どうして冷やし中華が嫌いなのか
今一度考えてみる
冷たいから
酸っぱいから
ちょっと甘いから
カラシだから
キュウリだから
ハムだから
錦糸卵だから
スープ無いから
値が張るから
キミが嫌いだって言うから
アナタも嫌いだって言うから
そして
なにより
生まれつき遺伝子に刻まれているから
この季節
「冷たいから」
以外の必然性を全く感じないのに
あのムダな極色彩を装い
さもそれが当たり前のような体で
今もまだ振舞い続けている
そうだ
オマエのことだ
ああ
血反吐が出るほどに
あら
ホントに血反吐が出ている
夏になるとよく聞く
「コレならさっぱり食べられるわね」理論
ケロリンの桶に顔突っ込んで
そのまま溺死すればいいレヴェルのセリフだと
毎度のこと思っている
さっぱり食うな!!
ものを食うときは
心して食え!!
重みを感じて食え!!
渦巻くエナジー
質実伴うカロリー
バリューをひしひしと感じながら
さっぱり食うべきでないものの
日本代表がラーメンだ!!
迷ったね
実際
信念を押し通し続けるか
いやしかし
できるはずも
するつもりもない仲直りかもしれんが
つかの間の右手を差し出すなら
この店のヤツでイクしかないかと
迷い殺していたね
実際
迷ったら逝け!!
吹き出た汗が
その場で沸騰するような灼熱が
ちょいと背中を押してくれた
夏のあの日
のぼせたオレが
のぼせ死ぬなら
大喜のヤツでイクしかないかなと
天敵ヒヤチューが
久しぶりに in front of する
稀有スギる瞬間
むう
大喜ならではという点描画が
ビッグライトを浴びて肥大化したような
色とりどりがあふれるビジュアルに
どの外側が
真に正しい正面なのかと
皿のハートも
オレのハートも
グルングルンと回りながら
ああ
そしたら
もしかして
酸っぱくなかったりして
キンキンな麺を
柔らかに抱くような
魚介たなびくダシ感が漂う
ああ
もしかして
酸っぱくないのに
包まれていたりして
って
やっぱり酸っぱかった
もはや
腫れ物に触るような
「冷し中華」という
超激腫れ物をどう扱うか
どこまで知らんぷりするか
どこまで知らんぷりできないか
どこで自己解釈を持ち出すか
どこで極論に展開していくか
どこでハシゴを外すか
どこでハシゴを上手くかけ直すか
「冷し中華」ってのは
医者に相談しにくいところにできたのごたる
アブない腫れ物以外の
何物でもないわけだけど
逃げなかったのが
大喜の在り方だったわけで
だったら
心から食べてみたいと思うのが
大喜に対する
オレの在り方だったわけで
その昔
冷やし中華に
ハムじゃなくてチャーシューが乗ってきたのを見て
「カッコ付けてんじゃねーよ!!」って憤るなんて
そんなお話をどこぞで読んだけど (たぶん久住先生)
そこから10年進んで
その100倍カッコ付けながらも
慣例の酸っぱさから
最後の最後まで逃げずに今に至る
ひとつの究極の冷し中華
なのかもしれない
冷やし中華を
心から愛している人にとっては
感涙するレヴェルの逸品
なのかもしれない
一方オレ
山の半分を超えた頃から
「うめしおとりそば追加でお願いしマッス!!」
いかにスムースに
抵抗なく放つか
そればっかりを考えて
悩みに悩んで
5万年のような5分間を
過ごしておきながら
「コレ最高ですね!!」
とだけ放って店を出るべき空気に
ただ窒息死した
あの日
「とっておきのワンピースを着てきたの」
笑顔を振りまく彼女に
ワンピースは好きじゃない とホンネを語るか
キミは何を着ても似あうね と旨味を放つか
さっさと脱がしちゃえ と早々に目論むか
どの生き方もできるのが
オレの人生ということです
今一度考えてみる
冷たいから
酸っぱいから
ちょっと甘いから
カラシだから
キュウリだから
ハムだから
錦糸卵だから
スープ無いから
値が張るから
キミが嫌いだって言うから
アナタも嫌いだって言うから
そして
なにより
生まれつき遺伝子に刻まれているから
この季節
「冷たいから」
以外の必然性を全く感じないのに
あのムダな極色彩を装い
さもそれが当たり前のような体で
今もまだ振舞い続けている
そうだ
オマエのことだ
ああ
血反吐が出るほどに
あら
ホントに血反吐が出ている
夏になるとよく聞く
「コレならさっぱり食べられるわね」理論
ケロリンの桶に顔突っ込んで
そのまま溺死すればいいレヴェルのセリフだと
毎度のこと思っている
さっぱり食うな!!
