そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

江山楼本店@長崎県長崎市 「ちゃんぽん&皿うどん太麺」

2015-10-03 17:46:39 | ラーメン 九州地方
17年前
大勢で訪れた長崎

海沿いの
ちょいとリッチな中華料理屋で
窓からの景色はえらく美しかった

のに反して
べらぼうに甘ったるいチャイナが並んで
料理の残りっぷりが
パネェことになっていたのは




このお店だったと
思い出しました

〆にちゃんぽんも食べたはずだけど
コレまた
なんだかなぁ だったのも
思い出しました


だったら
いろいろアマい中華は
コレぐらいにして

さて歓楽街に繰り出すかね!!

って
おねいさん関連のアレやソレが
デッドな街なのが長崎である
なんてのを知り

もう長崎には用がないかもな
なんて思ってから

そうですか
17年も経ってしまったということですか




なんだか今回は
ズイブンとイメージが異なるなぁと

なんだか中華も甘くないし

おねいさんのお店も
探さなくてよい家族連れ

何よりちゃんぽんが
とても美味しく感じます




水が違うから
空気が違うから
かもしれないけれど

なんだかちゃんぽんが
とても美味しく感じます




ちなみにコレ
「リンガーハット」の名前の由来の
リンガーさんの住んでいたお家ね




石畳に仕込まれた
「ハートを探す」
なんてお約束より

「リンガーを探す」の方が
ラヲタの皆さんには
響きがよろしいはずで


なんて
いろいろ
気を良くしていたオレたちですから




教えを破って
中華街まで




マストな一軒とされつつも
意見の割れている一軒

まあ
一軒ぐらいにアテられても
優しくなれそうなオレたちですから

コレもひとつの
大切な経験ということで




ほう
ちゃんぽんも皿うどんも

並 < 上 << 特上

800 < 1000 <1500

というフレっぷり




ラーメンが800円なら
チャーシューワンタン麺が1700円に跳ね上がる
どこぞの荻窪を思い出させますけど

オレたち
乗っている「具」よりも

あくまで
ちゃんぽん
食いに来てるワケですから




並に




並ですよ

当然ですよ

こんな場合
「せっかくだから」と
「なかなか来られないわけだし」と
財布の紐が緩みっぱなしになっている旅行客が

客単価平気で2-3倍
落としていくのが
ココでの常識なところを




デフォ×2とか
しみったれた客のやーつは
意図的に手を抜いてやれ!!
なんていうのが定石だから


だったら
やっぱり
「上」

いや
それなら
やっぱり
「特上」かな

なんて心理には
死んでも至らないオレたちですから


もし

もしですよ

ココでホントに
作為が仕込まれたやーつ
なんかが登場しようものなら

まあコレ
血圧もボルケーノ!!
って感じですけど




ウ (゜д゜lll) マ!!

秒で膜が張るほどに
隙間のない特濃




お台場で
3・11のまさにあの日
惨劇の寸前にキメた一杯

ココまでコシを感じさせずに
ココまで濃厚じゃなかったような




一方皿うどんは
細の揚げ麺を選んだ時点で
どの店で食っても同じになりがち ってのを
昨日気付いてみたので




差異を受け止めるべく
あえての太麺にしてみると




アンカケることなく
「焼きそば」になってくるという
目ウロコなタイプ

皿うどんの概念が
またひとつ
脱皮しながら成長を重ねて


この
のどに引っかかりつつ
旨みをなすり付けながら落ちていく麺に
黄金のウォータースライダー




ビール (゜д゜lll) 飲みてぇなー!!

ナニコレ
つかみ十分じゃまいか




むう
お台場のちゃんぽんって
もっと粗造りだったような

コッチのは
豚肉少なめに
細かい魚介がどっちゃりと
あくまで海のダシをメインに立てていて




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ!!

コレでこそ
海が為せる一杯

長崎を代表する食い物だと
改めて納得できたりして

某ログの順位と
オレの周りの評価に
ココまで大きく開きがあるお店も
そうそうないけれど

某ログの順位の方に
大きく旗を上げざるを得ないお店も
そうそうないワケで



マルタイ 長崎ちゃんぽん 93g×12個
マルタイ


マルちゃん 青いちゃんぽん 87g×12個
東洋水産


サッポロ一番 旅麺 長崎ちゃんぽん 81g×12個
サンヨー食品


サッポロ一番 ちゃんぽんミニどんぶり 43g×12個
サンヨー食品


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日高屋@六本木 「中華そば」

2015-10-03 10:11:18 | ラーメン 港区
コレは
追いつかれたというのか
待っていたというのか




いつの間にか
幸楽苑の現在の最安値な一杯
並んだということに

まあ
自分にとっての
日高屋たるは




ラーメン屋というよりは




夜の隙間を埋めるべくの
3次会のお店




ときどき
朝タンメンのお店

ときどき
限定なんか
釣られたりもするけれど




もしかして
デフォラーバージンだったことに
気付いてしまった朝だから




うっはー

英訳すると
The Cheapest




世界各国からのバイトの皆さんが
必死に心を込めずに作ったら
まさしくコレになるのだろうという




まるで
空気人形を抱いているがごたるの
この空虚感は
底知れず




ああ
こんなのを抱いてしまったら

幸楽苑の390円
オリエント工業の
ラブドールにさえ思えてくるから
フシギなもので




逆に
作り方を教えて欲しいわ




どうやったらココまで
心を抜き去った煮豚を作れるのかと




ああ
コレぞ究極のカロリー

ムダではあれ

過不足なく
無駄のない

一見ラーメンのカタチをした
エネルギーの結晶体




あのとき
テレビの中で
社長さんは言っていた

「美味しく作りすぎると飽きちゃうでしょ」
「毎日でも食べられるものを提供しています」




毎日なんて (゜д゜lll) 食えねぇよ!!

人として
味覚以前に
人格を失ってしまいそうで




トドメの一撃

また食わなきゃ!!と

ココまで思わせない一杯も
それはそれで
スゴいことですね



熱烈 中華食堂日高屋―ラーメンが教えてくれた人生
開発社


日高屋だから「ひと」を学べた
知道出版


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