の根元に接続しています。ブルースーナーは硬いケーブルですのでフルテック製バナナプラグでの接続です。このバナナプラグは各社のバナナプラグを購入し、一番「音質」が良かったプラグです。WBTなど足元にも及びません。


SP-LE8TのSP端子部への接続。ブルースーナーケーブルが一目で分かります。硬いケーブルですので、取り回しに気を使います。


こちらはD208システムへのSPケーブル接続。シルバースターシリーズ(No3グレード)は取り回しの良いケーブルですので密着する様に接続できます。


こちらはD208システム。フィリップスのツイーターと自作ネットワークで2ウェイにしています。中にオイルコンデンサーとバンビルビーコンデンサーを使っています。サランネットの取り付けも「マジックテープ仕様」に変更しています。


こちらはSP-LE8T。エッジはオリジナルの「ゴムエッジ」。製造後、既に60年以上経っているので、エッジそのものの硬化が見られます。交換するか悩んでいます。サラン格子は「マジックテープ仕様」に先日変更しました。

今回、フルレンジSPをW使い(Wウーハー・中域)にして大幅な「音質アップ」を果たしています。メインシステムのサウンドに通じる様なサウンドに変わって来ています。今までに聴いたソフトを再度聴き直しています。「音の密度が上がって」、まるで別物のシステムです。非常に音質アップしましたし、「音楽性」が飛躍的に改善しました。将来メインシステムが無くても我慢できそうです。残るは「専用トレールの自作」×2セットです。費用の掛かる事なので、のんびりと進めます。やる時は一気に仕上げます。

自宅2階システムの統合

2023年07月07日 | ピュアオーディオ

昨日、SP-LE8T用のSPケーブルを作成し4つのSPを同時に鳴らす仕様に変更しました。効果はてきめん!!!音数が増え、マイルドな音に変化しました。「マイルドな音」とは、イメージとして、サインカーブの中にコサインカーブの音が入った様で、「音の肌理」が細かくなった。それでいて、力感はより強く、音場が見渡せる様に音数が増えて聴きやすくなりました。スケール感は格段に上がりました。マイナスの効果は殆ど無く、「音質アップ」の効果のみを受領した様な感じです。

今回使ったSPケーブルは、「ブルースーナー」と呼ばれるやや硬いケーブルです。銅単線に銀メッキが有り、単体でも非常に「良い音質」のケーブルです。ブルースーナーの音の特徴は、何と云っても「単線」のエネルギー感と銀メッキによる高域の冴えです。今回の非常にマイルドなサウンドはNo1グレードの音の傾向に似ています。

今回は3種類のケーブルの組み合わせになり、スケール感の拡大・音数の充実・サインとコサインカーブの合体…みたいな良いサウンドになりました。これで自宅2階のシステムは完成したと判断します。「音楽が楽しめる」システムに仕上がりました。一つのケーブルではどうしても「サインカーブのみ」になり、空白の部分が「刺々しい」音になる様です。ここにコサインカーブの音を加えると、「肌理の詰まった音」(音数の増加)になり、音楽を表情豊かに表現してくれるようです。