Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE REP 62C ライントランスの作成

2010年06月18日 | ピュアオーディオ

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貴重なWEのREPトランスを入手しましたので「スペシャル」なライントランスを作っています。REPの型番は「62C」です。62Cには「一体型」と「セパレート型」が有ります。専務宅では「WE 62C 一体型」のライントランスを使っています。こちらのトランスはセパレート型になります。

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WE REP62Cはもう80年以上前の部品です。主に電話交換機のヴォイスチェンジャー部に使われていた様です。見た目にも「奇麗」とは云えませんが、パーツとしてはほぼ不具合もなく完動品です。上の写真はまだ作成途中の状態です。

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この62Cを「ライントランス」に仕上げますと「CDのサウンドがアナログの音」になります。それも極上の艶やかな音色を持ったサウンドになります。周波数レンジも非常に広く、中域の厚みが素晴らしく、ヴォーカルやチェロの再生音は絶品になります。これを一度聴くと手放せなくなります。

ライントランスに仕上げる時に最も大事なのが「伝送ロス対策」です。使うソケット類、配線材、半田材、ケースを吟味しておかないと本来の性能が引き出せません。

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同じトランスを使っても「伝送ロス対策」がなされていないと、ただの「ライントランス」になってしまいます。「ライントランス」を繋ぐと「音が曇る」等の類は「伝送ロス対策」が不十分だから発生するのです。せっかくの素晴らしい「素材」ですので「料理」もそれにふさわしい仕方が必要です。

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本日中には完成の予定です。(完成しました。上写真参照)


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