諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

「おやじキャンプ飯シーズン4~大分編~ 第3話」に泣けた。

2025年01月18日 09時14分10秒 | ユーチューブ
今回も「おやじキャンプ飯」の話です。

今回は神回でした。先ず新型アルトに乗った健康的な宇佐美妃花なる美女が登場。彼女は車椅子生活だった。一人でソロキャンプに遣って来た。心配で気が気で無くなる明夫。

そして車椅子の車輪が溝に嵌り動けなくなる。直ぐに助けに駆けつける明夫。妃花を助ける。

その後、妃花は何とかしてコットを組み立て、一人用のポップアップテントを開く。苦労しながらセッティングする。見守っていた明夫は、小さく拍手をする。

明夫は食事の準備をし始め、何時もの中華鍋を出す。「大きい」と驚く妃花。「キャンプ場で中華鍋を見たのは初めて」だと言う。

「お店やっているんですか、どこでやっているんですか」と聞く妃花。「きょ、きょ、きょ、京都」と答える明夫。

その後、キャンプ生活を続けている話をした明夫に対し、妃花は「なるほどねぇー、でも楽しそう。良い選択ですね」と明夫を褒める。

続けて妃花は「人間って一生に200万回決めるんですって。今日、何を食べようとか。でも、私たちって多分、200万回もないんす。危ないよ、こっちの方が良いよって、選ばせてくんないの」と。

ここで考えたのは「私たち」です。車椅子生活者を示しているのか、妃花と明夫を指しているのかが分からない。

「私たち」を強く発言した事と、急に妃花か明夫に対しタメ口になったのを見ると、後者だと私は感じた。妃花は明夫の心の闇を感じ取ったと思える。

妃花は「キャンプってさ、自然の中で不自由さを感じるものでしょ。だから好き」と。

明夫は「何が好き。中華」と聞く。

妃花は一瞬キョトンとしながらも「五目焼きそば。作ってくれるんですか」。

明夫は暫し考えて「あいよ」と答え作り出す。

食材は豚の細切れ、ニンジン、ピーマン、シイタケしかない。それでは五目にならない。そこで妃花の皿にだけ目玉焼きを乗せて五目にする。

食べだした妃花は泣き出す。「以前はサッカーをしていた。今はこれでしている」と車椅子を触る。そして「チャーハンか五目飯とも迷ったか、これで正解だった」と妃花。

明夫は妃花の選択を断らず守った。それて妃花は明夫の優しさに触れて泣き出したのだと思う。勿論、半分は車椅子生活を呪ってだと思うが。

姫花は「サッカーの試合に出れたら、観に来て」と誘う。曖昧な返事をする明夫。

そこで妃花は「自分では軽量過ぎて安定しないから」と言って、ヘリオクスのコットを明夫にプレゼントする。

4~6万円もする高額なコットなので、明夫は躊躇するが、友情の証として受け取る。こんな感じでした。

妃花は身体に障害がある。明夫は心を病んでいる。お互い似たもの同士と悟ったのだろう。私も親に流されてきた。200万回も決断は出来ないだろう。そんな感じがする。

明夫としては娘より年下の女子に選択を褒めてもらった。嬉しかった。自分よりも苦難の道を歩む妃花に神々しさを感じた。

妃花にしても自分よりも年上の男の心を助けられる。自分は生きていても人の役に立てられると実感した。

妃花は明夫に執拗に「自分の試合を観に来てくれと」と懇願する。

自分のサッカーが明夫を救える。人を救う為に自分も頑張られると思ってのことだろう。

っと以上です。ソロキャンプをする者は、群れから逃れたいと思う反面、人恋しい部分もある。人の優しさに飢えている。だから情を分かち合える。

今回はキャンプの神髄を表現した良い回だったと思います。


ではでは。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする