日暮らし通信


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パラリンピック雑感

2016年09月18日 08時55分56秒 | ちょっと一言

日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

キバナコスモス

空堀川沿いにて
(撮影: H280916)



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開催中の 「リオデジャネイロ・パラリンピック」 だが、私は 「オリンピック」 と異なりあまりテレビで見ていない。その一番の理由は各競技の参加基準がどうしても理解できないことと、競技における各選手の行動があまりにも痛々しく感じて見る興味が湧かないからだ

特に陸上競技では多くの人が競技用の義足を使っているが、あの義足は人間の足以上の反発力がありそうで、いわゆる 「バネ」 が走っているようで本当の競技なのか? と疑問に思ってしまう

 
それと競技に使用する車イスはたいへん高価なようで 「車イステニス」 に出場している世界ランキング一位のフランス選手の車イスは一説には1,500万円以上と言われている。本人に尋ねてみると 「研究・開発に2,000時間かかっている。値段は単純には算出できない」 とのことだが、まさに高級自動車並みの車イスだ

 一方、ウデ選手のライバルで、リオ大会で男子シングルス3連覇を逃した日本のトップ選手の車イスは45万円ほどで、アルミ製の市販車を使用しているため、この価格で収まっているそうです

日本の車イスメーカーの技術者は 「カーボン製で選手専用の特注品となると、数千万円はかかる」 とのことだから、誰でも使える訳でもない

また陸上競技に使用する車イスも80万円もするそうだが、そのような高価な道具を使っての競技だから、経済的に余裕が無くてその競技に参加できない選手も多いのではなかろうか?

また、オリンピックには無い独特の競技もあるが、精一杯の動きで奮闘する姿を見ていると、オリンピックとは違う感動を覚えるのも確かだ

だが、その選手たちの活躍を見て、一番感激しているのはその選手の身内の方でないだろうか? 健常者とは違ったハンディがあるから、それに対するご苦労が必ずあるはずだ。それを支えたのは一番身近にいる人であるに違いない。そのご苦労が報われたことへの感動は私たちには理解できない重みがあるだろう

 「リオデジャネイロ・パラリンピック」 の話題は尽きないが、今朝ネットで国別のメダル獲得数を調べたら、中国が103個の金メダル (金銀銅の合計では235個) に達し、2位のイギリスの64個 (同147個) に大きく差を付けているそうです

凄い中国の金メダル数だが、残念ながら日本の金メダル獲得はゼロ、ちょっと寂しい気がする