ものを食うときは
心して食え!!
重みを感じて食え!!
渦巻くエナジー
質実伴うカロリー
バリューをひしひしと感じながら
さっぱり食うべきでないものの
日本代表がラーメンだ!!
迷ったね
実際
信念を押し通し続けるか
いやしかし
できるはずも
するつもりもない仲直りかもしれんが
つかの間の右手を差し出すなら
この店のヤツでイクしかないかと
迷い殺していたね
実際
迷ったら逝け!!
吹き出た汗が
その場で沸騰するような灼熱が
ちょいと背中を押してくれた
夏のあの日
のぼせたオレが
のぼせ死ぬなら
大喜のヤツでイクしかないかなと
天敵ヒヤチューが
久しぶりに in front of する
稀有スギる瞬間
むう
大喜ならではという点描画が
ビッグライトを浴びて肥大化したような
色とりどりがあふれるビジュアルに
どの外側が
真に正しい正面なのかと
皿のハートも
オレのハートも
グルングルンと回りながら
ああ
そしたら
もしかして
酸っぱくなかったりして
キンキンな麺を
柔らかに抱くような
魚介たなびくダシ感が漂う
ああ
もしかして
酸っぱくないのに
包まれていたりして
って
やっぱり酸っぱかった
もはや
腫れ物に触るような
「冷し中華」という
超激腫れ物をどう扱うか
どこまで知らんぷりするか
どこまで知らんぷりできないか
どこで自己解釈を持ち出すか
どこで極論に展開していくか
どこでハシゴを外すか
どこでハシゴを上手くかけ直すか
「冷し中華」ってのは
医者に相談しにくいところにできたのごたる
アブない腫れ物以外の
何物でもないわけだけど
逃げなかったのが
大喜の在り方だったわけで
だったら
心から食べてみたいと思うのが
大喜に対する
オレの在り方だったわけで
その昔
冷やし中華に
ハムじゃなくてチャーシューが乗ってきたのを見て
「カッコ付けてんじゃねーよ!!」って憤るなんて
そんなお話をどこぞで読んだけど (たぶん久住先生)
そこから10年進んで
その100倍カッコ付けながらも
慣例の酸っぱさから
最後の最後まで逃げずに今に至る
ひとつの究極の冷し中華
なのかもしれない
冷やし中華を
心から愛している人にとっては
感涙するレヴェルの逸品
なのかもしれない
一方オレ
山の半分を超えた頃から
「うめしおとりそば追加でお願いしマッス!!」
いかにスムースに
抵抗なく放つか
そればっかりを考えて
悩みに悩んで
5万年のような5分間を
過ごしておきながら
「コレ最高ですね!!」
とだけ放って店を出るべき空気に
ただ窒息死した
あの日
「とっておきのワンピースを着てきたの」
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キミは何を着ても似あうね と旨味を放つか
さっさと脱がしちゃえ と早々に目論むか
どの生き方もできるのが
オレの人生ということです
マルちゃん マルちゃん正麺冷し中華5P×6個 | |
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