Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

テレフンケンRB46スピーカーのサウンド

2023年09月18日 | ピュアオーディオ

2011年頃、2セットのテレフンケンRB46スピーカーを鳴らしていました。サランネットが違いますが、内部構造は全く同じでした。オリジナルの状態では、細い直出しSPケーブルが付いていて、SP端子は使ってありません。最初の音出し音は「ラジオの音」でした。



さすがに「ラジオの音」では使い物にならないので、SP端子を取り付け、内部配線を交換して使える様にしました。2セット準備したのは「4ch」で鳴らしたかったからです。2chより4chにすれば振動板の面積が2倍に増えるので「臨場感」が上がるのでは無いか?と考えていました。ついでにYAMAHAのサブウーハーも追加して、4ch再生の可能性も探って見ました。・・・こんな風に色々な可能性を探って来ました。



テレフンケンRB46の内部配線交換とのサウンドは、まさにドイツの音ですね。乾いたサウンドでALTECのサウンドにも似てボーカルが非常に良かったです。高域が伸びていないので現代的な音ではなく、管球アンプとの組み合わせで暖かいサウンドを狙った方が良かった様に思います。形状的にDITTON15と良く似ている関係で、このサイズとは思えないスケール感を出して来ました。箱鳴りを利用して、小さいサイズで大きなスケール感を出してくれます。


オリジナルの箱内は、吸音材が袋に入って押し込んで有りました。


3ウェイ構造なので、オーバルコーンのウーハーに中域用と高域用のコーン型ユニットが使ってありました。SP端子は元々空いていた穴に取り付けていました。