
この写真に写っている録音機材は今年の10月~12月にかけて集めたもの。まだ1か月にもならない機器も多く、いきなり本領発揮は出来ないだろう。使い方もよく分かっていないモノもある。通電時間も1200Hrかけなければ「活性化」とは呼べないだろう。
「音質アップ」をテーマに過去10年以上取り組んできた。その為には「原理」を知ることだと思う。仮説を立て証明していくことも何度となく繰り返して来た。その結果、「音質アップ」の重要なキーは「ケーブル」(配線)に有る事を痛感してきた。ケーブルの性能によって「機器の活性化度」も変わってくる。「機器の潜在能力」を引き出すためには、性能の高いケーブルが必要だ。市販のケーブルは何を使って有るのかわからない為、自作で作ることにした。その為に集めたケーブル材や配線は数十に上る。・・・結果として「スーナーケーブル」にたどり着き、独自の組み合わせケーブルを作成するに至る。
そうして作ったケーブルも、すべてのケーブルを統一しなければ「伝送の溝」を作ってしまう。性能の高い機器と性能の高いケーブルをすべて組み合わせて初めてできる「音の世界」は一般のオーディオマニアのサウンドとは一線を画す。「音が面で出て来る」・・・SPが鳴っているという感覚がない。前面から音が面として出て来るようになる。「聴く耳」を持った人でないとその違いさえ分からない。「音」は「ただの音」でもある。
これまでは「オーディオを楽しむ」であったと思う。これからは「音楽を楽しむ」に変えていきたい。機器も十分に揃った事でもある。この機会に志向を変えて行こうと思う。