いつもと違って
この日に限っては
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/13/f4a64dbac3b30bcdf5d124ec6086970a.jpg)
オレを悲しくさせません。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/09b9aeff29ef77d9b372dad95a980020.jpg)
そういうのでもなければ
なかなかこういうチャンスも
訪れないというもの
しかるに
もう二十年以上前だけど
おそらくこの店が
超激レトロというよりは
超レトロであったころ
それこそ6年間
毎日この前を通っていながら
一切の興味も湧かせなかったことに
いまさら驚きながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c8/c672402af3f3e143fafaef3adfc9fda6.jpg)
簡単に
昭和と言い流すには
さらに古スギているので
では
大正かといえば
あわよくば
明治とか
それはさすがに言いスギているので
やっぱりもどって
昭和にしておこうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e0/4c24cb19cd8d77a8e98b8d82fdd214f0.jpg)
ぐらいのレトロ
むう
時が止まっているようだ
とか
簡単に言うのも
もったいないぐらいの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/26/4b32419f88ef3ff866a03c5e6c357f22.jpg)
ストップ安(誤用)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2a/59459102de58b18af000179e69f25625.jpg)
やはり
この世の影の部分ような
飲みメニューを眺めつつ
ココで飲む人間ってのは
いったいどういう輩だろうか
と考えていたやおら
「耳なし芳一」を思い出すオレとか
思わず
書き忘れちゃうと
持っていかれてしまうような
つなぎ止めておかないと
持っていかれそうな亜空間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3e/0f376f38e6b8cc77896b2c06106361e1.jpg)
まあ
いろいろと
この世とあの世の境界が
不明瞭になっているのは
間違いがないようだけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/62/11f195bed3bf3555d3e1226429872db9.jpg)
そうだな
こういうとき
「ラーメン」でスルッとヌケるのが
儀式的な作法であれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/fe/fa7645df047162a18429ff7f269a68cb.jpg)
せっかく
前倒しで迎え入れてくれたのだから
苦手なニンジンも
促されるまま30回噛んで飲み込むように
身の残っていない手羽先を
これでもかとシャブり倒すように
タンメンお願いしマッス!!
オレを
冒険者と呼んでくれないか
新鮮な野菜がどこにあるのだろうか
という以前に
鍋があるのだろうか
という以前に
お湯が沸いているのだろうか
という以前
果たしてこのスペースから
脳内の「タンメン」が
どうやったら具現化できるのかという
難解な疑問を何回も重ねながら
そして
10分以上
静かに
静かに
何かが刻まれる音
とともに
何も茹でられない音
とともに
何も炒められない音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/29/6500f1d63b45173953a8c741d365091e.jpg)
っつか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/19/b9d5524ece77fccfd064914245d24122.jpg)
どうして (゜д゜lll) できてるの!?
店の奥の方に
丼上げ下げエレベーターみたいなのがあって
いやー実は私もねー
どことつながっているか
わからんのですよー ハハ
的な
この
圧倒的な
あの世感!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/80/81e2e9cb6d5345c25f3f130f9be0d154.jpg)
むう
アチコチに
ひき肉ではない
「肉」が散りばめられている風情
何の肉か
みなまで聞くな!!の風情
まあ昔から
こういうときはもれなく
タンメンなのにスーラーな風味が漂ったりして
オレの全食欲中枢が
刈り取られるのが常ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/94/a39d023589b2fb958b15b4331f5a95ab.jpg)
アレ
酸っぱくないし
お湯でもなく
野菜の甘みが溶けだした
微乳化にさえ映るスープ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/31/8b8194d09d628d16fa8c53810388b267.jpg)
一口ごとに
いつ酸味を検知してしまうかもしれない
なんてビクビクしながら
最後の一口まで
終始柔らかな甘みに包まれた
危なげながら
険しさのないスープ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/6413d37f423b8fe5009e0fd5cae52c24.jpg)
お兄ちゃんの知らない肉を使っておるからねぇ
ふぉっふぉっふぉっ
おじいさんは
テレパシー使いだったりもしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c3/e250cd14f39fa23aa62a39dd6583c1d9.jpg)
まるで魂を抜かれたようでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b5/88d3aed3ee4aa06a22efdfba749d4cd1.jpg)
ホントに魂の一部を
捧げてきたようでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/23/25b99e504dff5c1565551574586f79c4.jpg)
さて
思い出の坂を上ると
在りし日の癌研は公園に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/31/e16a9b87c94b13b8b55ff76b1b1fb980.jpg)
在りし日の母校は
大改造中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/70/77efbc720a1b53f03cc372b9ad6f3646.jpg)
在りし日のパン屋は
跡形もなく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f3/2526fb020cc1edccfb8d23faf4123fc3.jpg)
在りし日の角屋が
まだ在ってビックリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/a118cee309687386eff7eb3a9f331fe8.jpg)
そして
甘酸っぱくなりながら
あのころの毎日と同じように
池袋への通学路を
たどってみたのでした
