「大王」を冠して
ラーメンよりも
つけ麺主導
ということで
ロンのモチで
言うまでもなく
むしろ
いまとなっては
ラヲタが最も近寄らないであろう
まさにその系統であると
全人類が確信しているはずだけど
なぜに
痛い思いを重ねているというのに
再びそこに臨んでいるのかというと
あえて
「大王ラーメン」と
名称が違ったり
他の系列では見かけない
「翡翠麺」なるが置いてあったり
「ロース」なるが置いてあったり
その価格設定が理解できず
頚椎をブリむく客もあったり
なのに
激戦区の街道沿いで
しれっと30年以上継続しているという
知る必要のないその理由
考えれば
考えるほど
知りたくて
知りたくて
シャッターポールしちゃうとか
オレもとうとう
フレちゃったのかもしれないけど
開店直後から
完全貸し切り50分
ちょ
マジで
やってイケてんのかと
っつか
この元ヤンっぽい
おねいさん一人で回してんのかと
いやそれはないだろな
なんつて
店主の登場を待っていると
サブっぽいBBAが登場して
目の前で延々と餃子を巻き出したりして
ちょ
マジで
どーなってんのかと
やっぱり
このおねいさんのお店なのかと
夜はむしろ
飲み屋として機能している
なんてウワサを聞きながらも
リーガロイヤルの隣
椿山荘の目と鼻の先
そもそも
どの駅からも
そこそこに距離のある街道沿いで
この辺ってば
結構な高級住宅街なんでしょ
いったい誰が飲みに来てんだよ！！
というはなし
ほじれば
ほじるほどに
疑問が募りまくり
ブリムイた頚椎に
北風がツライこの季節ですけど
改めて
五目の存在しない
このワールドにて
やっぱココは
ラーよりもつけだろうなぁ
ってことは
この間と比べるべくの
「大王」だろうなぁ
ロースってなんだ？
400万円もすんのか
思わずググってみたら
排骨ってことか
って
つまみのロースは
600万円とか
それでも安くしている
ってことなのか
いったいどんだけ上から！！
もう平成も終わろうとしているこの時代に！！
どんだけ自己分析できてないのか！！
スミマセーン！！
ロース大王つけ麺！！
翡翠麺でお願いしマッス！！
って
1300万円のフラッグシップ！！
オレってば！！
フレちゃったのか！！
どうせ一度きりの出逢いなら
フルスイングでフリ切って
全力三振でもイイじゃないか！！
なんて言いながらも
揚げたてのパイコー
ビールのツマミにイイじゃないですか
翡翠麺とやら
おそらく画的にもイイじゃないですか
って
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
ジャク
少なくとも15回は
ジャクジャクやってましたね
パイコーをそんなに細切りにして
いったいどーしますのん！！
バラバラになってしまうやないかーい！！
って
巨大なのが
2枚乗ってました
ちょ (ﾟдﾟlll) っ！！
あまりにラージな丼に
ひっくり返るかと思いました
ラーメンじゃなくて
つけ麺を頼んだはずなんですけど！！
ハーイ！！って
なんスカ (ﾟдﾟlll) コレはー！！
かつて見た
どのつけ麺よりも
汁のサイズ的には
フレていたのかもしれません
奥の比較対象
ビールの中瓶が
まるで小瓶のごとく
全力でオレを
嗤っていたのかもしれません
ネタとして
ウレシイと
喜んでイイのか
ネタにするには
度を超えていると
泣いてイイのか
餡に浸して
齧った一片が
ショック死するかと思うほどに
激熱を極めて
この世界の片隅に
オレってば
試練のときを
迎えていたのかもしれません
あるといえば
微酸味クラス
酸っぱ有りきな
オールドスクールを予期しつつも
激熱フルアンカケの甘みが
中和と言うにはヤリスギな程に
アルカリの役目をユーエンミー
タイヘンなことになっちゃったぞ！！
目の前の餃子巻きBBAの手前
まるで涼しい顔して
心の中では緊急事態
2食分あるね
を超えて
2日分あるね
休日の一日
このあとのプランを
全力で白紙に戻しながら
ヌルくなるつけ麺が嫌いってな
よくある巷のフレーズを
コレマタ全力でかき消すような
ヌルくならないのがツラスギる
焼き石も
卓上IHも
土下座で許しを請うような
フィーバーパワフルな解答例
ビールをガロンで飲める
なんてな慣用句を
まるであざ笑うかのような
リアルに2ガロン飲める絵図
こと「意外性」に
人は心を揺さぶられるワケだけど
意外がスギるとき
人は素に立ち返ろうとして
フッと飛び出た
ウズラの一粒の
一周しての日常画図に
笑えるぞ！！オマエ！！
シャレてんな！！オマエ！！
ナメてんのか！！オマエ！！
バカにしてんのか！！オマエ！！
遊びじゃねぇんだよ！！オマエ！！
オレの中のゴレンジャーが
色もとりどりに絶叫していたワケで
ちょ
コレ
「メシ」としてヤリ切るにはツラスギる！！
「サケ」としてヤリ切るしかない！！
スミマセーン！！
緑茶ハイ下さい！！
って
元ヤンおねいさんが
スッと底に敷いた
このお店の様式美に
オレの中のゴレンジャーが
絶叫をカブせていたのは
言うまでもなく
もう
どうにもならないけれど
どうにでもなれー的に
ロール＆イン！！
狂ってるじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！
アンタってば
カイザーで
エンペラーで
リアルにキング
真の大王とはこのこと
コレから先
他の大王に
どれだけ悩まされることが
たとえあっても
僕には帰れる所があるんだ
こんなにうれしいことはない
 | 元ヤン 1 (ヤングジャンプコミックス) |
| 集英社 |
