Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅2階のシステムは「覚醒」前の「苦行」の時

2024年08月11日 | ピュアオーディオ

自宅2階のシステムは「覚醒」前の「苦行」の時。高音質のケーブルを使うと「機器の活性化」が起きる。今までに何度も「苦行」を味わって来た。思う様に音楽を楽しめない時でもある。


最初に「苦行」を経験したのはもう20年前の事。始めは「故障」したのか?と思った程だ。「ノイズ」が出たり、片chから音が出なく鳴ったり、両ch共に満足に音が出ない・・・症状的には本当に「故障」と捉えられる。しかし、この一線を越えないと本当の「活性化」(覚醒)は訪れない。辛抱強く「鳴らし込む」だけの作業をするしかない。

昨夜も注視して聴き続けていたが、「覚醒」前の「ふん詰まり」状態であると認識した。症状が少しづつ変わって来ている。良い時のサウンドは今までにこのアンプからは聴いた事のない「質感」が出ている。音数も増えている。今しばらくは「苦行」が続くだろう。後1ヶ月もすれば完全にヌケ切るだろう。

自宅2階のシステムは「不安定」

2024年08月10日 | ピュアオーディオ

先週からトラブルが目立って来た2階の「お休みセット」。現在もSPから音が出なくなる不具合が続いている。アンプのSWオンでRchは正常に音が出るが、Lchは「ブツ」ッとノイズが出て、音が出始める。その後、Rchから何の前触れもなく音が出なくなる。そのままにしていると、Lchからも音が出なくなる。


そこで、プリ・パワーアンプのSWをオフにして、20秒ほど待ってSWを入れると正常に両chから音が出て来る。このサトリのアンプは「IC」を使ってあるので「熱暴走」かとも思える様な症状。もうしばらくは、この状態で使って見るしかないだろう。壊れているなら「正常な音」は出てこないだろうから、判断が難しい。


時々、SP-LE8Tも鳴らしている。少し、低域の量感が増えて来ている様に感じる。「鳴らし込み」を続けて「活性化」を待ちたい。

1972年頃は「4ch」が流行っていた

2024年08月09日 | ピュアオーディオ

18才で始めたオーディオ。その頃は4チャンネルが主流でした。初めて買ったステレオもビクターのCD4と云う4チャンネルステレオ。その後、正統派の2チャンネルステレオのコンポーネントに移行した。その頃、YAMAHAがDSP方式と云う4チャンネルを出していた。とても高価なシステムで、当時は手が出なかった。



フロントにJBL#213PROを、リアにコントロール#3を使って4チャンネルDSPを再現してみました。2014年頃に行ったものです。


正統派2チャンネルのオリンパスシステムを聴いて比較すると、「おもちゃ」ですね。実験しただけで「没」になりました。

「音質アップ」の作業は「地道な作業」

2024年08月08日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」の作業は「地道」な作業の連続。写真のサトリのミニプリ+ミニパワーアンプにも「音質対策」をしている。


サトリアンプのリアパネルのオリジナル状態。個人的に何処のメーカーも「安っぽいパーツ」が使われている。材質は「音質」に効いてくる。


RCAソケットやXLRソケット、SP端子類も何種類か実際に交換して「音質」を確認して来た。名前ばかり有名で、大した材質でもないくせに高額なパーツも有る。色々試して見て、フルテックの商品が自分には非常に好ましく思えた。価格は決して安くはないが、費用に見合った「音質」だと思う。




しっかりした作りで材質も良く、頑丈で見栄えも良い。そして「音質」も良い。自分で色々試して見ないと分からない処です。



自宅2階のシステムがゆううつ状態になって来た

2024年08月07日 | ピュアオーディオ


「機器を活性化させる」ケーブル類を使っているので、「ふん詰まり」の症状がひどくなって来た。「故障」とも受け取れるゆううつな状態。どんな症状かと云うと、「左chから音が出ない」・「右chから音が出ない」・「両方から音が出ない」症状が出始めた。パワーアンプのSWをON・OFFすると急に正常になったり、急に音が出ない症状になる。「覚醒」前の症状である。



イメージ的には、「アンプ内の最終パーツのゲートが開こうとしているのだが、信号量が多すぎてまだ対応できなくなっている」と云える。この様な症状を何度も経験しているので、「根気よく鳴らし込むしかない・・・」

普通の方なら「故障」と捉えるだろう。このまま使い続けて行くと「覚醒」が待っている。「覚醒」すれば今までのサウンドとは桁外れに良いサウンドになる。

音楽部屋のサブシステム

2024年08月06日 | ピュアオーディオ

音楽部屋のサブシステムも毎日鳴らしている。こちらのSPはメーカーオリジナル状態なので、「良く鳴っている」と云っても、私の耳には「ちょっと寂しい音」なのである。そろそろ処分したいと思っているが、この気温の高さ(最高気温が35~40℃)では、その気も失せてしまう。7月22日以降づっと猛暑日が続いている。この状態では、クーラーの効いた部屋から出れない。


