諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

広瀬川のヤマメは放射能OK。でもイワナは駄目。

2015年06月01日 11時30分22秒 | 東日本大震災

今日で6月ですね。一年で一番良い季節ではないでしょうか。

テレビ番組のジョブチューンに出演していた仙台市の村井市長も言ってましたが、日本で気候的に一番住みやすい街は私も仙台だと思います。

昔は30センチ以上の積雪がありましたが、現在は温暖化のせいか雪が積もることは少ないです。東京より少ないのではないでしょうか。

夏も比較的涼しい。熱帯地方である東京都と比べ仙台はパラダイスです。特に太り気味で暑さに頗る弱い私にとっては楽園です。本当に良い街ですよ、仙台は。

っと言いたいところですが、仙台人は人が悪い。これは残念ながら当たってます。トラブル・事故・訴訟・詐欺のオンパレードです。

私、父親の話は殆ど嘘だと思っていますが、親父の口癖だった「仙台人を見れば泥棒と思え(人だっかな)」と言う言葉は、仙台で生き抜くには絶対条件の様に思います。兎に角、人を疑う心が大切です。隙を見せたらそこに付け込んで来るのが仙台人です。

仙台で成功するには「仙台人の上前をはねろ(泥棒だったっけ)」、そして「仙台人の目を抜け・・・・」じゃなかった「生き馬の目を抜け」と言う気概で生きていかなければならないと思います。本当に油断ならない街だと思います。仙台は・・・・。

油断ならないと言えば地震ですね。仙台は3.11で震度6強を2度経験しましたが、今でも大地震が発生する確率はトップクラスだと思います。

最近、古い仙台に関する本を読んでいるのですが、過去にも大地震、大津波が何度も仙台を襲っていました。それを市では黙っていた・・・・・っとは言いませんが(知らん振りはしていた)、積極的には発信しませんでした。多分、イメージを考えての事だと思います。

もし積極的に大津波が過去に何度も襲っていた事を発信していたら、宮城県の津波犠牲者約1万人の内、助かっていた人は1000人単位でいたかも知れません。本当に罪な事をしたと思いますよ、仙台市も宮城県も。

私の弟の友人で仙台地下鉄東西線が出来るという事で、荒浜に2世帯住宅を造った者がいたのですが、家を新築して数年後に大津波で流されました。ご両親も流されて亡くなっています。

もし過去に地下鉄東西線の荒井駅周辺まで津波が来ていたことが知らされていたら、その隣の荒浜なんかに家を建てなかったと思います。

しかし、仮に発表していたら地下鉄東西線も立ち消えになっていたかも知れない。それを阻止したい為に過去の大津波をスルーしていたのではないかと、どうしても疑っちゃいます。

大変残念ながら、仙台で暮らすには「まず疑う」。この気持ちが大切だと思いますね。生き延びる為にね。

さて、何時もながら長々と前置きを書いちゃいましたが、今私が疑っているのは仙台を流れる川の放射能汚染です。

私、20代の頃まで、広瀬川上流の新川、奥新川へしょっちゅう渓流釣りに行ってました。特に新川はNHKの「マッサン」で有名??なニッカウイスキー新川工場があり、そのニッカウヰスキーが魚を放流しているとかで魚影が濃い。だから頻繁に通ってました(私は恥ずかしながらニッカウヰスキーのニッカは、新川から取ったと思っておりました)。

これは未確認の噂ですが、ニッカウヰスキーでは工場の排水を新川に流している。だからその罪滅ぼして魚を放流していると聞いてました。

この話、嘘か真かは知りませんが、「ウイスキー製造での排水なら問題ないだろう」と軽く考え、釣行を続けていたのです。

そして或る日、15センチ程度の小さな魚が毛鉤で釣れました。小さいのでゴボウ抜きで引き上げたその瞬間衝撃が走りました。「渓流なのに毛鉤でヘラブナが釣れた」と思って。

引き上げてその魚を見て更にビックリ。ヤマメでした。ヤマメなんですが、形がヘラブナなんです。こんなヤマメ見た事が無い。有り得ない。

そして私は憎しみを込めてニッカウヰスキー工場を睨みました。「やりやがったなぁー」と憎悪の炎を私の細い目に宿して。

これはニッカウヰスキーが新川に流していると噂される排水が原因だと思いました。もう新川での釣りは無理だと諦め、長年渓流釣りから遠ざかっておりました。

その20数年後、稀に突然変異で平たいヤマメが出ることを渓流釣師でもある例のY氏から聞かされて、ヘラブナ風ヤマメの原因は私の誤解だと知りました。ニッカウイスキーさん、スミマセン。

それで「そろそろまた新川へ渓流釣りに行きたいな」と考えていたところ、3.11の東日本大震災が発生。放射能の影響で宮城県の大半の川の魚が汚染。魚の採取は禁止へ。

まさかと思いました。淡水魚って放射能が蓄積されやすいそうです。岩手県の南の地域まで魚の採取が禁止されているのです。こんなに広範囲に川釣りが駄目になるとは夢にも思いませんでした。

そして今年。「そろそろ渓流釣りは出来る様になったかな」と思い河川の放射能汚染状況を調べましたら、何とヤマメを採取しても良い事になっているじゃないですか。つまりヤマメを釣って食べてもOKとなったんです。ヤッター、パチパチパチパチ。

しかし、次の項目を見て唖然。岩魚(イワナ)は駄目って書いています。何で。

イワナもヤマメもマス科の魚です。魚体の模様は違いますが、形はほぼ同じです。イワナは最上流、ヤマメはそれよりチョット下に生息しているだけの違いと言えます。勿論、同じ場所に生息していても全然不思議じゃないです。それなのに何故、ヤマメはOKでイワナはまだ駄目なのか判りません。どうなってるんだろう。

まさかとは思いますが、放射能汚染が無くなった訳でもないのに漁協がゴリ押しして遊魚料欲しさにヤマメの採取をOKとした。もしもの場合、言い訳を考えてイワナはまだ放射能に汚染されたままとしたのではないかと勘ぐっちゃいます。どうなんだろう、これ。

仙台は疑わなければ生きて行けない街です。イワナがまだ駄目ならヤマメも駄目。川魚は全て駄目なんじゃないでしょうか。

うーん、やっぱり渓流釣りはまだ時期尚早と考えた方が安全だと思います。

取りあえず釣っても食べるのは止めた方がいいと思います。残念ながら。

 

ではでは。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする