日暮らし通信


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昨日は 「敬老の日」 でした

2016年09月20日 14時58分12秒 | 日暮らし通信
日暮らし通信

■□ 写真タイトル と 撮影場所 □■

まだ若い 彼岸花

空堀川沿いにて
(撮影: H280919)



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昨日は 「敬老の日」 だったが、私は 「敬老の日」 は9月15日だと思っていたから、私の 「対世間ピント」 は少しズレたままになっているらしい

平成13年の祝日法改正で平成15年からは9月第三月曜日となったが、その改正をどうも私の知識は受け付けないようだ

せっかくの記念日が毎年違う日になるのはどうもピンとこないが、今は地域の行事などもその日に近い日曜日に行われるケースも多く、当市の各町会のお祭りもそれにならってしまった

そして私はまだ 「成人の日」 は1月15日だと思っているから 「祝日法改正」 の法律は私の脳内では未だに施行されていない

世の中は 「高齢化社会」 と言われるが、一体どのくらいの数なのだろうか? 

最近、総務省が発表したデータによると、65歳以上の高齢者は3,461万人で日本総人口に占める割合も27.3%、その内女性は1,962万人で女性人口の30.1%となり、初めて3割を超えた

この3,461万人との数字はあまり実感が無いかもしれないが、東京都のデータと比較すると次にようなっている

平成28年9月15日現在の東京都の65歳以上の高齢者人口は301万2千人となり、初めて300万人を超え、総人口に占める割合は23.1%となり、四人に一人は
高齢者となっている

私も都民なのでこの数字を聞くとだいぶ実感できるような気がする

 「国民の祝日に関する法律」 によれば 「敬老の日」 は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」 ことを趣旨としているが、それもいささか形骸化しているのかもしれない

かつては還暦を迎えることが大きなお祝いにもなっていたが、今ではそれくらいの年齢では高齢者の仲間にも入れて貰えなくなり、古希、喜寿も同じようで、せめて 「傘寿」 まで行かないと一人前扱いにして貰えないような世の中になってしまった

高齢者にとってはある種の風あたりも強いようだが、今の高齢者はかつての時代を一生懸命働いて来たとの自負もある。私自身、振り返っても 「本当によく働いた」 と悔いなく想い出される

高齢者から見れば今の人口構成では肩身の狭い想いも無い訳ではないが、過度で満ち足りた生活を望んでいる訳ではなく、極く人並みの生活ができれば充分だと考えている

その 「極く人並みの生活」 も千差万別だが、その差は高齢者自身の夢と希望の範疇だと思って多めに見てください