Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

毎日通って鳴らしていますが・・・

2023年07月08日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のメインのオリンパスシステムを、毎日通って音楽を楽しんでいます。この10日程は梅雨末期の大雨の為に湿度が高く、外歩きも出来ないので、張り付いて聴いています。聴くのは本格的な管弦楽曲が多いですね。大音量が出せますのでスケール感が大きく、エネルギー感の伴ったサウンドを楽しめます。最近はレスピーギの曲に嵌まっています。


自宅のメインシステムは午前中、料理をしながら軽いJAZZ等を鳴らして楽しんだり、真夜中にアナログレコードを引っ張り出して、昔の若い頃を懐かしんだりしています。


この自宅メインのシステムに使っているSONYのアンプは交換したいですね。私が欲しい性能が無い様に感じる。予備アンプも有るので交換できない事は無いが、ラックスペースが取れないので現状維持です。予備のGE6550アンプ2台を低域と高域に持ってくれば最高のサウンドに変わると思うのですが・・・。それでも現状でもかなり高い「音楽性」の有るサウンドを出しています。2インチスロートのLE375を中域に使っていますが、ニアフィールドで何の違和感もなく、「柔らかい」サウンドを出しています。

自宅2階のシステムが大幅音質アップ

2023年07月07日 | ピュアオーディオ

昨日、4つのSPを一つの駆動アンプでドライブする様にしました。中域や高域を複数ユニットで駆動するのは、オリンパスシステムや自宅メインシステムで、実践しメリット・デメリットを確認しています。同じ事を本当は「低域」でもやりたかったがスペースが無くて出来なかった。それを今回実施しています。メインのLE8TとD208ユニットの高さはほぼ同じくらいです。ですので「定位」はしっかりしています。


サトリアンプの裏側のRCAケーブルの接続やSP端子とその接続状態です。ブルースーナーケーブルは良く見えますが、シルバースターはYラグ仕様なのでSP端子の根元に接続しています。ブルースーナーは硬いケーブルですのでフルテック製バナナプラグでの接続です。このバナナプラグは各社のバナナプラグを購入し、一番「音質」が良かったプラグです。WBTなど足元にも及びません。


SP-LE8TのSP端子部への接続。ブルースーナーケーブルが一目で分かります。硬いケーブルですので、取り回しに気を使います。


こちらはD208システムへのSPケーブル接続。シルバースターシリーズ(No3グレード)は取り回しの良いケーブルですので密着する様に接続できます。


こちらはD208システム。フィリップスのツイーターと自作ネットワークで2ウェイにしています。中にオイルコンデンサーとバンビルビーコンデンサーを使っています。サランネットの取り付けも「マジックテープ仕様」に変更しています。


こちらはSP-LE8T。エッジはオリジナルの「ゴムエッジ」。製造後、既に60年以上経っているので、エッジそのものの硬化が見られます。交換するか悩んでいます。サラン格子は「マジックテープ仕様」に先日変更しました。

今回、フルレンジSPをW使い(Wウーハー・中域)にして大幅な「音質アップ」を果たしています。メインシステムのサウンドに通じる様なサウンドに変わって来ています。今までに聴いたソフトを再度聴き直しています。「音の密度が上がって」、まるで別物のシステムです。非常に音質アップしましたし、「音楽性」が飛躍的に改善しました。将来メインシステムが無くても我慢できそうです。残るは「専用トレールの自作」×2セットです。費用の掛かる事なので、のんびりと進めます。やる時は一気に仕上げます。

自宅2階システムの統合

2023年07月07日 | ピュアオーディオ

昨日、SP-LE8T用のSPケーブルを作成し4つのSPを同時に鳴らす仕様に変更しました。効果はてきめん!!!音数が増え、マイルドな音に変化しました。「マイルドな音」とは、イメージとして、サインカーブの中にコサインカーブの音が入った様で、「音の肌理」が細かくなった。それでいて、力感はより強く、音場が見渡せる様に音数が増えて聴きやすくなりました。スケール感は格段に上がりました。マイナスの効果は殆ど無く、「音質アップ」の効果のみを受領した様な感じです。

