一昨日、自宅のシステムを色々変更しましたが5段落ちの音質で、BC-Ⅱのシステムにも負けている始末なので、プリアンプの電源を元に戻しました。たったこれだけで元のサウンドイメージに戻りました。
マッキンのC40はカバーを取ってトランスのところを確認しますと117Vに接続して有ります。エレクトリの販売品ですが「100V」でも動作はするとしてそのまま販売されているようです。
しかし、音質は「別物」くらいに違います。音の切れ(シャープさ)や力感、立ち上がりの早さ、高域の伸び、余韻、音色まで違います。やはり117Vで使用するように設計されているんですね。マッキンのアンプを持っておられる方は中のトランスの配線を確認して117Vにされることをお勧めします。
117Vへのステップアップトランスは菅野電気製を使っています。直出しケーブルに不満は有りますがトランスのうなりもなく安全装置もしっかりしていて安心して使えます。
このトランスを初めて使ったとき、非常にシャープなサウンドになったのを記憶していますが、外して見ると「音質」の差がより明確に判りますね。機器やケーブルの音質の評価は取り付ける時よりしばらく使って耳に馴染んだ頃外して確認した方が正確な判断が出来ます。
これに味をしめてマッキンのパワーアンプMC2500とMC2600にもトライして見たいと思います。ステップアップトランスは3万円以下で手に入りますので費用VS効果は素晴らしい物が有ります。