音楽部屋ではオリンパスシステムの部屋だけクーラーが有る。必然的にこのシステムばかり聴いている。


メインソースはCDPになる。出来上がりメンテナンスもしているので、あと10年はしっかり動くだろう。


平日はFMチューナーの放送を楽しんでいる。DATは完全に休眠状態。ソース機器は揃えても使わなければ意味はない。過重な負担は避けた方が良い・・・と反省しきりである。

日本のクラシック音楽家も充実して来ている

2024年08月05日 | ピュアオーディオ

50年前はレコードを通してしか、クラシック音楽に触れ合う機会が少なかった。当時は日本の演奏家の録音は非常に少なかった。50年の間に沢山の音楽学校卒業生が出て、各地にオーケストラが増えて来た。ソリストではチャイコフスキーコンクールやショパンコンクールで入賞する様な方も沢山出て来た。日本も欧米並みに「音楽家」が増えて来ていると感じる。


オーケストラと云えば、ベルリンフィル、ウィーンフィル、ロンドン響、コンセルトヘボウ、ライプティッヒ等ヨーロッパのオーケストラが有名であるが、米国にもクリーブランド、シカゴ、ボストンと有名どころが並んでいる。本場の音楽として、ドイツ系のオーケストラのレコードやCDを集めて来たが、最近は日本の音楽家も良い演奏をしている。飯森泰次郎氏の「ベートーベン交響曲全集」(東京シティフィル)をひょんな事から入手し聴いている。なかなか良い演奏である。


分かり易いメロディラインと聴かせ処を捉えたメリハリが有り、欧米のオーケストラとは違った「日本らしさ」も感じる。


朝比奈隆/大阪フィルのブルックナーも有名である。かなり若い頃からその情報は知っていたが、CDを入手したのは数年前だ。このブルックナーの8番はなかなかの名演だと思う

日本は第二次大戦後80年余り平和が続いている。英雄は出なかったけれど、経済的に豊かになり、文化人が非常に多くなって来た。日本の演奏家も世界と肩を並べるグレードにもなって来ている。

管球アンプを人には勧めない

2024年08月04日 | ピュアオーディオ

1970年代からトランジスター型アンプが当たり前になって来た。その中で、私自身は「管球式アンプ」を使って来た。その理由は、「音の厚みが厚い」、「音の線が太い」、「しなやかな表現が出来る」等、管球アンプならではのメリットが有るからだ。しかし、使うにはそれなりのスキルと知識が必要だ。


管球式アンプで不得意な部分も有る。能率の悪いコーン型ウーハーを鳴らすと「ドライブし切れない」、「シャープな切れ味が無い」等、サウンド的にも難しい問題が有る。使う場所を選ぶ事も考えなければならない。


人に勧めない第一の理由は、「もう良い球が手に入らない」からが一番大きい。どんなに良いサウンドを出していても、球には寿命が有る。当然「予備球」が必要だ。その「予備球」が手に入らない。同じ球でも製造したメーカーや年代が違えばサウンドはまるっきり違う。ロシア産や中国産は元より、日本の国産球も私の耳には「使えない球」である。本家本元の英国ムラードの球やオスラム等、1940~1950年代の「手作り球」には、「品質」や「寿命」の面で数段の違いが有る。

現在使っている「管球アンプ」には必ず「予備球」をストックしている。台数や種類が多いと「予備球」のストック費用も大変、又、ストック中に接着剤が剥がれてお釈迦になる事も有る。だから人には勧められない。

身の丈を越えた機器を使っている

2024年08月03日 | ピュアオーディオ



18才でオーディオを始め、当時憧れた機器を購入したのは30年後。JBLオリンパスシステムとSP-707Jシステムはそんな思いの入ったシステムです。私には「身の丈」を越えたシステムだと思う。


私の現在の「身の丈」に合ったシステムはD208システムだろうと思う。年金生活で遊んで暮らしている私には、ブックシェルフスピーカー程度がお似合いである。・・・と分かっていても揃えてしまい、「音質追及」も終わったシステムを投げ出すのも「もったいない」気がして、未だ「手放す事」には踏み切れていない。身体が健康で元気のあるうちは難しいだろう。現在71才であるが、30年以上「1万歩以上」を歩き続けているので、多分体力は10歳以上若いと思う。何才まで維持できるか? 当分(10年くらい)は大丈夫だと思う。その頃には、更に「オーディオ趣味」は希少種になっているでしょうね。

システムの見た目の印象が変わる

2024年08月02日 | ピュアオーディオ

JBL#4311のスタンダードな仕様。サランネットが濃紺色です。


同じJBL#4311でもサランネットの色が変われば、印象は大きく変化します。


サランネットの色が暗いと、部屋全体も暗く感じてしまいます。


サランネットの色一つで部屋の雰囲気が大きく変わります。遊び心でこの様な色の変化を楽しんで見ても良いと思います。サウンドには変化は有りません。