諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

神道と相撲道。或いは負けた力士こそが瀬織津姫だ!? その6

2018年01月14日 16時55分28秒 | 瀬織津姫
「ではでは」で一旦終してしまいましたが、肝心な事を書き忘れた。日本相撲協会の桜紋に付いてまだでした。ボケちゃったかなぁー。そんな訳で「まだまだ」続きます。

さて、何で日本相撲協会のシンボルマークが桜紋なのか。

多分、相撲は散り際も大事。そんなとこから付けたと思います。もしかしたらですが・・・・・。

でも私の考えは違います。大歳神は疱瘡神。昔から怖い順に「地震、雷、火事、親父」と言いますが、一番怖いのは疱瘡です。津波を引き起こす地震も怖いですが、昔は日本の人口の半分が疱瘡で亡くなった時代もあった。地震よりも疱瘡の方が断然怖い。訳が分からず人が死ぬのですから。

神道の七五三の行事も疱瘡で免疫の低い子供が死なない為の行事。若しくは死ななかった事をお祝いする行事です。注連縄(しめなわ)を七五三縄とも書きます。出入り禁止を示す境界線が七五三縄。

元々は天の岩戸に天照大神が戻れない様にする為の七五三縄ですが、それって大歳神が出て来ない様にする、若しくは天照大神が大歳神に戻らない様にする為とも言える。それが七五三縄。それって大歳神に疱瘡をまき散らして貰いたくないからとも言える。だから注連縄を七五三縄と言う様になったのではないでしょうか。

鬼渡神も疱瘡神です。そして水神も風神も疱瘡神。福島県では風神と水神が並んで祀られているケースが多いのですが、それは男女の太陽神であり元・天照大神である大歳神だと私は考えます。

不思議な話なのですがギリシャ神話の太陽神・アポロンはペスト神でもあります。あの空飛ぶ変な馬車に乗ってペストをまき散らす迷惑な神なのです。たからペストをまき散らして貰いたくないから信仰されている。これは大歳神や鬼渡神が信仰される理由と同じです。

考えてみたら神道の神々とギリシャ神話の神々は同じ考え方ですね。神々が罪を犯して失敗して酷い目に合う。それは人の罪を神が代わりに犯して罪を背負うから。だからギリシャ神話でも神道でも争いが起きづらいのではないでしょうか。

それにしても太陽神が何故に疱瘡神なのか。それは太陽が雨も風も支配しているから。雨風が疱瘡を運んでくる。否、太陽の眷属が疱瘡を運ぶ。その眷属とは鳥。特に渡り鳥がそのトーテムではないでしょうか。

宮城県・福島県は渡り鳥の飛来地ですが、渡り鳥は祖先の霊と考えられて恐れられていた。渡り鳥を知らないで食べたら現地の人々は発狂してました。槍先に鳥の羽が付いているだけでも一揆の農民たちは逃げて行ったと言います。渡り鳥をこの地の人々は大変恐れていたのです。

これはロシアの渡り鳥の飛来地でも同様だそうです。昔のロシア人も渡り鳥を恐れていた。それは何故なのか。

私、鳥インフルエンザのサーズが原因だと思います。何故か渡り鳥が一斉に死ぬ。そして家畜の鳥たちサーズにかかって全滅する。天然痘などの疱瘡で子供が死ぬのもそれが原因していると考えた。だから渡り鳥を恐れたのではないでしょうか。


続く。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする