ジャン・バルジャンを演じるのが、
ヒュー・ジャックマンだと知った時、
ピッタリジャンと思った。
デカイし。 強そうだし。
ウルヴァリンが好きだから、
彼の出演作品は、なるべく観ているのだけれど、
子供の頃、「ああ無情」は、読んで知っているし、
今回、ミュージカル映画なので、観る気はしなかった。
でも、誘われて行ったら、泣けた。
今更、内容にではなく、
ヒューの歌が、上手かったから。
さすが、トニー賞!
全ては銀の燭台から始まった
司教が、彼をかばったのは、
それが、司教の役目だったにすぎない。
だが、善意は、「ペイフォワード」のように連鎖し、
彼は、シャバで生きるチャンスを与えられた。
彼が、8年で市長になったのも謎だし、
過去がバレて、コゼットを連れて、逃亡した後も、
裕福になっていたのが、不思議だが…。
かつて、彼に助けられた男が、
「市長!」と呼んで、かくまったのには泣けた。
まさに、情けは人の為ならず。
歌えば愛もキザではない
エポニーヌが、愛するマリウスを、コゼットに会わせたり、
ジャン・バルジャンが、コゼットと恋仲の、マリウスを助けたりして、
自分の大切なものを、奪おうとする相手に協力する。
それほど、愛する人の幸せを願う。
そんな事、普通はできない。
この話は、無情ではなく、
愛情に、満ちあふれている。
リアルに「レ・ミゼラブル」
面談で、思わず担当者に、
「あなたが死神に見える。」と言ってしまった。
職場の人間を増やして、
又、働く条件を変えようとしている。
永い間、真面目にやってきた人間が、
一瞬にして、いらなくなる。
やる気、無くすよ。
どうせ、あいつらは、上からの命令で、
自分の仕事だけ、やってりゃいいんだろう。
だから、誰も優しくなんかない。
私まで、解雇されたら、どうしよう。
考えただけで、不安で死にそうになる。
今更、他へ、面接に行く気力も無い。
だって、今の仕事が好きなんだから。
あの人にも、二度と会えなくなってしまう。
語っても解決しない世の中
男やもめに、ムキになって語っただけで、
「可愛い~。」と言われたり、
親しくもない近所の人に、中立な意見を言っただけで、
「人柄がよく分かって…。」と褒められても、重いだけだ。
いくら、客観的な私でも、本当に、本当に、
人のセッカチさと、自分勝手さに、ウンザリしているんだよ。
だけどね。
福島から、家族がバラけて、生きているデータを見たり、
遺影写真を撮らされて、戦争に行った人を思うと、
何で私は、こんなにビビリなの、って思う。
日本でダメなら、ゴリラの群れに入ると言う、
武井壮には、ほど遠いメンタルだ。
食欲も無い。
TV見て、笑ってる家族が、うらめしい。
先日、見たドラマ。
太った三浦友和に、胃がんで死ぬ役は、おかしいだろう。(笑)
「海猿」で鍛えた体で、伊藤英明が、
ちょっと悪い役をやるのは、カッコイイ。
でも今、雇用の問題は、
ドラマ見て逃げられる程度の、不安じゃ済まされない。
私は、TV見てても、うわの空だ。
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