さんぱち＠お茶の水 「醤油ラーメン」

久しぶりに
故郷に戻ってきました


といっても
もはや狂った過去でしかなく
ネガティブイメージしか残っていない
お茶の水に戻ってきたという意味ではなく


もちろん
心の故郷である
札幌に戻ってきたという意味で




正確に言うと
故郷の札幌の方が戻ってきたのは
いったい何年ぶりのことでしょう


最後に水道橋で消息を絶って
早8年
9年でしょうか
ググるのもためらわれるほど




故郷の札幌は
故郷の札幌に
完全に帰ってしまったと
風の便りに聞きました　　　　　　　　　　　　（そういえば五反田どうなった）



そう
あのときと同じように




お日様は
真ん中で赤々と


木々はシャキシャキと
萌えていること
もやしていて




油膜の張ってない黒い水面こそが
原体験を呼び起こし




空気はもちろん
黄色く縮れていて


プルンプルンと
踊るのは
僕の方であるぐらい




付けるべき難癖を




今日は付けないでいようかなと




世の中のすべてに対して
優しくなれた気がする
秋晴れの一日



ああ
コレコレ
これこそが
故郷の色と
目がしらを熱くするとき




「元祖」も
「昔風」みたいなのもあったりして


もう
なにがなんだか
ホントの故郷を
すでに忘れ気味でいたりするけど




嬉しいじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


爪の先から
トロケ出すような
オレのノスタルジア


喚起させるのに




コレ以上の一杯は
なかなか見つからないということです



なるべくなら
戻りたくないお茶の水


違う意味での故郷に
また通わなくてはなりません