私のブログで一番人気の記事は「家の守り神だった蛇。そして祟り」のようです。新しい記事を書いてもこの記事の方が検索数が多く、チョット微妙な気持ちになります。そんなに力を入れて書いたつもりは無かったので。
これから書く話は私も書こうかどうか思案していたのですが、「これだけ読んでいる人がいるのであれば書いておこうかな」と言う気持ちになりましたんで、ちょっくら書かいてみますね。
っとは言っても名前を出すと検索されてしまうのである程度暈して書きます。そこのところ宜しくです。
さて「家の守り神だった蛇。そして祟り」の話しで、蛇の鱗の痣が出来た母の長姉のその後の話です。
長姉は現在90才代。ちょっとボケが始まっていますが、まだまだ元気です。
長姉は蛇の祟りから数年後に常磐炭鉱で働いていた夫と結婚。自分は梨園を経営し、幸せに暮らしてました。
そして蛇の祟りから約20年後、今から約55年前、傷ましい事件が起こります。長姉の夫が炭鉱のトロッコ事故で亡くなったのです。
長姉は二人の息子を育て、娘を妊娠中でした。そして夫が事故で亡くなった。享年42才。長姉は悲しみに暮れた人生となりました。
幼い二人の息子だけでも大変なのに娘を妊娠中でしたからね。そりゃ大変です。亡くなった夫は心根の優しい男だったようで、「何故、夫が死ななければならなかったのか」と随分悩み苦しんだようです。その気持ち、私も凄く判ります。
長姉は夫を亡くした悲しみ・苦しみから縋ったのは宗教。その宗教の名は「生長の家」。新興宗教ですね。
長姉の弟に○○学会の幹部だった者がいます。現在はお金が払えなくなって脱会しています。
どちらもお互いに信じる宗教を熱心に信仰してました。。そうなるとどちらも兄弟を勧誘する事となります。10人兄弟の末っ子だった私の母は「生長の家」の総会に出席させられたり、○○学会に勧誘されたり大変でした。
「生長の家」と「○○学会」ですからね。そりゃ兄弟の仲は悪くなる。周りの兄弟も迷惑します。
○○学会幹部のだった弟の方は年間1000万円を上納。それを年間2000万円に上納金を値上げされ払えず脱会しましたが、金を要求する神って誰なのでしょう。
私、これは確信していますが「神と自分」、それで全て完結する。毎年大金を要求する神なんて存在する訳ありません。
宗教は集団化するべきではない。大金を要求する者は神を語る人間。その者は神ではない。タダの人間。人間を信仰して大金払って何になるのでしょう。
神を語り金儲けしている者を信仰しても神を信仰しているとは言えません。本当に馬鹿げていると思います。もっとシンプルに考えて欲しいと思いますね。
私は「生長の家」に付いては殆ど知りません。妹夫婦が結婚した時、その長姉が人型の紙を妹夫婦にスリスリしていたので神道の祓い清め系統と考えていますが(キリスト教、仏教等々、何でもありみたいです)、組織に属さなくてもそれは出来ると思います。
長姉は「生長の家に入会して自分は救われた。入っていなかったら生きて行けなかった」と語ります。それはそれで良いとは思いますが、大分お金を上納しています。
お金が無いと信仰出来ないのであれば、それは宗教では無く商売です。私はそんな商売には関わりたくは無いです。でも「救われた」と言われたら言い返す言葉は無いですね。
うーん、私にはそこの所、まだまだ判りません。一体、宗教って何なのでしょう。判って信仰している人がいたら聞いて見たいです。多分、少ないと思いますけど。
続く。