何でもなくないような事が
幸せだったと思う
何でもなくない凪の事
二度とは戻れない昼
ちょうど一週間前に
この道を通った朝
昨日の事のように
今はっきりと想い出す
大酒を飲んだせいで
昨日は長い夜さ
どこまでも続く赤い
酔っ払いが集って
ブリと粕の今日は
まるでラストのように
タマネギを浮かべたまま
フルえるオレの症状
ゆすって起こしたオレを
恨めしそうににらんで
オレの手を握り返し
「今日もまた凪?・・・」と言った
何でもなくないようブリが
幸せだったと思う
何でもなくないような味噌のこと
二度とは戻れない正月
幸せだったと思う
何でもなくない凪の事
二度とは戻れない昼
ちょうど一週間前に
この道を通った朝
昨日の事のように
今はっきりと想い出す
大酒を飲んだせいで
昨日は長い夜さ
どこまでも続く赤い
酔っ払いが集って
ブリと粕の今日は
まるでラストのように
タマネギを浮かべたまま
フルえるオレの症状
ゆすって起こしたオレを
恨めしそうににらんで
オレの手を握り返し
「今日もまた凪?・・・」と言った
何でもなくないようブリが
幸せだったと思う
何でもなくないような味噌のこと
二度とは戻れない正月