ユーチューブでしか放送していない??「おやじキャンプ飯」のシーズン4、大分編が放送開始しました。
私、京都編、和歌山編、滋賀編も全部視ています。キャンプが分かっている撮影陣が制作しているから、見入ってしまいます。何度も繰り返し視ています。気に入っています。
ただ、一つ注文を付けたいのですが、主人公・坂本明夫を演じる近藤芳正でしょうか。
うーん、大変言いづらいのですけど、「この男がキャンプなんてするはずないな」と重度のHSPの私めは見破っています。
でも、いないのですよ。60歳前後の設定でちゃんと演技が出来き、キャンプしても説得力のある俳優が。
居たとしても、「ひとりキャンプで食って寝る」の主人公をを演じた三浦貴大くらいでしょうけど、彼はまだ40歳前後。年齢的に無理。
因みに三浦貴大は三浦友和・山口百恵夫婦の次男ですが、スタイルやルックスに恵まれていない。だからキャンプが似合う。でも、それだけではない。
彼は自分を豆腐のメンタルだと言ってます。しかも絹ごしだとか。
そう、メンタルが弱いから一人キャンプが似合うのですよ。キャンプは色々と人生を考える、自分を強くする為にやるものですから。
ヒロシもキャンプ番組で人気になりましたが、あの男もメンタルが弱い。だから人気が出たのだと思います。番組的には私、好きではないですけど。
その点、近藤芳正はメンタルが強そう。高級官僚がはまり役。小狡く要領が良さそうです。私の高屈折の心のレンズにはそう映ります。
もっとも私と同年代とはとても思えませんが。
しかし、彼には演技力があった。良い意味で私を騙してくれる。
はまり役とは言えないまでも、不器用でメンタルが弱い役を演じてくれている。その点は評価します。演出の力もあるとは思いますが。
でもねぇー、一人娘が宇宙飛行士と言う設定はどうでしょ。ちょっとありえないでしょ。私はその点が気に食わない。
私が原作を書くなら不慮の事故で妻と娘を亡くし、キャンプをしながら自分の死に場所を探す設定にします。
キャンプで多くの人と出会い再生するのか、やはり死んじゃうのか。
キャンプをしながら人生とは、生とは、死とは等々、答えの出ない問題を自問自答し、多くの人と出会い、過去を振り返りつつ結論を出す。そんなストーリーにします。
60歳って人生を悟る適齢期でもありますし。
続く。