そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

「米苔目 自作トライアル」@自宅

2020-08-24 09:20:34 | 自作ラーメン
目に留まるを超えて
心を撃ち抜かれるというか

未知の麺料理に
コイツを知らねぇのはヤベェぞ!!
こんなに惹かれたのは
ホントに久しぶりのことでした

米苔目

とりあえず
食ってみないことには始まらないと
そもそも東京で食えるのかとググり殺して
あのザマに至りまして

今度いつ台湾に行けるのかも
超激不透明なご時世ですから
なんであのときキメておかなかったのか!!
悔やんでも悔やみ切れないワケで

だったら自作!!
食ったことないけど自作!!


ミシュランシェフの公開レシピを
そのまま忠実に作ってみてから
モノホンを食べに行って

やっぱスゲェと感嘆する or
オレもヤルじゃんと鼻高々
そんな楽しみ方もあると
ラジオで聞いていた昨今

なんだかんだで
そこそこに経験は積んだはずの麺ワールド
全く違うものにはならんだろうという
ほんのりとした確信もあるワケで

とりあえず
自作っている
ジャパンなページを調べてみるけど

まあ無いわ

ほぼ無いね

なんとなくレシピを交換している
某知恵袋サイトにおいても
そもそも家庭料理だから絶対のレシピは存在していない
という結論

仕方がないので
台湾の手作り動画を
翻訳アプリを片手に
いったいどんだけ
見殺したことでしょう

そして知ることになる
ほぼ全てのレシピが異なっているだけでなく

ちゃんと麺線スタイルに
仕上がっているものから

それでイイのかよ!!的
衝撃的な食塊になり果てているものまで
見れば見るほどオドロキ重ね

温麺は当然
拌麺でもやるみたいだし
冷のスタイルは
まさかのスイーツにまで

なるほど
あのポータル
ココのレシピを拾ったんだなと
だから具合がよろしくないんだなと

とりあえず
見切り発車で失敗を重ねる
なんてことはしたくないお年頃なんス

あーやったら成功するかな
こーやったら失敗しそうだなと
一歩を踏み出す前から
Amazonポチポチを繰り返しながら

つい昨日までは
カオスのど真ん中にいたワケだけど

ついに本日
コレならイケそうだ!!
なんて結論に至りまして

いまだ届かずのAmazonの注文
ぶっちゃけムダになっちゃいそうだけど
思い立ったが吉日と言いますし

ということで
前置きがえらく長くなっちゃったけど




こういう感じで
始めてみることにしましたよ

基本米粉
コレ間違いなし




ほぼ全てのレシピにおいて
「在来米粉」という
インディカ米の米粉が使われているもよう

そして
つなぎのパティーンがアレコレ

日本太白粉=片栗粉
タピオカ粉やら
コーンスターチでヤル場合もあるそうで




在来米粉:片栗粉=100g:10g
一食分ならこんなアンバイ
失敗しても悔いのないアンバイ




そこに水120ml
トロトロになるまで混ぜます

ネットにおかれましては
このトロトロ溶液を作っておいて
それを加熱してつなぎにしながら
さらに米粉やら片栗粉を投じて
塊に仕上げていくというレシピが大半かと

でもこのレシピは
麺線に仕上げようとは思ってないレシピ

米苔目の語源となった
「米苔」と呼ばれる
でかい摩り下ろし機を使って

手で押し当てながら
お湯の上に直でブツブツ落としていく
超激トラディショナルな
雑スタイル用とみました

ちゃんと麺線に仕上げたい!!
(じゃなきゃヤラない)
健全なワタクシとしましては

このトロトロ溶液を
つなぎにするのではなく
そのまま粘度を上げて
麺帯もとい麺泥に仕上げることに




直火じゃなくて
様子を見ながらの
湯煎にかけるのがマストかと

動き早いです

あっという間に凝固始まります

出してはかき混ぜ
またちょいとヒート入れては
出してかき混ぜ

正直
ココで固くしたらアウト

「アレを買ったらおしまいだ」でお馴染みの
フィリップス製とかでも良いのかもしれんが

いまワタクシがAmazonに発注している
1000円台上等のやっすいチャイナ製の押し出し製麺機
あたりが必要になってくるはず




生クリーム絞り袋に通せるヤワさ

