Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

CelloのDACの質感が変わってきた。

2012年04月22日 | ピュアオーディオ

CelloのDACへの音質対策が完了し鳴らし込みに入っています。昨日までは時折甲高いサウンドが出ていましたが、8時間ほど連続で鳴らし続けました。そして今日も朝早くから鳴らし続けています。

Cello_dac5

この個体は普通の方なら投げ出していたかも知れません。左右のバランスがどうもおかしくて、昨日はこの調整に1日掛り切りでした。半固定ボリュームを使ってレベル調整が出来る様になっているのですが、その回転のさせ方が半端では有りませんでした。半固定ボリュームは電子部品の会社に勤めていた時に作っていた事が有るのでその構造をほぼ理解しています。しかし、この調整では「エンドレス」みたいに回転するので、構造を知るものとしてはひやひやモノでした。

その甲斐あってか左右のバランスが整い、サウンドが柔らかくなって来ています。DACは以前Wadia#2000SやSD-9500を使っていた事が有りますが、その時のサウンドとは随分違います。16bitのサンプリングは今では時代遅れな方式かもしれませんが、ネットで調べて見ると、以外にもそれを判って使っている愛好者がいらっしゃる様です。最新のDACはビット数を上げる事で音数や繊細感、音場感を増加させている様に思いますが、骨太で有りながら繊細感も出せるこのDACは珍しいのではないだろうか?と思う様になりました。ツルリとした最初の質感はもう出て来ません。非常にリアルなサウンドになりつつ有ります。


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