今日は朝からLE8T(16Ω)を鳴らしていていきなり片chから音が出なくなり、アンプがおかしいのかケーブルがおかしいのかユニットがおかしいのかと調べていました。その結果SPユニットの「ルーズコンタクト」ではないかと行きつきました。予備のユニットを繋ぎますとそのままでいいサウンドになります。また修理のやり直しに出さなければなりません。
オリンパスシステムの方もまたアンプを入れ替えを続けて、今日も2回ほど入れ替えしてサウンドを確認しました。
どうしても「中音の厚み」が足りません。低域はLE15Aの1発で十分な音の厚みが有ります。高音もすでに何回も報告している通り、4個のツィーターをパラレルで接続しており十分な音の厚みと空気感が有ります。
そこでマル秘アイテムが遊んでいる事に気付きちょっと実験をして見ました。このユニットを中音の#375とパラレルに繋いだ処、ものの見事に「不満」が解消されました。素晴らしい質感になりました。高域の例と同じ事が中域でも起こっていると確信しました。
不具合点もないかと探っていますが、使用上の注意点もどうやらなさそうです。そのユニットは230W耐入力が有りますし、推奨クロスは600Hzですが500Hzからも問題なく使えそうです。能率も非常に高そうで#375とけんかになりません。うまく融合しています。
現状ではクリップ接続ですので非常に危険な状態ですが、2日ほど音質確認をしてから恒久対策をしていきたいと思います。これを他の3大ホーンシステムに導入するにしても「弾」が有りません。うまく後2セット入手するまではマル秘にします。
中音の充実したサウンド出ないと聴けませんね。もう戻れそうに有りません。と云う事でこの件に関しては写真の掲載は致しません。
どんな中音かと云うと「普通の音」です。力の入った音ではなくて、ゆったりとたっぷりとしています。それでいて弦楽器やボーカルの繊細な質感も多彩な音色も出してきます。オーケストラでは「楽器の数」とその重なりが豊かに表現されますし、ボーカルもその歌手の「色気」みたいな艶の乗った声になります。今まで「聴こえなかった音」が出て来た様です。
JBL#375+HL88の私の工夫を施したユニット(Trail仕様)の奏でる中音ですからそれだけでも最強の中音で有ったはずですが、「ルシファー」や高域ユニット群と同じ事が中音でもいえるようです。当然低音域も同じ事が云えると思います。明日にも低音域も実験をしてみたいと考えています。
とにかくこの中音域のサウンドは実に心地よいです。これを聴き始めるとその場を動きたくなくなります。試聴の時に大音量が要りません。普通の音量で十分楽しめます。