やっとまとまるぐらいの
ヤワヤワの泥状で十分です

圧延とか複合とか
まったく必要のない世界

鍋に落としたその先で
しっかりまとまってくれれば十分なはず

切り口の太さを調整できる
先を自分でチョッキンするタイプの
使い捨て絞りビニールでヤルなら
ヤワけりゃヤワいほど好都合

コシとか硬さへのこだわりとか
ムダな色気なんか出したら負けです (意味ないし)




こんな感じ

うちに余ってたのが
すでに穴の空いたタイプだったので
テープで細く絞ってますよ




ウニーっと




ウニウニーっと

こりゃ楽しい
ガキにヤラせたら絶対喜ぶわ

押し出し機がある場合は
麺帯ならぬ
麺泥塊作っておいて
必要量を適宜押し出せるという
メリットもあるかもなと

んでも
慣れてきたら
麺泥作るまで5分で出来るし

使い捨てホイップビニール
1枚5円からあるから

ぶっちゃけ
洗うのもメンドウそうな
押し出し機なんて要らないよね
(もう既にチャイナから発送中でキャンセル出来んとです)

とりあえず
小麦の麺に比べて圧倒的に時短麺
なんてのは間違いなく




茹で時間3-4分ってとこかしら

明確じゃないけど
なんとなく浮いてきます

どうよ
お初にしては
イイ具合じゃないスカ

正直どの動画で見たよりも
「雑じゃない」ですよ

コレぞジャパンクオリティ!!
とか言ってみたい




なんとなく茹で上がった気がしたら
冷水でシメます

動画では
この状態で保存
ってのが基本っぽいスね

このまま大量に煮込み続けているのを
注文に応じて容器に盛る
なんてラフな扱いでも良いみたい

逆にスープで煮込んだ方が
味が入ってヨサゲだし
小麦ベースの麺みたいに
時間経過でデロデロになりにくいっぽく

STAY HOMEのご時世で
獲れたてお魚ボックスを定期発注
結果副産物の鮮魚白湯で
冷凍庫が溢れそうな我が家では

煮込みの麺ってば
好都合にもバドガール

ということで
構想およそ1週間
実働およそ30分の




鮮魚白湯米苔目
完成しちゃいましたー




んー!!
鮮魚白湯ウマー!!

って
そんなことはおいといて




美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

自分で自分をホメ殺したいほどに
上手く出来ていると思いたい!!




モノホンを食ってないから分からんけど
こんなもんだと思いたい!!

っつーことで
とりあえずのマンゾク感に満たされながら

在来米粉:サブ粉の比率
散在するレシピには
数%から40%ぐらいまで
レンジがあるのね

いわゆる
現地では「Q感」と呼ばれる
クニクニとした食感は
どれほどのものを言うのだろうかと

今回のレシピのスバラシイところは
在来米粉:片栗粉=100g:10g
コレ簡単に変えられるところにもあったりして




二日目は
在来米粉:片栗粉=80g:30g




ケチって
昨日の袋を再利用したら
出口のビニール伸びて
「現地っぽい」ランダム麺になってもうたけど




でもちゃんと
キレイな麺線よ




本日は正油タンメン




日曜の朝7時からの
達成感で充実感




Q感
マシていたりして

麺ランダムなのも
コレはコレで
良いものかもしれん




マンゾクじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

ってことで
もし興味もって
自分でもやろう!!なんて
お仲間がいたりしたら

配合やら
麺線誘導やら
バージョンアップレシピ
是非とも教えて頂きたく


そんなワタクシのもとには
発注済みの押し出し機も届くでしょうし
タピオカ粉も届いてしまうでしょう

まさに終わりのない
孤独なレースは続いていくワケで

本場台湾でモノホンを啜る日への
夢も募っていくワケで


















Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 故宮@中目黒 「魯肉飯」 | TOP | こうや@四ツ谷 「たんめん」 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 自作ラーメン