この日に限っては
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/13/f4a64dbac3b30bcdf5d124ec6086970a.jpg)
オレを悲しくさせません。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/09b9aeff29ef77d9b372dad95a980020.jpg)
そういうのでもなければ
なかなかこういうチャンスも
訪れないというもの
しかるに
もう二十年以上前だけど
おそらくこの店が
超激レトロというよりは
超レトロであったころ
それこそ6年間
毎日この前を通っていながら
一切の興味も湧かせなかったことに
いまさら驚きながら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c8/c672402af3f3e143fafaef3adfc9fda6.jpg)
簡単に
昭和と言い流すには
さらに古スギているので
では
大正かといえば
あわよくば
明治とか
それはさすがに言いスギているので
やっぱりもどって
昭和にしておこうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e0/4c24cb19cd8d77a8e98b8d82fdd214f0.jpg)
ぐらいのレトロ
むう
時が止まっているようだ
とか
簡単に言うのも
もったいないぐらいの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/26/4b32419f88ef3ff866a03c5e6c357f22.jpg)
ストップ安(誤用)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2a/59459102de58b18af000179e69f25625.jpg)
やはり
この世の影の部分ような
飲みメニューを眺めつつ
ココで飲む人間ってのは
いったいどういう輩だろうか
と考えていたやおら
「耳なし芳一」を思い出すオレとか
思わず
書き忘れちゃうと
持っていかれてしまうような
つなぎ止めておかないと
持っていかれそうな亜空間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3e/0f376f38e6b8cc77896b2c06106361e1.jpg)
まあ
いろいろと
この世とあの世の境界が
不明瞭になっているのは
間違いがないようだけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/62/11f195bed3bf3555d3e1226429872db9.jpg)
そうだな
こういうとき
「ラーメン」でスルッとヌケるのが
儀式的な作法であれど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/fe/fa7645df047162a18429ff7f269a68cb.jpg)
せっかく
前倒しで迎え入れてくれたのだから
苦手なニンジンも
促されるまま30回噛んで飲み込むように
身の残っていない手羽先を
これでもかとシャブり倒すように
タンメンお願いしマッス!!
オレを
冒険者と呼んでくれないか
新鮮な野菜がどこにあるのだろうか
という以前に
鍋があるのだろうか
という以前に
お湯が沸いているのだろうか
という以前
果たしてこのスペースから
脳内の「タンメン」が
どうやったら具現化できるのかという
難解な疑問を何回も重ねながら
そして
10分以上
静かに
静かに
何かが刻まれる音
とともに
何も茹でられない音
とともに
何も炒められない音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/29/6500f1d63b45173953a8c741d365091e.jpg)
っつか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/19/b9d5524ece77fccfd064914245d24122.jpg)
どうして (゜д゜lll) できてるの!?
店の奥の方に
丼上げ下げエレベーターみたいなのがあって
いやー実は私もねー
どことつながっているか
わからんのですよー ハハ
的な
この
圧倒的な
あの世感!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/80/81e2e9cb6d5345c25f3f130f9be0d154.jpg)
むう
アチコチに
ひき肉ではない
「肉」が散りばめられている風情
何の肉か
みなまで聞くな!!の風情
まあ昔から
こういうときはもれなく
タンメンなのにスーラーな風味が漂ったりして
オレの全食欲中枢が
刈り取られるのが常ですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/94/a39d023589b2fb958b15b4331f5a95ab.jpg)
アレ
酸っぱくないし
お湯でもなく
野菜の甘みが溶けだした
微乳化にさえ映るスープ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/31/8b8194d09d628d16fa8c53810388b267.jpg)
一口ごとに
いつ酸味を検知してしまうかもしれない
なんてビクビクしながら
最後の一口まで
終始柔らかな甘みに包まれた
危なげながら
険しさのないスープ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/6413d37f423b8fe5009e0fd5cae52c24.jpg)
お兄ちゃんの知らない肉を使っておるからねぇ
ふぉっふぉっふぉっ
おじいさんは
テレパシー使いだったりもしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c3/e250cd14f39fa23aa62a39dd6583c1d9.jpg)
まるで魂を抜かれたようでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b5/88d3aed3ee4aa06a22efdfba749d4cd1.jpg)
ホントに魂の一部を
捧げてきたようでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/23/25b99e504dff5c1565551574586f79c4.jpg)
さて
思い出の坂を上ると
在りし日の癌研は公園に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/31/e16a9b87c94b13b8b55ff76b1b1fb980.jpg)
在りし日の母校は
大改造中
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/70/77efbc720a1b53f03cc372b9ad6f3646.jpg)
在りし日のパン屋は
跡形もなく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f3/2526fb020cc1edccfb8d23faf4123fc3.jpg)
在りし日の角屋が
まだ在ってビックリ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/a118cee309687386eff7eb3a9f331fe8.jpg)
そして
甘酸っぱくなりながら
あのころの毎日と同じように
池袋への通学路を
たどってみたのでした