今回使ったSPケーブルは、「ブルースーナー」と呼ばれるやや硬いケーブルです。銅単線に銀メッキが有り、単体でも非常に「良い音質」のケーブルです。ブルースーナーの音の特徴は、何と云っても「単線」のエネルギー感と銀メッキによる高域の冴えです。今回の非常にマイルドなサウンドはNo1グレードの音の傾向に似ています。

今回は3種類のケーブルの組み合わせになり、スケール感の拡大・音数の充実・サインとコサインカーブの合体…みたいな良いサウンドになりました。これで自宅2階のシステムは完成したと判断します。「音楽が楽しめる」システムに仕上がりました。一つのケーブルではどうしても「サインカーブのみ」になり、空白の部分が「刺々しい」音になる様です。ここにコサインカーブの音を加えると、「肌理の詰まった音」(音数の増加)になり、音楽を表情豊かに表現してくれるようです。


自宅2階のシステムのお守り方法を変更する

2023年07月06日 | ピュアオーディオ

自宅2階にはJBL D208システムとSP-LE8Tが有ります。アンプは1組のサトリアンプしか有りません。それぞれを鳴らすにはSPケーブルを繋ぎ変える必要が有ります。それならいっそ同時に鳴らしてやれば良いのでは?と思う様になり、手元に有るスーナーケーブルを使って、パラレル接続で鳴らす様にケーブルを作成しました。


その前に、昨夜フロントグリルの着脱方式を「ネジ式」⇔「マジックテープ方式」に変更しました。サンスイSP-LE8Tのフロント格子は四隅を「ネジ止め」されています。これでは、フロントの行使を外すたびに+ドライバーが必要になります。時々、「エッジの確認」をしなければなりませんので、非常に面倒です。そこで、マジックテープ方式にやり替えました。作業は至って簡単です。

SPケーブルを1セット作成しましたので、持ち帰って今夜からWスピーカー仕様で鳴らして見たいと思います。「モノ作り」していると時間があっという間に過ぎて行きます。「モノ作り」は楽しいですね。

自宅システムの変遷

2023年07月05日 | ピュアオーディオ


20年前にサンスイSP-707Jスピーカーを入手して半年後頃の状態。まだこの頃は、D130(16Ω)+175DLH+#075(16Ω)+DECCA SW8リボンツイーターで鳴らしていました。#075の特徴的な鳴り方が気に入らずもがいていました。52才頃の状態です。


その頃ドライブしていたアンプ群。マッキンC40+ムラードEL34ppモノラルアンプ×2台のネットワーク方式で鳴らしていました。このアンプの組み合わせで「産毛の様なチリチリ感」の有るサウンドを出していました。これはこれで魅力的なサウンドでした。


モラルパワーアンプの内部配線を交換した第1号です。この時はブルースーナー線を使っていました。硬い線材で苦労しましたが、その苦労が報われる音質に仕上がっていました。現在は、もっと上級仕様の内部配線に進化しています。

この状態でも十分に音楽が聴けるシステムでしたが、その後、オリンパスシステムの「音質対策」を水平展開していく過程で、LE375+ゴールドウィングの組み合わせやハイルドライバーが加わっています。泥沼の始まりです。

SP-707Jを導入する前はサラリーマンでしたので、JBL#4343オリジナルを26才から使っていました。アンプはC29+MC2500+F5+アキュフェーズM-60×2台の2ウェイマルチで鳴らしていました。SP-707Jにして感じたの「ふん詰まりした音」が大きく抜けて来た様に感じました。

SP端子一つで音数が変わる

2023年07月04日 | ピュアオーディオ

自分用のスピーカーを作る上で、ケーブル材はもちろんだが「SP端子」にも拘る。SP端子一つで出てくる音の印象は大きく変わる。廉価なSP端子はやはりそれなりの音質。色々なSP端子を集めて、同じ仕様で比較試聴して「勝ち抜き戦」を行い、良いSPを選ぶようにしている。同じ様に「Yラグ」や「RCAプラグ・ソケット」、「XLRプラグ・ソケット」も比較試聴して現在のシステムを作り上げた。なかなか地味な作業で、時間も掛かりましたが、一度経験すると安物には二度と手を出せません。